出水ぽすか(『約束のネバーランド』)が映画『DUNE/デューン 砂の惑星』の世界をイラストに—ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督も感激
漫画『約束のネバーランド』の作画を担当している出水ぽすかによる映画『DUNE/デューン 砂の惑星』のイラストが公開された!どのようなイラストになっているの!?記事を読み進めよう!
漫画『約束のネバーランド』の作画を担当している漫画家/イラストレーターの出水ぽすかが描き下ろした映画『Dune』(邦題『DUNE/デューン 砂の惑星』)の特別イラストが公開された。
今回公開された特別イラストは、シャネルとのコラボレーションも記憶に新しく、世界累計発⾏部数32,000,000部を超える漫画『約束のネバーランド』の作画を担当している出⽔ぽすかが、映画『DUNE/デューン 砂の惑星』にインスパイアされ、その世界を描き下ろした特別なイラストとなっている。全宇宙の未来を託される主⼈公Paul Atreides(ポール・アトレイデス)をはじめとするアトレイデス家、宿敵ハルコンネン家、襲い来るサンドワームなども描かれており、重力を感じさせる大胆な構図、細部までこだわった繊細な画線・線画、砂の惑星を彷彿とさせる⾊彩、ダイナミックかつ⽣き⽣きとした動き、登場人物の表情は、本作の壮⼤な世界観だけでなく、葛藤や困難を乗り越えるポール・アトレイデスの成⻑の様子や⼈間ドラマも想起させる仕上がりだ。出⽔ぽすかは、本作について「緊迫感あるシーンの連続で息つく暇がありませんでした。異星での⽂化の違いが⽣活の端々で不気味に映り、壮⼤な砂漠の中にも⼩さな家族の息づかいを感じる物語です」と本作を体験した感想を寄せた。また、本作の監督を務めた映画監督/脚本家のDenis Villeneuve(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)監督は、出水ぽすかのイラストについて「とても感動しています。キャラクターと映画の精神/スピリットを⼤切にしつつ、⾃分のものにしてくれているのが⾒てわかりますから。重⼒の使い⽅や、ドローイングの⼒学に何か特別なものを感じますし、⾮常に美しいなと思います。とても詩的ですし。他のアーティストが(⾃分の作品の)「画」から何かを感じ、⾃分の作品に落としてくれているというのは、僕にとってもとても感動的なことです。美しい贈り物だと感じます」と感激し、大絶賛しているようだ。
本作の日本国公開に先駆け、⼀⾜早く本作を体験・堪能した⽇本国を代表するトップクリエイターたちから感想が続々と到着しており、特技監督/映画監督/映像作家の樋口真嗣監督は「やっと時代が、表現が追いつき、そして更なる⾼みへ⾶びたつ。削ぎ落とされ、鋭利な刃物のように聳え⽴つ美学。そこで翻弄される⾼潔な意思と尽きない欲望。まさかSFでここまで美しく脆く悲しく、そして抗えない運命を謳いあげる時が来ようとは。2020年代を背負うであろうこの映画を⼤画⾯で観ない理由は、もはや何もないのだ」、映画監督の山﨑貴監督は「本物のDUNEがそこにはあった。僕は2時間半、確かにアラキスに⽴っていた。そして、その歴史的な瞬間を⽬撃した」、アニメーション監督/脚本家/演出家の神山健治監督は「映像が持つ”説得⼒”が、SF映画ということを忘れさせる。我々は間違いなくデューンに連れて⾏かれる」とコメントを寄せ、公開前から大絶賛の大嵐が吹き荒れている。
自らの宿命を知り、運命を切り開く新世代スペクタクル・アドベンチャーがここに生まれる—映画『Dune』(邦題『DUNE/デューン 砂の惑星』)は、2021年10月15日(金曜日)より全国で公開される。
全宇宙から命を狙われる、たった一人の青年、ポール・アトレイデス。彼には“未来が視える”能力があった。宇宙帝国の皇帝からの命令で一族と共に、その惑星を制する者が全宇宙を制すると言われる、過酷な<砂の惑星デューン>へと移住するが、実はそれはワナだった!アトレイデス家と宇宙支配を狙う宿敵ハルコンネン家の壮絶な戦いが勃発。父を殺され、巨大なサンドワームが襲い来るその星で、ポールは全宇宙のために立ち上がるのだが・・・
公開: 2021年10月15日(金曜日)より全国公開
原作: Dune by Frank Herbert(フランク・ハーバート著『デューン/砂の惑星』(ハヤカワ文庫刊))
監督: Denis Villeneuve(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)
脚本: Eric Roth(エリック・ロス)、Jon Spaihts(ジョン・スペイツ)、Denis Villeneuve(ドゥニ・ヴィルヌーヴ)
出演: Timothée Chalamet(ティモシー・シャラメ)、Rebecca Ferguson(レベッカ・ファーガソン)、Oscar Isaac(オスカー・アイザック)、Josh Brolin(ジョシュ・ブローリン)、Stellan Skarsgård(ステラン・スカルスガルド)、Zendaya(ゼンデイヤ)、Charlotte Rampling(シャーロット・ランプリング)、Jason Momoa(ジェイソン・モモア)、Javier Bardem(ハビエル・バルデム)、ほか
配給: ワーナー・ブラザース映画
今回公開された出水ぽすかさんのイラストは、漫画のイラストの域を超え、ヨーロッパなどの美術館に展示されるような芸術的なイラストになっているように感じる。そして、まだ予告映像や場面写真にも登場していない謎の生きものも描かれており、本編のどのシーンに登場するのかも期待できる。さぁ日本公開まであと少し!映画館に行かない理由は、ない(※新型コロナウイルスによる感染症パンデミックが国内で再び起こらなければ。みなさんも無理をしないように。)。