• HOME
  • NEWS LIST
  • Universe
  • 特別展「鳥 〜ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統〜」の見どころが明らかに—600点超の標本や生体復元モデルを展示

特別展「鳥 〜ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統〜」の見どころが明らかに—600点超の標本や生体復元モデルを展示

国立科学博物館が今秋開催する特別展「鳥 〜ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統〜」の展示内容と見どころを発表した!どのような特別展になるの!?記事を読み進めよう!

 
特別展「鳥〜ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統〜」
特別展「鳥〜ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統〜」ビジュアル
ペラゴルニス・サンデルシ 生体復元モデル

日本国初公開となる「ペラゴルニス・サンデルシ」生体復元モデル/国立科学博物館蔵

国立科学博物館(東京・上野公園)が今秋開催する特別展「鳥 〜ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統〜」の展示内容や見どころが明らかになった。

 

国立科学博物館は、史上初となる鳥類をテーマにした特別展「鳥 〜ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統〜」の展示内容や見どころを発表。本展では、国立科学博物館の現生鳥類研究者と古生物研究者が連携し、古今東西の身近な鳥から、珍しい鳥、可愛すぎる鳥、個性的な鳥、絶滅してしまった鳥、2021年に新しく日本国固有種と認められた「キジ」「ホントウアカヒゲ」「オリイヤマガラ」「オガサワラカワラヒワ」「リュウキュウサンショウクイ」まで、多種多様な世界中の鳥600点以上の標本を最新の系統分類に展示し、鳥マニアはもちろん、鳥に詳しくない人や鳥に無関心な人たちにも鳥類の起源である恐竜から多様に進化した鳥類の魅力を解説するほか、すでに日本国では絶滅してしまった「キタタキ」「トキ」、絶滅危惧種の「フィリピンワシ」「ヤンバルクイナ」のゲノム解析による研究結果、「ハヤブサはタカよりもインコに近い仲間?」「北半球と南半球の鳥は系統が違うのに、なぜそっくりに進化した?」など、鳥類の進化に対して、ゲノム解析の視点からアプローチし、分類学上の「目」ごとに会場全体をレイアウトして系統や生態に関する最新の研究成果を紹介する。また、「絶滅」「翼」「猛禽」「ペンギン」「フウチョウ」の5テーマに集中して展示する「特集」コーナーや、「サギ類の多様な採食方法」「つがい外の性関係」「カッコウの托卵で宿主は滅びないのか?」など鳥の特徴的な生態に関するトピックを23の「鳥のひみつ」コーナーで解説し、興味深い鳥の世界をより深く解き明かしていく。中でも日本国初展示となる史上最大級の飛ぶ鳥「ペラゴルニス・サンデルシ」の生体復元モデルと美しい羽根をもつ「フウチョウ」12種の標本は、貴重な展示となるようだ。

本展は、急速に発展するゲノム解析による研究で明らかになった最新の系統分類をもとに、鳥類に特有な体の構造や生態を紹介しながら、鳥たちの多種多様な進化を解説し、身近に存在する鳥への理解を深め、鳥とともに歩んでいく未来や環境保全の重要性について考える特別展となる。

 

特別展「鳥 〜ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統〜」は、2024年11月2日(土曜日)から来年2025年2月24日(休日・月曜日)まで国立科学博物館(東京・上野公園)にて開催される。

SAPIENS TODAY|サピエンストゥデイの読者のみなさまとCHALLENGER’S TV beehiveの視聴者のみなさまの中から抽選で、特別展「鳥 〜ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統〜」の無料観賞券をプレゼントさせていただきます。詳しくは、次のページ(下部[続きを読む>])をご覧ください。

RECOMMEND
INFORMATION

 

会期: 2024年11月2日(土曜日)から来年2025年2月24日(休日・月曜日)
休館: 月曜日
時間: 未発表
会場: 東京・国立科学博物館(東京都台東区上野公園7-20)
料金: 未発表
主催: 国立科学博物館、日本経済新聞社、BSテレビ東京
注意: 会期や開館時間等に変更が生じる場合や、休館となる可能性があります。最新情報、詳細、注意事項を公式サイトおよび公式SNSにて必ずご確認ください。
備考: 公式サイトは、2024年夏リニューアル予定

 
国立科学博物館
https://www.kahaku.go.jp/

 

 

特別展「鳥 〜ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統〜」
続きを読む
1 / 2

1年前の昨年2023年11月に発表された特別展「鳥 〜ゲノム解析で解き明かす新しい鳥類の系統〜」の今秋開催!昨年、国立科学博物館をはじめ、全国各地で開催された特別展「恐竜博2023」終盤の「絶滅の最新研究」“鳥類以外の恐竜の絶滅”説から本展に繋がり、鳥の起源である恐竜絶滅からの生き残り、進化、そして生物多様性と、自ずと鳥にフォーカスがいくため、獣脚類デイノニクスの骨格標本も展示される。バードウォッチャーの中では400種以上の鳥を観察したことがあれば“かなりの経験者”ということで、600展以上の標本が展示される本展で観察すれば“かなりの経験者”を超える“超バードウォッチャー”に!一生分!?を超える鳥の標本が集結する本展、チケットやグッズなど情報は続報を待とう!

 
error: