映画『バーニング・オーシャン』特別メイキング映像で作り手たちが想いを明かす
映画『Deepwater Horizon』(邦題:バーニング・オーシャン)の特別メイキング映像が公開された。
今回公開された特別メイキング映像では、事故を忠実に再現するため情熱を注いだ作り手たちの想いが明かされる。
映画監督/プロデューサー/脚本家のPeter Berg(ピーター・バーグ)監督は、「このような(実話を基にした)映画の場合、できるだけ史実に忠実にやりたいと思うもの。これは全く異国のような世界。石油掘削リグが実際にどのように運営されているのか知らなかった」と、白紙の状態から施設を再構築し、セットで小さな島(異国)ともいえる巨大施設の再現を目指した。製作を務めた映画プロデューサーのLorenzo di Bonaventura(ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ)が、「石油掘削リグの入門編みたいなものを学んだ。石油のコンサルタントに仕組みを教わった」と続ける。石油掘削のプロに直接指導され、現場作業員を演じた俳優のDylan O’Brien(ディラン・オブライエン)は、「僕らの日常がどんな感じで、何をしていたのか、彼らは手引きしてくれた」と語る。スタッフ、キャストに共通していたのは、掘削リグに取り残された126人と、尊い命を奪われた作業員たちへの敬意。テクニカル・コンサルタント(アドバイザー)のChris Denton(クリス・デントン)は、「これをどうやり、どう行動し、どう持ち上げていたか・・・亡くなった人たちや遺族のためにも正しくやらなければいけないことはみんな理解していた」と、細部に至るまで細心の注意を払ったと明かす。 「掘削リグ上が130℃で、監督に機会あるごとに「吹き飛ばされようと構わない」(と伝えた)それによって向上できるし、正しく表現するために必要なことなら何でもしたいから」と、身体を張って炎に包まれる演技に挑んだMark Wahlberg(マーク・ウォールバーグ)が結んでいる。
メキシコ湾原油流出事故の実話に基づき、石油発掘施設「Deepwater Horizon」(ディープウォーター・ホライゾン)で働く作業員の決死の脱出の様子をリアルに、壮大なスケールで描いた海洋ディザスター映画『Deepwater Horizon』(邦題:バーニング・オーシャン)は、2017年4月21日(金曜日)より全国ロードショーで公開される。
Deepwater Horizon
バーニング・オーシャン
トランスオーシャン社の電気技師マイクが愛する妻子とのしばしの別れを惜しみながら、メキシコ湾沖の石油掘削施設ディープウォーター・ホライゾンに赴いた。ところがマイクの上司で施設主任のジミーと、雇い主であるBP社の管理職社員ヴィドリンが激しく対立。ヴィドリンは工期の遅れを取り戻すため、重要な安全確認テストの省略をもくろんでいた。ヴィドリンが強硬に押しきる形で掘削作業の最終段階を迎えるが、その夜、大量の原油が漏れ出す緊急事態が発生。ついには施設全体に噴出したガスや油がエンジン室に引火し、取り返しのつかない大爆発が起こってしまう。瓦礫の山から這い出したマイクは、重傷を負って身動きがとれない仲間たちを必死に救おうとするが、すでに無残に崩れゆくディープウォーター・ホライゾンの周りには火の海が広がっていた……。
- 公開: 2017年4月21日(金曜日) 全国ロードショー
- 監督: Peter Berg(ピーター・バーグ)
- 原案: Matthew Sand(マシュー・サンド)
- 脚本: Matthew Sand(マシュー・サンド)、Matthew Michael Carnahan(マシュー・マイケル・カナハーン)
- 出演: Mark Wahlberg(マーク・ウォールバーグ)、Kurt Russell(カート・ラッセル)、John Malkovich(ジョン・マルコヴィッチ)、Gina Rodriguez(ジーナ・ロドリゲス)、Dylan O’Brien(ディラン・オブライエン)、Kate Hudson(ケイト・ハドソン)、ほか
- 配給: KADOKAWA
Deepwater Horizon
バーニング・オーシャン
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