映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』少佐が絶体絶命の危機に陥る
映画『Ghost In The Shell』(邦題:ゴースト・イン・ザ・シェル)の本編映像が公開された。
サイバーテロリストの手がかりを求めて芸者ロボットの記憶に潜り込んだ女優/シンガーのScarlett Johansson(スカーレット・ヨハンソン)演じるMajor(少佐)が絶対絶命の危機に陥る緊迫の本編映像を公開。
Major(少佐)がサイバーテロリストの手がかりを求め、犯人にハッキングされた芸者ロボットの記憶に入り込もうとするところから始まる本編映像。俳優のPilou Asbæk(ピルー・アスベック)演じるBatou(バトー)が見守る中、芸者ロボットの深い記憶の海に潜っていくMajor(少佐)だが、そこで目撃したのは、芸者ロボットが何者かに襲われていた現場。さらに記憶の奥へ進むと、犯人らしき人物と遭遇し、突如、Major(少佐)は記憶の外に吹き飛ばされ、無数の人影に引きずり込まれてしまう。その異常事態に呼応するように、現実世界のMajor(少佐)の体に異常が発生し、Batou(バトー)は「どうなっている?接続を切れ」とハンカ・ロボティクス社の博士に指示するも強制的な切断は危険を伴うとして、「できない」と拒否される。その間にみるみる人影に飲み込まれていくMajor(少佐)。事態の深刻さを感じ取ったBatou(バトー)は再び「切断するんだ!」と声を荒げると、博士の合図で接続ケーブルを切断。間一髪のところでMajor(少佐)は生還を果たす。犯人の目的とは一体何なのか・・・?ハリウッドが描く『攻殻機動隊』の壮大なスケール感が伝わり、深まる謎に目が離せない仕上がりとなっている。
26年前に既に士郎正宗の漫画により描かれていた『攻殻機動隊』の世界。サイバーテロの脅威が高まっているだけでなく、インターネットを通してどこでもつながりをもてるようになった現代において、映画『Ghost In The Shell』(邦題:ゴースト・イン・ザ・シェル)は、非常にタイムリーな作品であり、人とのつながり方も含め、いまでこそ描かれる物語だといえる。Scarlett Johansson(スカーレット・ヨハンソン)は、「私もタイムリーな作品だと思う。特にアニメーション版を見ると、20年以上も前の作品なのに、すごく前衛的。何よりも、デジタル時代の副産物である、孤独感を予見していた。サイバーテロも脅威だけど、それよりも、「つながり過ぎ」の時代にある、つながり合うことへの切望。いま私たちは、どの時代よりも簡単につながることができるのに、空虚感や満たされない思いを抱いているから」と語っている。
日本国が生み、ハリウッドが実写化する全世界待望のSFアクション超大作―映画『Ghost In The Shell』(邦題:ゴースト・イン・ザ・シェル)は、今日2017年4月7日(金曜日)より全国ロードショーで公開される。
Ghost In The Shell
ゴースト・イン・ザ・シェル
機械の体を持つ、世界最強の捜査官。残されたのは、脳と、わずかな記憶だけ。「わたしは誰だったのか?」全世界を揺るがすサイバーテロ事件が、残された記憶を呼び覚ます。彼女には驚愕の過去が隠されていた。
- 公開: 2017年4月7日(金曜日) TOHOシネマズ六本木ヒルズほか 全国ロードショー
- 監督: Rupert Sanders(ルパート・サンダース)
- 原作: 士郎正宗 『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
- 音楽: 川井 憲次
- 出演: Scarlett Johansson(スカーレット・ヨハンソン)、ビート たけし、Michael Pitt(マイケル・ピット)、Pilou Asbæk(ピルー・アスベック)、Chin Han(チン・ハン)、Juliette Binoche(ジュリエット・ビノシュ)、ほか
- 配給: 東和ピクチャーズ
Ghost In The Shell
ゴースト・イン・ザ・シェル
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