新しい西武園ゆうえんちがグランドオープン—1960年代の町並み再現!山崎貴監督の令和ゴジラvsキングギドラvsラドンが激闘
西武園ゆうえんちが開業70周年を記念してリニューアルし、新しい西武園ゆうえんちがグランドオープンした!どのような遊園地になっているの!?記事を読み進めよう!
鉄橋のゲートを抜けると、そこは新しいけど懐かしい『夕日の丘商店街』。1960年代・昭和の町並みが圧倒的なクオリティとディテールで再現されており、商店街で暮らす人々の衣装、建物、看板、街灯、街頭テレビ、テレビで放送されている番組やCM、商店に並んでいるもの、空き地の土管、子どもによる塀の落書きまで再現。駐車してあるオート三輪も現役で動く。映画監督の山崎貴監督が監督を務め、2005年から2012年にかけて公開された映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズとその町並みも彷彿とさせる。
威勢の良い声で「はいッ!いらっしゃーい!」「よってらっしゃい!見てらっしゃい!」—真っ直ぐ伸びる通りの真正面には銭湯“朝日湯”、通りを挟んで右に左にずらりと商店が並び、そこに暮らす人々の活気・元気・熱気があふれる『夕日の丘商店街』では、大正・昭和世代は懐かしいあの頃の体験が、平成・令和世代は聞いたことはあるけど目新しく新鮮な体験が待ち受けており、商店街全体を舞台に、住人たちによるライブ・パフォーマンスが常にどこかしらで繰り広げられている。
絵に描いたような派出所のお巡りさんと泥棒がコミカルでアクロバティックな逃走・追跡劇を繰り広げる“お巡りさんと泥棒のパルクール・チェイス”、八百屋“青果八百八”のおやじが絶妙な口上とおやじギャグで野菜やフルーツのたたき売りをする““八百八のたたき売り”、懐かしいけど現代の最新技術も取り入れたちょっと不思議な“街頭紙芝居”、自転車屋“所澤の自轉車”のめちゃくちゃイケメン&プレイボーイな兄ちゃんによるアクロバティックな自転車の運転など、町中のあちらこちらでフラッシュモブ的に繰り広げられているライブ・パフォーマンスにゲストも巻き込まれ、気がつけばいつの間にか傍観者ではなく『夕日の丘商店街』の住人の一員に!
昔は、見知らぬ人でもお互いに挨拶をしたり、声を掛け合ったり、ものがないときはものの貸し借りをするような向こう三軒両隣と言われる近所付き合いや、近所のおばさんやおじさんが知らない子どもでも良いことをしていれば褒め、間違ったことや悪いことをしていれば叱るおせっかい・お世話焼きの習慣・文化があった。そんな古き良き時代の習慣・文化を思い出させてくれるのが、夕日の丘商店街で暮らす人情味あふれるおせっかい・お世話焼きで人懐っこい人々やフレンズクルー!スマートフォンや携帯電話などのデジタルを通さない、彼らとのアナログで直接的なコミュニケーションにも巻き込まれながら楽しもう!
米屋“中富米店”で生米を購入し、“ポン菓子爆発券”を持ってポン菓子作りの実演をしている場所に行くと、その場であの大きな爆発音を放つ機械でポン菓子を作ってくれる。ポン菓子体験は、現代の子どもや若者たちにとって新鮮な体験になるだろう。魚屋“魚勝”では特製醤油ダレの良い香りがするイカ焼き、精肉店“肉のおほみ”ではできたてほやほやでホクホクのクロケット、鶴龜堂では団子、氷の問屋“豊川氷店”ではかき氷など、食べ歩きができるメニューもたくさん!喫茶店”喫茶ビクトリヤ”や食堂“助六屋”、商店街から少し離れた軽食・売店“ミルクホール”などでは、懐かしいメニューが並び、食事をすることができる。
テレビ東京系バラエティ番組『YOUは何しに日本へ?』で“ハンコ大好きYOU”“ハンコ王子”として紹介され一躍有名になり、以前にもSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイにリポーター兼モデルとして登場してくれたモデル/俳優/元・プロフィギュアスケート選手のRomain Toniolo(ロマ・トニオロ)くんが、今回も再びリポーター兼モデルとして登場!フランス共和国から来日したロマくんは、日本国の昭和を知らないため、園内では「ロマは昭和の日本はわからないけど、日本にこんな時代があったなんて素敵だね!」と終始興奮。そして、生まれて初めてポン菓子作りを体験し、ポン菓子を食べると、「美味しい!フランスにも似たようなお菓子があるよ、懐かしい!」と、自身の故郷や家族にも思いを馳せ、重ねていた。海外からのゲストにもノスタルジックな日本国の昭和を知って楽しんでもらう良い機会になり、国内外のゲストが楽しめる新しい西武園ゆうえんちになっていると言える。
1960年代・昭和の町並みが圧倒的なクオリティとディテールで再現された夕日の丘商店街は、タイムスリップしたかのような古き良き昭和で溢れかえっている。大正・昭和世代にはすべてが懐かしく、平成・令和世代にはすべてが目新しく新鮮で、写真・映像映えもする。商店街の裏に回ると、木製の塀には子どもの落書き、『ドラえもん』に登場する空き地を彷彿とさせるような土管がある空き地もあるので要チェック!街頭テレビでは、当時放送されていた文明堂のCMや現・上皇陛下と上皇后陛下が御成婚された際の映像なども放送されている。細かいところまですべてが1960年代・昭和。いまになっては“古き良き昭和”なんて言えるけど、第二次世界大戦終戦以降と高度成長期真っ只中の当時の人たちは必死で大変だったはず。平成・令和という時代は、昭和はもちろん、それより前の時代・世代からの恩恵。その恩恵に胡座をかくことなく、平成・令和世代もそれなりに、いまの時代なりに、より良い地球、より良い日本国・社会にするためにみんなで力を合わせて頑張ろうね。山崎貴監督によるライド・アトラクション『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』も一足早く体験させていただいたが、「これぞゴジラ!」「これを待ってました!」と、超x100,000大興奮!何度でも乗りたくなる。みなさんもとにかくライドに乗って体験してほしい。この凄さや素晴らしさは、体験しないとわからない。令和ゴジラ、キングギドラ、ラドンのデザインや造形も格好良く、フィギュアも絶対にほしくなる。これをゴジラスーツやミニチュアを使って撮影したら、もっと凄いことになりそうだ。平成『ゴジラ』シリーズの特技監督:故・川北紘一監督が見ていたら満面の笑顔で喜んでいたと思う。新しい西武園ゆうえんちには、これからさらにコンテンツやアトラクションが増えることにも期待!新しい西武園ゆうえんちのグランドオープン、おめでとうございました!