アーチー・マデクウィ、オーランド・ブルーム、デヴィッド・ハーバーらが第76回カンヌ国際映画祭に登場—F1モナコGPも観戦
映画『グランツーリスモ』のキャストや監督らが第76回カンヌ国際映画祭とF1世界選手権『モナコグランプリ』の会場に登場した!記事を読み進めよう!
映画『Gran Turismo』(邦題『グランツーリスモ』)の監督やキャストらが第76回カンヌ国際映画祭に出席した。
第76回カンヌ国際映画祭のプログラムの一環である映画『グランツーリスモ』のメディア向けフォトセッションとインタビュー、クロージングナイトのレッドカーペットに、俳優のArchie Madekwe(アーチー・マデクウィ)、俳優のOrlando Bloom(オーランド・ブルーム)、俳優のDavid Harbour(デヴィッド・ハーバー)、シンガー/ソングライター/女優/作家のGeri Halliwell(ジェリ・ハリウェル)、俳優/演出家のMaximilian Mundt(マクシミリアン・ムント)、本作の監督を務めた映画監督のNeill Blomkamp(ニール・ブロムカンプ)監督、プロデューサーのAsad Qizilbash(アサド・キジルバッシュ)が出席し、登壇。ニール・ブロムカンプ監督は「ソニーから脚本が渡されたときは、まさかレーシングゲーム「グランツーリスモ」から映画が作れるとは思いませんでした。しかし、脚本を読んだら、見事にテレビゲームと実在する人物の伝記が融合されていました。そんな組み合わせはいままで見たことがありませんでした。この映画は、実家の地下室で「グランツーリスモ」のゲームでレースを疑似体験していたヤン・マーデンボローという人物が、免許もない状態からル・マンの表彰台に立つという何とも信じ難い実話を基にした作品です」と本作のストーリーを明かし、オーランド・ブルームは「僕が演じるダニーという人物の発案のもと、(ゲームの)「グランツーリスモ」が得意な若者を集め、本物の車に乗せ、何ヶ月ものトレーニングを経て、レースの表彰台に立つという夢を叶える物語です。だからこの映画は、夢を追うすべての人間が見るべき作品です」と自身の役や本作について語り、続けて「ニール・ブロムカンプ監督は素晴らしい映像クリエイターで、アクションシーンは基本的に全て車の中、サーキットの上で撮影しています。レーシングファンなら、これ以上のないくらいの臨場感で、レースの中にいるような感覚を味わえるはずです」とニール・ブロムカンプ監督を絶賛。また、主人公 Jann Mardenborough(ヤン・マーデンボロー)を演じたアーチー・マデクウィは、「僕は実際ずっと車の中にいて、時速320kmで走っていました。映画から伝わるアドレナリンやスピード感は、すべてリアルなものです。グリーンバックで撮ったものは一切ありません。僕らは常に車に乗っていて、あのスピードで走っていました。すべてリアルだからこそ、映画を見ていてもタイヤの焼ける匂いが伝わり、僕の表情や顔の汗から、僕が感じていたと同じ“G”が体感できるはずです。だからこの映画は、車好きにはたまらないはずです。さらにストーリーもA級です」と、体当たりの撮影だったことを明かしている。
さらにキャストやニール・ブロムカンプ監督らは、カンヌから30分ほどの距離にあるモナコ公国モンテカルロ市街地で開催されていたF1世界選手権『モナコグランプリ』を訪れ、レースを観戦。ガレージ近くでマスコミ・報道関係者のインタビューに答えたほか、コースの急カーブ フェアモント・ヘアピンを背後に本作のフォトセッションも行われた。
世界一過酷な夢に挑む実話を基にした感動作——映画『Gran Turismo』(邦題『グランツーリスモ』)は、2023年9月より全国で公開される。
《STORY》世界的大ヒットのドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン。ゲームに明け暮れる姿に「レーサーにでもなるつもりか、現実を見ろ」と父親にはあきれられる。そんな時、ヤンにとって一生に一度のチャンスが訪れる。世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため、競い合わせ、選抜するプログラムだ。その名も「GTアカデミー」。プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げたひとりの男と、ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサー、そしてバーチャルなゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーたちがそこに集結。彼らが直面する、想像を絶するトレーニングやアクシデントの数々。不可能な夢へ向かって、それぞれの希望や友情、そして葛藤と挫折が交錯する中で、いよいよ運命のデビュー戦の日を迎える——。
公開: 2023年9月 全国で公開
監督: Neill Blomkamp(ニール・ブロムカンプ)
脚本: Jason Hall(ジェイソン・ホール)、Zach Baylin(ザック・ベイリン)
原作: Gran Turismo by PlayStation Studios(『グランツーリスモ』 by プレイステーションスタジオ)
出演: David Harbour(デヴィッド・ハーバー)、Orlando Bloom(オーランド・ブルーム)、Archie Madekwe(アーチー・マデクウィ)、Djimon Hounsou(ジャイモン・フンスー)、ほか
配給: ソニー・ピクチャーズ映画
映画『Gran Turismo』のキャストやNeill Blomkamp監督らは、第76回カンヌ国際映画祭に出席し、2日間のスケジュールを終え、翌日にはモナコ公国で開催されていたF1世界選手権『Monaco Grand Prix』にも足を運ぶ超ハードスケジュール。モナコGPは、本作のプロモーションにもぴったりの場所!仕事とレース観戦を楽しんだようだ。実は、Tom Holland氏も兄弟や映画『Spider-Man』シリーズのキャストを連れてモナコGPを訪れており、レース観戦とモナコ公国を満喫した様子!