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好奇心を忘れた大人たちに贈る映画『リトル・ワンダーズ』日本国公開へ—16mmフィルムのエモい世界観の中で悪ガキが大暴れ

映画『リトル・ワンダーズ』の日本国公開が発表され、予告映像と日本国版ポスタービジュアルが公開された!どのような作品なの!?記事を読み進めよう!

 
Riddle of Fire|リトル・ワンダーズ
映画『リトル・ワンダーズ』の日本国版ポスタービジュアル © RILEY CAN YOU HEAR ME? LLC
Riddle of Fire|リトル・ワンダーズ

“不死身のワニ団”3人と、不思議な力を持つ魔女の娘 ペタル © RILEY CAN YOU HEAR ME? LLC

映画『Riddle of Fire』(邦題『リトル・ワンダーズ』)の日本国公開が発表され、日本国版予告映像とポスタービジュアルが公開された。

 

映画『リトル・ワンダーズ』は、2023年5月にフランス共和国で開催された第76回カンヌ国際映画祭にてプレミア上映、同年9月にカナダで開催された第48回トロント国際映画祭をはじめとする世界中の映画祭で上映され、数々の映画賞にノミネート。アメリカ合衆国では今年2024年3月に公開、日本国では10月25日(金曜日)より全国の映画館にて公開されることが発表された。

本作は、ブルーベリーパイを手に入れるため、卵を奪い返す冒険に出た悪ガキ3人組が、ひょんなことから謎の魔女集団に遭遇。仲間に加わった魔女の娘と共に立ち向かうことになるが、簡単に見えたクエストはやばい事態に——。RPGゲームのような冒険ストーリーだが、おとぎ話、西部劇、ケイパームービー、フォーク・ホラーなどのジャンルもミックスされたネオアドベンチャー作品。“究極のこども映画を作りたい”という発想と監督自身が子どもの頃に好きだった、スパイごっこやボードゲームの延長線上にある作品として創り上げた。そういった原体験的な遊び心をもとに、無邪気かつ大胆に行動する登場人物たちのわんぱくな姿は、観る者を「彼らの一員になりたい」と没入させ、かつての自分を重ね合わせる大人たちの好奇心を刺激する。少年たちの冒険と成長を描いた1985年公開の映画『The Goonies』(邦題『グーニーズ』)、姉弟で力を合わせて世界を救う2001年公開の映画『Spy Kids』(邦題『スパイ・キッズ』)、ローティーンのシニカルな視点で描く2012年公開の映画『Moonrise Kingdom』(邦題『ムーンライズ・キングダム』)、世間に自我を通そうと暴れまわる1993年公開の映画『Lotta』(邦題『ロッタちゃん』)シリーズ——そんな〈こどもたちが主役の名作映画〉に新しく仲間入りした。監督を務めたのは、アメリカ合衆国のカリフォルニア芸術大学でグラフィックデザインやファッションデザイン等を学んだ後に、映画製作を始めたマルチな才能を持ち合わせる新星の映画製作者/脚本家 Weston Razooli(ウェストン・ラズーリ)監督。16mmフィルムでの撮影、レトロな美術を駆使した“レトロフューチャーな世界観”の作り込みと“魅力的なキャラクター”の愛くるしさは、長編デビュー作とは思えないほどに見事な完成度で、各国の映画祭を魅了した。出演している10代前半の俳優たちも、今後の活躍を期待させる瑞々しい輝きを放ち、可能性を大いに秘めた次世代スター予備軍である。

本作について、ウェストン・ラズーリ監督は「誰もが「この世界に住みたい」、「彼らの一員になりたい」と思うような世界観をもつ、究極のこども映画を作りたかったのです。物語の出発点には、私が子どもの頃に好きだったスパイごっこやボードゲームがあります。特に後者に関しては、よく遊んでいた年代物のボードゲームが、シンプルながら絵やデザインが凝ったもので、子どもながらにとても魅力を感じました。その一方で「ジュマンジ」のような雰囲気もあって、一度ゲームを始めたら、ゴールするまで終わらない呪いのような引力もあります。まさにそんな映画を作りたかったので、本作の世界観に影響しています。また、自分が育ったユタ州で撮影できたのも、子どもの頃を思い起こしながら創作できた理由の1つで、劇中に出てくるスーパーマーケットは、実際に私が子どもの頃によく通っていたお店です」とコメントを寄せた。

 

今回公開された予告映像は、16mmフィルム特有のエモい雰囲気の中で暴れ回るキュートな悪ガキと孤独なペタルが友情をはぐくむ、ほのぼのとしたシーンも盛り込まれる。「好奇心を忘れてしまった大人を狙い撃ち」というナレーションのとおり、誰もが心を鷲掴みにされるはず。また、同時に公開されたポスタービジュアルは、青空の下でモーターバイクにまたがって空気銃を勇ましく構える“不死身のワニ団”3人と、不思議な力を持つ魔女の娘 ペタルの姿をメインに、ママのためのブルーベリーパイをさりげなくあしらった格好可愛いデザインに仕上がっている。

好奇心を忘れてしまった大人たちへ——映画『Riddle of Fire』(邦題『リトル・ワンダーズ』)は、2024年10月25日(金曜日)より全国の映画館にて公開される。

INFORMATION

《STORY》悪ガキ3人組“不死身のワニ団”、アリス(フィービー・フェロ)、ヘイゼル(チャーリー・ストーバー)、ジョディ(スカイラー・ピーターズ)は大の仲良し。ある日、ゲームで遊ぶ代わりとして、ママの大好きなブルーベリーパイを手に入れに行くが、必要な卵を謎の男(チャールズ・ハルフォード)に横取りされる。奪い返すために男を追いかけた3人は、魔女(リオ・ティプトン)率いる謎の集団“魔法の剣一味”に遭遇し、怪しい企みに巻き込まれてしまう。森で出会った、魔女の娘 ペタル(ローレライ・モート)を仲間に、悪い大人に立ち向かう4人・・・果たしてこどもたちの運命は?無事にパイを手に入れ、ゲームをプレイできるのか・・・!?

公開: 2024年10月25日(金曜日)より全国の映画館にて公開
監督: Weston Razooli(ウェストン・ラズーリ)
脚本: Weston Razooli(ウェストン・ラズーリ)
製作: Weston Razooli(ウェストン・ラズーリ)
出演: Lio Tipton(リオ・ティプトン)、Charles Halford(チャールズ・ハルフォード)、Skyler Peters(スカイラー・ピーターズ)、Phoebe Ferro(フィービー・フェロ)、Lorelei Mote(ローレライ・モート)、Charlie Stover(チャーリー・ストーバー)、ほか
配給:クロックワークス

 

 

© RILEY CAN YOU HEAR ME? LLC

映画『Riddle of Fire』は、16mmフィルムとレトロな美術が生み出すエモい雰囲気の中でキッズが大暴れする究極の子ども映画!とにかく16mmフィルムがかもしだす粒子粗めの雰囲気が素晴らしい。大人は、懐かしさに加え、どこかに眠っている好奇心を刺激され、“彼らの一員になりたい”“もう一度あの頃に戻りたい”——そんな気持ちを抱くだろう。「ラスト、映画の魔法があなたに降り注ぐ」——どのような魔法が降り注ぐのか気になって寝れない。本作のWeston Razooli監督は、今後大作を任される可能性も大いにある要注目監督!そして、ヘイゼルを演じるCharlie Stoverさん、ジョディを演じるSkyler Petersさん、アリスを演じるPhoebe Ferroさん、ペタル・ホーリーホックを演じるLorelei Moteさんら俳優(子ども)たちの活躍にも要注目だ!

 
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