アンガールズ 田中卓志“今回は山根のバーター”に山根良顕“ムシで言う寄生虫”—ムシの多様性に迫る特別展「昆虫 MANIAC」開幕

特別展「昆虫 MANIAC」のオープニングイベントに登壇したアンガールズ（山根良顕さん・田中卓志さん）と国立科学博物館の研究者ら ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

お笑いコンビ アンガールズの山根良顕と田中卓志が、2024年7月12日（金曜日）に国立科学博物館（東京・上野公園）にて開催された特別展「昆虫 MANIAC」オープニングイベントに登壇した。

特別展「昆虫 MANIAC」の開幕に先駆けてオープニングイベントが開催され、本展を監修した国立科学博物館の研究者に加え、公式サポーターを務めるアンガールズが登壇。研究者の白衣を纏い、昆虫がデザインされたネクタイや本展オリジナルグッズを身に付けて登場したアンガールズは、身に付けていたオリジナルグッズについてMCに聞かれると「こういうのも売っているので！早速、買えみたいな話をしてすみませんが（笑）」と冒頭から会場の笑いを誘い、続けて公式サポーターのオファーを受けたことについて聞かれると、田中卓志が「僕の体型が昆虫に似ているから“あ、そういう仕事ね”と思ったら、山根が昆虫の新種を発見したことがきっかけで決まったと聞いて、“俺、今回は山根のバーターなんだ”と思って——さんざんバーターしてやったことはあるけど、バーターされるってこんなに楽しんだと思いました。これから昆虫（関連の仕事）で毎回連れて行ってもらいたいなと思っています」と山根良顕の仕事に乗る気満々。人生初の逆バーターという山根良顕は「虫で言う寄生虫ですよね（笑）普段は僕が寄生虫なんですけど」と自虐し、2人のコンビ愛が伝わってくる掛け合いを見せた。一足早く本展を観賞・体験したアンガールズは、オオセンチコガネの生体展示と、素数ゼミの鳴き声を体験するブースが印象に残っていることを明かした。最後に「昆虫になりきってこれから来場する方へのメッセージを」と要求するMCのムチャぶりに、2人は屈んで体を丸めてムシのようなポーズをとりながら、田中卓志が「体感したり、観たりできるので、観に来たら楽しいよ！僕たちが国立科学博物館で待っているよー！」と呼びかけると、山根良顕が「いや、おかしいでしょ！俺たちがムシになりきるって（笑）」とつっこみ、終始笑いと“ムシ”ネタの絶えないオープニングイベントとなった。

本展は、国立科学博物館が昆虫をテーマに2018年に開催し、約40万人以上を動員した特別展「昆虫」を超マニアックにパワーアップさせて6年ぶりに開催する特別展。5人の研究者＝ムシ博士がマニアックな視点でセレクトしたマニアックな昆虫からマニアックに深掘りするおなじみの昆虫まで、マニアックな昆虫標本を展示し、最新研究も織り交ぜながらムシの多様性を深くおもしろく紹介している。まだ見ぬ驚きの、そして底知れぬムシの多様性の世界“沼”が待ち構える。

特別展「昆虫 MANIAC」は、2024年10月14日（祝日・月曜日）まで国立科学博物館（東京・上野公園）にて開催。

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