映画『マッドマックス:フュリオサ』にクレイジーな最狂ビークル145台—ジョージ・ミラー監督“ビークルはキャラクターを象徴”
映画『マッドマックス:フュリオサ』の特別映像が公開された!どのような特別映像になっているの!?記事を読み進めよう!
映画『Furiosa: A Mad Max Saga』(邦題『マッドマックス:フュリオサ』)のメイキングと監督&キャストのインタビューが収録された特別映像が公開された。
今回公開された特別映像は、本作の監督を務めた映画製作者のGeorge Miller(ジョージ・ミラー)監督や主人公 フュリオサを演じた女優のAnya Taylor-Joy(アニャ・テイラー=ジョイ)、ディメンタス将軍を演じたChris Hemsworth(クリス・ヘムズワース)らが本作に登場するビークルを紹介する様子が映し出される。
本作では、マッドマックスシリーズの象徴でもあり、荒廃した砂漠を轟音とともに駆け抜けるウォー・タンク、フュリオサの復讐の覚悟と威圧感が溢れるクランキー・ブラック、ディメンタス将軍が乗りこなすチャリオット、巨大な6つのタイヤを備えたシックス・フットなど、2015年公開のシリーズ前作・映画『Mad Max: Fury Road』(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』)を上回るパワフルでクレイジーなビークルが145台も登場——それもCGではなく、実際に製作・改造した乗車できる本物。ジョージ・ミラー監督は「すべてのビークルは、そのキャラクターを象徴します」と本作に登場するビークルは単なる乗り物ではないと語り、「『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と『マッドマックス:フュリオサ』を製作する際に注意していたことのうちのひとつが、それぞれの登場人物を象徴するようなビークルを作ることでした。それらのビークルは、衣装や髪型、武器、そして彼らが持つあらゆる人工物と同じように、キャラクターの延長にあります」と登場人物とビークルがリンクすることについても説明した。さらに「ディメンタス将軍は、物語のなかでビークルを乗り換えます。赤いディメンタスは、チャリオット型のバイクに乗り、のちに燃料や戦士たちをより多く手に入れられるようになると、最終的には巨大なモンスタートラックに乗ることになります。そしてそれが彼のキャラクターになります。フュリオサは、最終的に大きく進歩したウォー・タンクの製造を手伝うことになり、それが『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場するウォー・タンクにつながります。彼女の脱出への願いの象徴です。ビークルはキャラクターたちの一部です」と、ビークルまでもが映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に繋がることを明かしている。
アニャ・テイラー=ジョイは「今やどのビークルも我が子のように大切で、どれかひとつなんて選べません」とビークルへの愛情を明かし、クリス・ヘムズワースは「作品の奥みとディテールが僕に火をつけました」と本作にかけた情熱を明かす。終盤、アニャ・テイラー=ジョイが「一緒に最高のライドへ。後悔はさせない」とメッセージを贈る。
本作は、5月15日(水曜日)にフランス共和国カンヌにて開催された第77回カンヌ国際映画祭でワールドプレミア上映され、上映後には約7分間のスタンディングオベーションを受け、各国のメディアも大絶賛した。
映画『マッドマックス』サーガ最新作——映画『Furiosa: A Mad Max Saga』(邦題『マッドマックス:フュリオサ』)は、2024年5月31日(金曜日)より全国で公開される。
《STORY》世界崩壊から45年。バイカー軍団に連れ去られ、故郷や家族、人生のすべてを奪われた若きフュリオサ。改造バイクで絶叫するディメンタス将軍と、鉄壁の要塞を牛耳るイモータン・ジョーが覇権を争う“MADな世界(マッドワールド)”と対峙する!怒りの戦士フュリオサよ、復讐のエンジンを鳴らせ!
公開: 2024年5月31日(金曜日) 全国で公開
監督: George Miller(ジョージ・ミラー)
脚本: George Miller(ジョージ・ミラー)
出演: Anya Taylor-Joy(アニャ・テイラー=ジョイ)、Chris Hemsworth(クリス・ヘムズワース)、ほか
配給: ワーナー・ブラザース映画
映画『Furiosa: A Mad Max Saga』に登場するビークルを紹介!ビークルは、映画『Mad Max』シリーズの世界観を構成している重要な部分を占める。イカつい改造、メタリックなボディ、轟くエンジン音、爆音爆走・・・現代には不向きなビークルだが、ノスタルジーも感じさせる。改造車好きにも垂涎のビークルとなっている。ビークルと登場人物もリンクし、すべてが映画『Mad Max: Fury Road』へ——原点にして完結。悪意を持って職権を濫用し、振う(公)権力が蔓延る現代。そのような中で本作が伝えるものとは——公開まで1週間!さぁ怒りを爆発させる準備はいいか!?