超リアルで大迫力の恐竜が勢揃いしたディノアライブの恐竜たち展が開幕—造形美あふれる恐竜とものづくりの魂を日本国から世界へ
国内で大人気を博しているDINO-A-LIVE=恐竜ライブショーに登場する恐竜の芸術性や造形技術の側面にスポットを当てた展覧会が開幕した!どのような展示内容になっているの!?記事を読み進めよう!
2016年にデビューした全長8.0mのティラノサウルス 3号から2019年にデビューした全長3.0mの子トリケラトプス 1号を2017年にデビューした全長6.6mのトリケラトプス 1号が守るように対峙して展示されている。ティラノサウルス 3号は、1号に比べると体格がシャープになり、顔つきも鋭くなっていることがわかる。現在は、主に2018年にデビューした全長8.0mのティラノサウルス 4号が活躍している。トリケラトプス 1号と子トリケラトプス 1号は、最新の学術的な研究や学説をもとに骨格や皮膚が変化している。サイエンスコミュニケーター/イラストレーターの恐竜くんは、「まだちゃんとした論文とかにはなっていないんですけど、最近、いままでで一番完全なトリケラトプスで“レイン”というあだ名がついているトリケラトプスにうろこの跡(皮膚の跡)が見つかったという軌跡的な化石と情報があって、ご縁があってそのうろこの詳細な情報を自分が持っていたので提供させていただきました。遠目に見てもこんなにうろこうろこしいのかと、おそらく初めて見られた方はインパクトがあったと思います。後、多くの方が気になるのは背中のトゲトゲだと思うんですが、これはけっして造形的にちょっと遊んでみましたとかではなく、本当にこういう化石が見つかったんですね。お腹がワニのように四角が並んでいる感じととかうろこの並びとかは、制作の時点である情報を頑張って足していただきました」と説明した。背後にある幅12mの大型ビジョンでは、DINO-A-LIVE『ディノサファリ』や『不思議な恐竜博物館』などの映像が公開されている。
ユタラプトル 1号・2号・3号
2018年にデビューした全長4.8mのユタラプトル 1号・2号・3号が展示され、1頭は巣で卵を温めている様子を再現して展示されている。ユタラプトルの特徴である大きな鉤爪も忠実に再現。展示されているほかの恐竜に比べると、一部鮮やかな色の羽毛で覆われ、目を引く。
ステゴザウルス 1号 / スコミムス 1号
全長7mのステゴザウルス 1号と、2019年にデビューし、DINO-A-LIVEの恐竜の中でも最大級を誇る全長9mのスコミムス 1号が展示されている。ON-ART社はいまなお挑戦を続けており、今後、この大きさを超える恐竜を誕生させ、DINO-A-LIVEに登場させる予定だ。果たしてどの恐竜がどのくらいの大きさで誕生するのか、期待大!
フクイラプトル 1号(博物館監修モデル)
2017年にデビューした全長5.5mのフクイラプトル 1号が展示されている。フクイラプトル 1号は、DINO-A-LIVEと福井県がコラボレーションしたプロジェクトで製作され、福井県立恐竜博物館の監修で誕生した。
DINO-A-LIVEを、“たかが”“ただの”恐竜ライブショーと侮ってはいけない!これまでも『ディノサファリ』や『不思議な恐竜博物館』を取材させていただいているが、何度観ても恐竜の超リアルさや大迫力、学術的な研究や学説を取り入れた造形と行動の再現、子どもから大人までが異常なほど大興奮する様子も素晴らしく、筆者も大ファンになった。海外の恐竜ライブショーも素晴らしいのだが、登場する小型から中型の恐竜の脚にプラスして黒いタイツを履いた操演者の足も丸見えで少しだけ残念に感じてしまう。しかし、ON-ART社のDINO-TECHNEは違う。それだけでもすごい技術なのだ。恐竜やDINO-A-LIVE、本展覧会は、金丸賀也氏を筆頭に社員・造形師・操演者ら匠の人柄の良さやサービス精神・ホスピタリティ精神まですべてを物語っており、必ずや全世界を楽しませ、喜ばせ、驚かせ、大興奮させる恐竜ライブショーになることを確信させるものになっている。新型コロナウイルスによる感染症のパンデミックによってまだまだ大変な状況が続くと思うが、これからも挑戦・進化を続けてほしい。会場内は、すべて写真・動画撮影が可能なので、恐竜と一緒に撮影をしてハッシュタグ#恐竜と撮ろうをつけてソーシャルメディアにポストしよう!クイズラリーもあるので、クイズに答えてマニア認定スタンプもゲットしよう!恐竜を絶滅させないためにも、新型コロナウイルス感染防止対策(検温・マスク着用・手洗い・手指の消毒・ソーシャルディスタンス等)をして会場に遊びに行こうね!