特撮のDNA/平成ガメラ3部作展が8月11日より東京タワーで開催—新たに蘇ったガメラとギャオス、イリスが特撮の聖地へ
日本国の宝“特撮”(特殊撮影技術)の真髄を体感することができる『特撮のDNA』の新たな展覧会が開催される!どのような展覧会になるの!?記事を読み進めよう!
日本国の宝“特撮”の真髄を体感することができる展覧会『特撮のDNA/平成ガメラ3部作展』が、2022年8月11日(祝日・木曜日)より東京・東京タワー タワーホールで開催される。
同会場で8月7日(日曜日)まで開催される展覧会『特撮のDNA/東京タワーSOS ゴジラ・モスラ・東宝特撮展』に続き、今度は大映(現・KADOKAWA)特撮である“平成ガメラ”をフィーチャーした展覧会『特撮のDNA/平成ガメラ3部作展』が開催される。
本展では、特撮史に金字塔を打ち立てた名作・1995年公開の映画『ガメラ 大怪獣空中決戦』に登場するガメラのスーツ(第2作に転用されたため現存しない)がクラウドファンディングによる支援を受けて復元・永久保存化され、初めて一般にお披露目されるほか、同じく1995年公開の映画『ガメラ 大怪獣空中決戦』屈指の名シーンに使われたギャオス(通称“お座りギャオス”)がクラウドファンディングによる支援を受けて修復され、初めて一般にお披露目される。さらに特技監督/美術デザイナーの三池敏夫の設計によって製作されたギャオスが巣食う東京タワーの1/70スケールミニチュアや、1999年公開の映画『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』のイリス幼体と最終決戦をオマージュしたジオラマも特撮のDNAで初めて公開され、資料や造形物など約100点が展示されるという。また、スペシャルイベントとして、三池敏夫と映画監督/特技監督/造形作家/特殊メイクアップアーティストの原口智生のトークショーなども開催される。
映画『ゴジラ』シリーズや特撮テレビドラマ『ウルトラマン』シリーズなどで知られる映画監督/特撮監督の円谷英二監督(1901-1970)が初めて日本映画に取り入れた“特撮”(特殊撮影技術)。特撮のDNAは、全国各地で展覧会を開催し、“特撮の技術”とその“継承者たち”にスポットをあて、まだ見ぬ世界を具現化し、空想と現実の境界を軽々と飛び越えた特撮マンたちの仕事を展観。いまなお幅広い世代に愛される作品に大きな影響を及ぼし、多くの人に驚きと感動を与えている“特撮”の真髄を伝えている。
展覧会『特撮のDNA/平成ガメラ3部作展』は、2022年8月11日(祝日・木曜日)から8月28日(日曜日)まで東京・東京タワー タワーホールで開催される。
日程: 2022年8月11日(祝日・木曜日)から8月28日(日曜日)
時間: 11時00分から19時00分・金曜日のみ11時00分から21時00分(最終入場は閉場30分前まで)
会場: 東京・東京タワー 地下1階 タワーホール フットタウン内(東京都港区芝公園4-2-8)
料金: 入場特典(特製うちわ)付き 一般(高校生以上) 当日 1,700円(税込) 前売り 1,500円(税込) / 小学生・中学生(6歳から15歳以下) 当日 800円(税込) 前売り 700円(税込) / 未就学児・5歳以下 無料 / その他
注意: 情勢によりやむを得ず、営業時間に変更が生じる場合や、休業となる可能性もあります。最新情報、詳細、注意事項を公式サイトおよび公式SNSにて必ずご確認ください。
備考: 入場特典はなくなり次第終了となります。小学生以下の方の入場には高校生以上の同伴者が必要となり、同伴者はチケットを購入する必要があります。
お問い合わせ: 特撮のDNA公式サイトのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。
これまで全国各地で計9回の展覧会を開催してきた特撮のDNA。映画の撮影で実際に使用された本物のスーツやプロップ、ミニチュア、資料などを展示し、多くの人々に特撮の真髄を伝えてきた。現在開催されている第9回目の展覧会は、ゴジラとモスラ、東宝特撮をフィーチャー。そして、来週から始まる第10回目の特撮のDNA/平成ガメラ3部作展は、大映(現・KADOKAWA)特撮である“平成ガメラ”をフィーチャーする。ゴジラ同様に人気のガメラ!復元されたガメラのスーツや“お座りギャオス”も初公開とあって、多くの特撮ファンが来場しそうだ!