超リアルで大迫力の恐竜が勢揃いしたディノアライブの恐竜たち展が開幕—造形美あふれる恐竜とものづくりの魂を日本国から世界へ
国内で大人気を博しているDINO-A-LIVE=恐竜ライブショーに登場する恐竜の芸術性や造形技術の側面にスポットを当てた展覧会が開幕した!どのような展示内容になっているの!?記事を読み進めよう!
ブラキオサウルス バルーン
会場となっている東京・新宿住友ビル三角広場に到着すると、超巨大な全長25mのブラキオサウルスのバルーンが来場者を迎える。このブラキオサウルスのバルーンは動かないが、皮膚の色や筋肉の雰囲気なども再現されているので必見!実は、DINO-A-LIVEを主催するON-ART社ではバルーン事業部もあり、バルーンの制作もしている。ON-ART 代表取締役の金丸賀也は、「これは25mの実物大のバルーンで、これ自体は歩かないんですけども、恐竜がどのくらいの大きさだったのか体感するのにはちょうどいいものなので、今回アイキャッチも兼ねて展示させていただいています。こういうバルーンは、受注を受けて生産して、映画の試写会などにも使われています。2009年公開の映画『真夏のオリオン』の試写会で使われた全長15mの潜水艦のバルーンをつくったり、2008年から公開の映画『20世紀少年』シリーズの試写会で使われた大型バルーンなども制作してきました。話題になったのは、映画のプレミアイベントのときに、太陽の塔にバルーンをくっつけて劇中に出てくるともだちの塔を再現したりもしました」と説明した。
DINO-A-LIVEの軌跡と恐竜開発の系譜
DINO-A-LIVEが全国アリーナツアーを開催するまでに至った歴史など17年間の成功の軌跡が、「DINO-A-LIVEの軌跡」として紹介されているほか、アロサウルス 1号からスタートした「恐竜開発の系譜」を紹介。「恐竜開発の系譜」では、今後開発予定の恐竜もシルエットで登場しているので必見!あんな恐竜やこんな恐竜も!?
アロサウルス 1号・2号・3号
ON-ART社製恐竜の開発は、アロサウルス 1号からスタートした。その初号となる全長5.5m〜6mのアロサウルス 1号、そして、2号、全長6.4mの3号が展示され、初号から既に極限の超リアルを追求し、大きさや色、模様なども変化、大型化していることがわかる。いまにも動いて襲いかかってきそうだ。新型コロナウイルスによる感染症の感染防止・拡大防止のため、恐竜たちは来場者が見る際に密接にならないよう十分な距離と間隔を空けて展示されている。
DINO-A-LIVEを、“たかが”“ただの”恐竜ライブショーと侮ってはいけない!これまでも『ディノサファリ』や『不思議な恐竜博物館』を取材させていただいているが、何度観ても恐竜の超リアルさや大迫力、学術的な研究や学説を取り入れた造形と行動の再現、子どもから大人までが異常なほど大興奮する様子も素晴らしく、筆者も大ファンになった。海外の恐竜ライブショーも素晴らしいのだが、登場する小型から中型の恐竜の脚にプラスして黒いタイツを履いた操演者の足も丸見えで少しだけ残念に感じてしまう。しかし、ON-ART社のDINO-TECHNEは違う。それだけでもすごい技術なのだ。恐竜やDINO-A-LIVE、本展覧会は、金丸賀也氏を筆頭に社員・造形師・操演者ら匠の人柄の良さやサービス精神・ホスピタリティ精神まですべてを物語っており、必ずや全世界を楽しませ、喜ばせ、驚かせ、大興奮させる恐竜ライブショーになることを確信させるものになっている。新型コロナウイルスによる感染症のパンデミックによってまだまだ大変な状況が続くと思うが、これからも挑戦・進化を続けてほしい。会場内は、すべて写真・動画撮影が可能なので、恐竜と一緒に撮影をしてハッシュタグ#恐竜と撮ろうをつけてソーシャルメディアにポストしよう!クイズラリーもあるので、クイズに答えてマニア認定スタンプもゲットしよう!恐竜を絶滅させないためにも、新型コロナウイルス感染防止対策(検温・マスク着用・手洗い・手指の消毒・ソーシャルディスタンス等)をして会場に遊びに行こうね!