富士フイルムがX-T4同等の高画質&高速・高精度AFを実現するX-T30 IIを発表—小型軽量ボディのまま高画質と機能性を追求
富士フイルムが、毎日持ち歩きたくなる“エブリデイカメラ”として人気を誇るXシリーズの最新製品を発表した!どのような製品になっているの!?記事を読み進めよう!
富士フイルムは、Xシリーズの最新製品 FUJIFILM X-T30 IIとフジノンレンズ XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZとのレンズキットを2021年11月に発売することを発表した。
富士フイルムからGFXシリーズ最新製品 GFX50S Ⅱと共に新たに発表されたXシリーズ最新製品 X-T30 IIは、2019年3月発売のX-T30の小型軽量ボディをそのままに、ソフトウェアを刷新し、昨年2020年4月発売のXシリーズ フラッグシップモデル X-T4に採用されているシリーズ第4世代の26,100,000画素 X-Trans™ CMOS 4センサーと高速画像処理エンジン X-Processor 4を搭載した小型軽量のミラーレスデジタルカメラとなる。
X-T30同様の質量約378gの小型軽量ボディに、天面には本格的なマニュアル撮影を可能とするシャッタースピードダイヤル、瞬時にAUTOモードに切り替えられるオートモード切替レバー、背面には静止画・動画共にライブビュー映像で被写体を確認することができる高解像度1,620,000ドットの3.0型チルト式タッチパネル液晶モニターを採用。ボディには、約26,100,000画素 X Trans ™ CMOS 4センサーとX Processor 4を搭載し、X-T4同等の最短約0.02秒の高速・高精度AF、優れた動体追従AFを実現。像面位相差画素を全面(約100%)に配置したことで画面中央から離れた位置にある被写体でも素早く正確に捉えることができ、決定的瞬間を逃さないようになっている。AFの最新アルゴリズムにより動体追従AFの性能もX-T30からさらに向上し、カメラに向かってくる被写体だけでなく、カメラから離れていく被写体も捉え続ける。顔・瞳AF機能も備え、動きのある被写体でも正確に追従し、快適なポートレート撮影を可能に。暗闇に近い-7.0EVの低照度環境下でもAFが可能なため、夜景撮影や光量が少ない屋内での撮影などでも高精度にピントを合わせる。メカニカルシャッター設定時は、最速約8コマ/秒、電子シャッター設定時では最速約30コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写が可能となる。さらに人物の有無、色、明るさなどの情報からシーンを判別し最適な撮影設定を自動で選択するAUTOモード、シーンに合わせて撮影設定を選択できるSP(シーンポジション)モードのアルゴリズムも刷新。新たに“カラークローム・エフェクト(ブルー)”、“明瞭度”、“ダイナミックレンジ”などの画質設定モードも追加され、自動調整を可能とし、明瞭で鮮やかな風景写真や被写体を際立たせたポートレート写真をより簡単に撮影することができる。また、逆光のシーンでも白飛びや黒つぶれの少ない高画質な写真撮影が可能となる。
写真撮影機能だけではなく、充実した動画撮影機能も搭載され、6K相当の豊富なデータ量から4K映像を生成し、色調豊かで滑らか、ノイズが少ない高解像の撮影とフルHD/240Pのハイスピード撮影も可能となっており、素早く動く被写体の一瞬のアクションも最大10倍のスローモーション映像で再生することができる。4K/30P 4:2:0 8bitでのカメラ内SDカード記録が可能になり、HDMI出力では4K/30P 4:2:2 10bitに対応している。
そして、富士フイルム社製デジタルカメラは、写真フィルムではできなかった色・階調を富士フイルムが85年に渡って培ったフィルム知識や技術、色再現で実現する“フィルムシュミレーション”も魅力の1つであり、X-T30 IIにもカラーネガフィルムをもとに画質設計した“クラシックネガ”や写真フィルムの現像方法のひとつである銀残しの表現を再現した“ETERNA ブリーチバイパス”など全18種が搭載され、写真フィルムを選ぶ感覚で多彩な表現を楽しむこともできる。
富士フイルムのXシリーズ最新製品 FUJIFILM X-T30 IIとフジノンレンズ XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZとのレンズキットは、2021年11月に発売される。
発表: 2021年9月2日(木曜日)
予約: 2021年10月中旬予定
発売: 2021年11月予定
価格: 希望小売価格 ボディ 推定99,000円(税別) / フジノンレンズ XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ レンズキット 推定110,000円(税別)
取扱: 直販公式ショップ フジフイルムモール、全国家電量販店、他
FUJIFILM X-T30 II
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/cameras/x-t30-ii/
毎日持ち歩きたくなる日常カメラ=“エブリデイカメラ”のXシリーズからX-T30の小型軽量ボディとX-E4の最新技術を継承・踏襲し、ソフトウェアや機能を刷新、さらに新しい機能も加わってパワーアップしたX-T30 IIが誕生!性別や年齢に関係なく、どこでも持ち歩ける小型軽量&シンプル&スタイリッシュなナイスデザイン、優れた写真&映像機能と、良いところが揃い踏み!今回は、充実した映像撮影機能も備えていることで、気軽に本格的な映像撮影も楽しめそう。カラーは、X-T30とX-E4は軍艦部がシルバーとブラックの2種だったが、X-T30 IIはシルバーのみ。SAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ編集部でも取材・撮影の用途に合わせてFUJIFILM X100Vを使わせていただいているが、カメラを見る人みんなが”素敵なカメラ”と褒めてくれる。自分が褒められているようでなんだか照れくさくなるのだが、ただカメラを首からぶら下げているだけで、人との出会いやコミュニケーションが生まれるって素敵だなと感じる、そんな素敵なカメラである。