映画『L.A.コールドケース』衝撃の冒頭映像と人物相関図が到着—2つの事件が“LAbyrinth”(迷宮)への最初の扉を開ける
映画『L.A.コールドケース』の冒頭映像と人物相関図が公開された!どのような冒頭映像と人物相関図になっているの!?記事を読み進めよう!
映画『City of Lies』(邦題『L.A.コールドケース』)の冒頭映像と人物相関図が公開された。
今回解禁された冒頭映像は、1990年代のHIP HOPシーンを代表するアーティストの1人・ラッパー/ソングライターのThe Notorious B.I.G.(ノトーリアス・B.I.G./1972-1997)が暗殺された事件から9日後に起こった1つの事件から始まる。
俳優のShea Whigham(シェー・ウィガム)演じる麻薬取締担当刑事のFrank Lyga(フランク・ライガ)が車内でロックバンド Blackfoot(ブラックフット)の楽曲をかけて信号待ちをしているところに、俳優/プロデューサーのAmin Joseph(アミン・ジョセフ)演じるロサンゼルス市警察警察官でギャング“ブラッズ”のメンバーでもあるKevin Gaines(ケヴィン・ゲインズ)が車内でラッパー/俳優のSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)のショートフィルム『Murder Was The Case』サウンドトラックを大音量で流し車を走らせ、フランク・ライガの車と並ぶように信号待ち。そして、目が合った2人は次第に口論へと発展し、カーチェイスの末、フランク・ライガはケヴィン・ゲインズを射殺してしまう。同じ警察同士とは知らずの出来事だった。この冒頭映像がすべてに繋がる。終盤、俳優/プロデューサー/ミュージシャンのJohnny Depp(ジョニー・デップ)演じるロサンゼルス市警察の刑事 Russell Poole(ラッセル・プール)が「この2つの事件のせいで、俺は全てを失う。その日、あの街角で迷宮への最初の扉が開いたのだ」——事件を追い続け、辿り着いた“真実”とは?本編では、ロサンゼルス市警察とギャング、そしてレコード会社の関係性や、そこに巣食う闇の正体が次第に明らかになっていく。
映画『City of Lies』(邦題『L.A.コールドケース』)は、2022年8月5日(金曜日)よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋、ほか全国で順次公開される。
1997年3月。全米に衝撃を与えたノトーリアス・B.I.G.の暗殺事件が勃発。その担当刑事だった元・ロサンゼルス市警察署のラッセル・プール(ジョニー・デップ)は、事件から18年が経過した今も、未解決事件の真相を追い続けていた。ある日、彼のもとに事件の謎を独自に探っていた記者ジャック(フォレスト・ウィテカー)が訪れる。なぜラッセルが家族や友人に避けられるようになってまでこの事件に執着しているのか、そこから捜査が進まない原因を突き止めようとする。さらに、プールはノトーリアス・B.I.G.の事件に警察官たちの関与を疑い捜査を深めていく。そして、プールとジャクソンは手を組み複雑に絡む事件の真相に迫るが…
公開: 2022年8月5日(金曜日)よりヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン池袋、ほか全国順次公開
監督: Brad Furman(ブラッド・ファーマン)
脚本: Christian Contreras(クリスチャン・コントレラス)
原作: LAbyrinth by Randall Sullivan(『LAbyrinth』by ランドール・サリヴァン)
出演: Johnny Depp(ジョニー・デップ)、Forest Whitaker(フォレスト・ウィテカー)、Toby Huss(トビー・ハス)、Dayton Callie(デイトン・キャリー)、ほか
配給: キノフィルムズ
今回公開された人物相関図を見るだけでも2PAC氏とThe Notorious B.I.G.氏が銃撃された事件の構造と取り巻く組織が見えてくる。腐敗した公権力は、真実を隠蔽し、人をも殺す——どこの国でも昔からいまもそんなに変わっていないということがわかる。それが曲がり通ってしまうのだから、本当に危ない。