オダイバ恐竜博2024に福井県で発掘された新種 ティラノミムス・フクイエンシス—全身骨格22体含む標本約70点が来春上陸
来春に東京・台場 フジテレビ本社屋で開催される展覧会「オダイバ恐竜博覧会2024」に日本国(福井県)で発掘された新属新種の恐竜化石標本が展示される!記事を読み進めよう!
来年2024年春に開催される展覧会「オダイバ恐竜博覧会2024-福井から“ヤツラ”が新幹線でやってくる!-」に、日本国(福井県)で発掘された新属新種の化石標本が展示されることが明らかになった。
本展には、“世界三大恐竜博物館”の1つである福井県・福井県立恐竜博物館が所蔵し、福井県で発掘されたフクイラプトル、フクイベナートル、フクイサウルスの全身骨格標本をはじめ、誰もが知るトリケラトプスやチンタオサウルスなどの全身骨格標本22体を含む化石標本約70点が展示されるほか、今回新たに、今年新属新種として発表された「ティラノミムス・フクイエンシス」の化石標本が同博物館外では初めて展示されることも発表。新属新種「ティラノミムス・フクイエンシス」は、2018年に福井県勝山市の北谷恐竜化石発掘現場・手取層群北谷層(約1億2000万年前)で55点の化石が発掘。2023年9月7日(木曜日)にネイチャー・リサーチ社の学術雑誌「Scientific Reports」(サイエンティフィック・リポーツ)に論文が掲載、翌日9月8日(金曜日)に福井県立博物館より日本国で初めて見つかったオルニトミモサウルス類の仲間であることと、福井県では6種目・日本国では11種目の恐竜であることが発表され、大きな話題を呼んでいる。
北陸新幹線福井・敦賀開業に向けて注目を集めている福井県と福井県立恐竜博物館による全面協力のもと、フジテレビ/福井テレビが開催する展覧会「オダイバ恐竜博覧会2024-福井から“ヤツラ”が新幹線でやってくる!-」。本展は、北陸新幹線福井・敦賀開業に合わせ、フジテレビ本社屋の観覧エリアを縦断する形で、福井県立恐竜博物館が所蔵する恐竜の化石標本や骨格標本、福井県で発掘された恐竜の化石標本などを展示し、同博物館の最新研究と成果から、恐竜の謎を知ることができる展覧会となる。本展のために開発され、太古に生きていたときの動きを再現したスピノサウルスのライフサイズロボット(全長約15m)も展示されるほか、本物の岩石を砕いて化石を発掘する体験エリアや北陸新幹線に関する展示エリアなども登場する。
展覧会「オダイバ恐竜博覧会2024-福井から“ヤツラ”が新幹線でやってくる!-」は、来年2024年3月20日(祝日・水曜日)から5月6日(休日・月曜日)まで東京・フジテレビ本社屋にて開催される。
会期: 2024年3月20日(祝日・水曜日)から5月6日(休日・月曜日)
時間: 10時00分から18時00分(最終入館17時30分)
休館: 会期中無休
会場: 東京・フジテレビ本社屋(東京都港区台場2-4-8)
料金: 一般 2,200円(税込) / 中学生・高校生 1,500円(税込) / 3歳〜小学生 1,300円(税込) / 3歳未満 無料
注意: 情勢によりやむを得ず、会期や開館時間等に変更が生じる場合や、休館となる可能性もあります。最新情報、詳細、注意事項を公式サイトにて必ずご確認ください。
恐竜22体の全身骨格標本を含む全約70点の化石標本が並ぶ展覧会「オダイバ恐竜博覧会2024」は、フジテレビ本社屋が恐竜博物館と化す!“福井産の暴君(ティラノ)もどき”を意味する新属新種「ティラノミムス・フクイエンシス」の化石標本が福井県立博物館外初の展示となることも発表され、見どころたくさん!近年、福井県をはじめとする日本国内でも続々と新属新種の恐竜化石が発見・発掘されており、研究者たちによる研究とその成果に期待・注目できる。