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地球史上最大級の竜脚類「パタゴティタン・マヨルム」が日本国初上陸—恐竜の巨大化、生物の進化に迫る「巨大恐竜展2024」開幕

恐竜の巨大化、生物の進化に迫る「巨大恐竜展 2024」が開幕した!どのような恐竜展になっているの!?記事を読み進めよう!

 
Giant Dinosaurs 2024|巨大恐竜展
竜脚類「パタゴティタン・マヨルム」に畏敬の念を感じたというSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの中澤遼さん(ダンサー) ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
Giant Dinosaurs 2024|巨大恐竜展

地球史上最大級の竜脚類「パタゴティタン・マヨルム」の大きさに驚くSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの中澤遼さん(ダンサー) ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

Giant Dinosaurs 2024|巨大恐竜展

竜脚類の呼吸の仕組みを知ることができるインタラクティブ展示 ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

地球史上最大級と言われる竜脚類「パタゴティタン・マヨルム」の全身復元骨格標本が、日本国初上陸!同標本は、イギリス ロンドン・大英自然史博物館にて昨年2023年3月から今年2024年1月まで開催された企画展「Titanosaur: Life as the Biggest Dinosaur」(邦題「ティタノサウルス類:最も大きな恐竜たちのくらし」)で公開されたのち、国際巡回の第1会場目となる本展で日本国初公開となった。本章では、「パタゴティタン・マヨルム」を、全身復元骨格標本とタッチパネルなどを駆使したインタラクティブ(体験型)展示で紹介。

パネルやインタラクティブ展示では、「パタゴティタン・マヨルム」の発掘と復元から、骨学、体重推計、群れでの生活、竜脚類の巨大化の仕組みや産卵と孵化、呼吸の仕組み、消化器官、心臓、早い成長、生涯までを知ることができる。さらに「パタゴティタン・マヨルム」と同じアルゼンチン共和国パタゴニアのセロ・バルチーノ層から発見された獣脚類「ティラノティタン」の頭骨標本も展示されている。

パタゴティタン・マヨルム

竜脚類 ティタノサウルス類 Patagotitan mayorum(パタゴティタン・マヨルム)は、現地の農民によってアルゼンチン共和国パタゴニアのセロ・バルチーノ層(1億100万年前の地層)で発見。前期白亜紀に生息していた竜脚類ティタノサウルス類で「パタゴティタン・マヨルム」1種のみが知られている。生存当時は、全長約37m・体重約57tもあったと推測される。


 

Giant Dinosaurs 2024|巨大恐竜展

竜脚類「ディプロドクス」全身骨格標本/長野県古生物学博物館蔵・竜脚類「バロサウルス」生体復元ロボット/ココロ蔵 ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

born第4章 さまざまな竜脚類

本章では、大人気の竜脚類「ディプロドクス」や竜脚類「カマラサウルス」、竜脚類「アマルガサウルス」、「エウヘロプス」、竜脚類「マメンチサウルス」の全身骨格標本、竜脚類「バロサウルス」や福井県で見つかった竜脚類「フクイティタン」の等身大ロボットなどが展示され、さまざまな竜脚類を紹介している。

born第5章 巨大恐竜の終焉

草食恐竜は、肉食恐竜に捕食されるだけでなく、草食恐竜同士でもエサとなる植物をめぐって生存競争にさらされた。本章では、ヨロイ竜「デンバーサウルス」やヨロイ竜「クライトンペルタ」、鳥脚類「チンタオサウルス」の全身骨格標本、鳥脚類「ブラキロフォサウルス」“Leonard(レオナルド)”のミイラ化化石標本などを観ることができ、鳥脚類、角竜類、ヨロイ竜類、草食性の獣脚類などさまざまな草食恐竜の生存戦略を紹介している。

bornSHOP

Giant Dinosaurs 2024|巨大恐竜展

SHOPには恐竜グッズがたくさん!「パタゴティタン・マヨルム」のぬいぐるみとクッションを手にするSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの中澤遼さん(ダンサー) ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

Giant Dinosaurs 2024|巨大恐竜展 2024
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地球史上最大級の竜脚類ティタノサウルス類「パタゴティタン・マヨルム」の全身骨格標本が日本国初上陸を果たし、ついに初公開!「パタゴティタン・マヨルム」の全身復元骨格標本をはじめ、恐竜を含む絶滅動物と現生動物の骨格標本が集結、恐竜の巨大化や生物の進化を知り、地球環境や生物多様性についても考えることができる素晴らしい機会となっている。「パタゴティタン・マヨルム」の大きさとド迫力に圧倒され、この巨大な恐竜が太古の地球にいた事実を目の当たりにし、息を呑むほど。同時に、現生するアフリカゾウやキリンなどの野生動物も絶滅の危機に瀕していることも頭を過ぎる。私たち人類は、同じ生物・動物である野生動物を絶滅させないために何をする必要があるのか——恐竜の絶滅は隕石衝突や活発な火山活動を原因とする自然災害、野生動物の絶滅は人間による乱獲や環境破壊——昨今は、野生動物の乱獲や環境破壊に留まらず、人が人の多様性までも侵害・破壊しており、人が人を大切にせず、自分たちで自分たちを破滅、絶滅、分断させるように向かって歩んでいるように感じる。“生かされ生きている”の精神で生物=動物や昆虫、植物、人、そして環境、すべてを大切にしていかなければ、人類を含む生物と地球の未来はない。「巨大恐竜展 2024」を通して、地球環境や生物多様性について考えていただき、生物・動物を考えることが人類についても考えることだということを知っていただきたい。本展の内覧会に出席して体験したSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの中澤遼さん(ダンサー)は「「パタゴティタン・マヨルム」の迫力と大きさに畏敬の念を抱きました。足の骨なんて僕の体の幅より太い・・・。こんな巨大な恐竜が太古の地球上を闊歩していたと考えると、本当にすごいですし、人間(人類)のちっぽけさを感じます。全身復元骨格標本とタッチパネルなどのインタラクティブな展示で「パタゴティタン・マヨルム」、恐竜の巨大化や生態を知ることができた貴重な機会になりました。また、人類の発展と比例して野生動物が絶滅している事実があり、人間のちっぽけさゆえに地球や野生動物に与えている影響の大きさも考えさせられます。恐竜を含む生物の巨大化や進化について知り、さらには第6の絶滅危機と言われるいまの地球環境や生物多様性についても考えさせられる「巨大恐竜展」です。地球環境を大切にして、ヒトを含む生物多様性を守っていきたいですね。子どもから大人まで楽しむことができるので、ぜひこの夏に「パタゴティタン・マヨルム」をはじめとする巨大な恐竜や生物に会いに行って下さい」と感想をコメントした。中澤遼さんによるリポート映像をCHALLENGER’S TV beehiveにて近日配信予定!YouTubeチャンネル登録をしてお待ちを!お楽しみに!

 
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