ニッキー・ロメロが音楽フェス『S2O JAPAN 2019』に出演—新たに発表した曲とドキュメンタリーの内容が明らかに
インタビューを終えて
音楽フェスティバル『S2O JAPAN Songkran Music Festival 2019』(エスツーオー・ジャパン・ソンクラーン・ミュージック・フェスティバル2019)2日間の大トリを務めたNicky Romero(ニッキー・ロメロ)のショーでは、DJ/音楽プロデューサーのDimitri Vegas & Like Mike(ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイク)との共作「Here We Go(Hey Boy, Hey Girl) vs. Dimitri Vegas & Like Mike」(ヒア・ウィ・ゴー(ヘイ・ボーイ、ヘイ・ガール)vs. ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイク)のイントロが流れる中、ニッキー・ロメロが登場し、「Japan, How are you feeling!?」(ジャパン、調子はどう!?)と呼びかけると、会場のボルテージが一気に上昇。エレクトロニック・ダンス・ミュージック・プロダクション&DJデュオGalantis(ギャランティス)の「Runaway (You & I)」、DJ/ソングライター/音楽プロデューサーのAvicii(故・アヴィーチー)とシンガー/ソングライター/ラッパー/音楽プロデューサー/俳優のAloe Blacc(アーロー・ブラック)の「SOS ft. Aloe Blacc」(エスオーエス ft. アーロー・ブラック)、Stadiumx(スタディアムエックス)とGalantis(ギャランティス)との共作「Harmony & Stadiumx vs. Galantis」(ハーモニー & スタディアムエックス vs. ギャランティス)、DJユニットAxwell Λ Ingrosso(アクスウェルΛイングロッソ)の「More Than You Know」(モア・ザン・ユー・ノー)、「Toulouse」(トゥールーズ)、DJ/音楽プロデューサーのSebastian Ingrosso(セバスチャン・イグロッソ)の「Laktos」(ラクトース)、ロックバンドColdplay(コールドプレイ)の「A Sky Full of Stars」(ア・スカイ・フル・オブ・スターズ)、DJ/音楽プロデューサー・デュオMagnificence & Alec Maire(マグニフィセンス&アレック・メール)の「Heartbeat ft. Brooke Forman」(ハートビート ft. ブルック・フォーマン)などを次々と放ち、同時にこれでもかというくらいの大量の放水とパイロ(演出用花火)、炎も放たれ、オーディエンスも大熱狂。さらにAvicii(故・アヴィーチー)との共作「I Could Be The One vs. Avicii」(アイ・クッド・ビー・ザ・ワン vs. アヴィーチー)のプレイでは、会場のボルテージが最高潮となり、自然とどこからともなく歌声が聞こえ始め、ステージ前から会場の後方まで一体と化し、オーディエンスによる大合唱が起きた。きっと、星になったAvicii(故・アヴィーチー)にもみんなの声が届いたに違いない。そして、最後には数日前に新たにリリースされたDJ/プロダクション・デュオのStadiumx(スタディアムエックス)とシンガー/ソングライター/音楽プロデューサーのSam Martin(サム・マーティン)との共作「Love You Forever & Stadiumx ft. Sam Martin」(ラブ・ユー・フォーエバー & スタディアムエックス ft. サム・マーティン)がプレイされ、感動的に幕を閉じた。ニッキー・ロメロのショーは、名曲はもちろん、新曲も披露され、音楽フェスティバル『S2O JAPAN Songkran Music Festival 2019』(エスツーオー・ジャパン・ソンクラーン・ミュージック・フェスティバル2019)の2日間を締め括る最高のショーとなった。
ニッキー・ロメロは、ショーの出演直前にインタビューに応じてくれた。出演直前ということもあり、かなり時間が限られていたため、S2O JAPAN 2019開催の数日前に発表された新曲「Love You Forever & Stadiumx ft. Sam Martin」(ラブ・ユー・フォーエバー & スタディアムエックス ft. サム・マーティン)と、『Redefine』(リディファイン/再定義)と題されたワールド・ツアーの開催、3部構成のドキュメンタリーについて凝縮して質問。音楽や文化の流れにも敏感であると同時に、世界情勢や社会問題にも敏感なニッキー・ロメロ。世界でも共通する、日本国の子どもや若者を取り巻く問題、特にニッキー・ロメロを支持する若者層が抱えている問題について、「Love You Forever & Stadiumx ft. Sam Martin」(ラブ・ユー・フォーエバー & スタディアムエックス ft. サム・マーティン)のことに交えて質問をしてみた。日本国で起きている悲しい事件については驚き、ショックを隠せない様子だったが、日本国の子どもや若者たちに対する思いを、子どもや若者たちに寄り添うように語ってくれた。一人のヒトとして、そして、世界を代表するトップDJ/音楽プロデューサーの一人として、常に自分に何ができるか、何をすべきかを考え、音楽を通して実行しているニッキー・ロメロと彼のチーム、彼の楽曲は、EDMシーンやクラブシーンのみならず、世界中の人々を魅了している。自身と自身の楽曲についても“再定義”し、アップグレードしている彼の今後の音楽とさらなる活躍も大いに期待できる。ドキュメンタリー・シリーズ『Redefine』(リディファイン)は、現在、3部構成のうちエピソード2までがYouTube(ユーチューブ)で公開されており、「Redefine – Episode 3」(リディファイン—エピソード3)は2ヶ月以内に公開される予定となっているので、是非、全ての映像をご覧いただきたい。またすぐに日本国に戻ってプレイしてくれるだろう。次のショーも楽しみだ!
最後に、快くインタビューを受けてくださったニッキー・ロメロ、取材にご協力くださったS2O JAPAN Songkran Music Festival 2019(エスツーオー・ジャパン・ソンクラーン・ミュージック・フェスティバル2019)さんやIII Three(アイスリー)さん、Protocol Recordings(プロトコル・レコーディングス)さん、Unfolded PR(アンフォルデッド・ピーアール)さん、撮影を担当してくれた大久保宅登くん、翻訳を担当してくれた原駿也くん、EDMやダンス・ミュージックに関するアドバイスをくれた入江陽水くんに心から深く感謝申し上げたい。感謝