映画『To Leslie トゥ・レスリー』で息子ジェームズを演じる注目の俳優オーウェン・ティーグ—“非常に才能があり、最高の役者”
映画『To Leslie トゥ・レスリー』にはいま注目の俳優が出演し、役を熱演している!その注目の俳優とは!?記事を読み進めよう!
映画『To Leslie』(邦題『To Leslie トゥ・レスリー』)には、いま注目の俳優が出演している。
アルコールに溺れ、自暴自棄になった母・主人公 Leslie “Lee” Rowland(レスリー・“リー”・ロウランド)を憎みながらも見守り続ける息子 James(ジェームズ)を演じた俳優のOwen Teague(オーウェン・ティーグ)は、来年2024年公開予定の『猿の惑星』シリーズ最新作・映画『Kingdom of the Planet of the Apes』(邦題『猿の惑星の王国』)の主演にも大抜擢され、話題となった。
本作の監督を務めた映画監督/脚本家のMichael Morris(マイケル・モリス)監督は、オーウェン・ティーグが子どもの頃から才能を見抜いており、「オーウェンは非常に才能があり、最高の役者です」と大絶賛。さらに「今回、息子役はどうかと声をかけると、信じられないことに、脚本を読む前に彼は「イエス」と言ってくれました。そして脚本を読んだらまた電話をくれたのですが、「ああ、ホントにイエスと答えてよかったよ」と言ってくれました」と、本作への出演を快諾してくれたときのエピソードを明かした。演技については、「映画の中では、オーウェンが演じたジェームズは母親であるレスリーに6年間も会っておらず、しかも最後に会ったときはまだ子どもでした。そしていま、つまり再会を果たすシーンを撮影した日、ジェームズが青年になっていました。6年ぶりに会った彼は、立派に成長し、男性になっていました。しかしいまの母を見ると、ひどく、小さく、そして汚れている。人生において非常に稀な瞬間のひとつでした」と、母親に再会したときのジェームズの繊細で複雑な気持ちを表現したオーウェン・ティーグの演技が、本作の価値をさらに高めることになったという。
オーウェン・ティーグは、若干24歳で2019年公開の映画『I See You』(邦題『フロッグ』)でAlec(アレック)を演じ、注目を集め、2017年公開の映画『It』(邦題『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』では Patrick Hockstetter(パトリック・ホックステッター)を演じるなど、話題作に出演。2022年のトロント国際映画祭出品作品・映画『Montana Story』(邦題『モンタナ・ストーリー』)ではCalを演じるなど、注目されている。
アルコール依存症から人生の再起を図る感動の物語—映画『To Leslie』(邦題『To Leslie トゥ・レスリー』)は、2023年6月23日(金曜日)より全国で公開される。
《STORY》テキサス州西部のシングルマザー、レスリー(アンドレア・ライズボロー)は、宝くじに高額当選するが数年後には酒に使い果たしてしまい、失意のどん底に陥る。6年後、行き場を失ったレスリーは、かつての友人ナンシー(アリソン・ジャネイ)とダッチ(スティーヴン・ルート)のもとへ向かうが、やはり酒に溺れ呆れられてしまう。そんな中、スウィーニー(マーク・マロン)という孤独なモーテル従業員との出会いをきっかけに、後悔だらけの過去を見つめ直し、母親に失望した息子のためにも、人生を立て直すセカンドチャンスに手を伸ばしはじめる。
公開: 2023年6月23日(金曜日)より全国ロードショー
監督: Michael Morris(マイケル・モリス)
脚本: Ryan Binaco(ライアン・ビナコ)
出演: Andrea Riseborough(アンドレア・ライズボロー)、Marc Maron(マーク・マロン)、Owen Teague(オーウェン・ティーグ)、Allison Janney(アリソン・ジャネイ)、ほか
配給: KADOKAWA
Owen Teague氏は、幅広い作風の映画作品に出演し、さまざまな役を熱演している。映画『To Leslie』では、アルコール依存症の母親を憎みながらも見守り続ける息子という繊細で複雑な役を見事に演じきった。2024年公開の映画『Kingdom of the Planet of the Apes』では、どのような役を演じるのかも注目したい!