展覧会『スター・ウォーズ™ アイデンティティーズ：ザ・エキシビション』が熱い—初めて見たあの時の胸の高鳴りが再び

2019.08.28

展覧会『STAR WARS™ Identities: The Exhibition』（スター・ウォーズ™ アイデンティティーズ：ザ・エキシビション）

ダース・ベイダー

ダース・ベイダーの衣装は、俳優のDavid Prowse（デイヴィッド・プラウズ）が1983年公開の映画『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』で着用した衣装。ジョージ・ルーカス監督は、1977年公開の映画『スター・ウォーズエピソード4/新たなる希望』の第1稿を仕上げると、コンセプト・デザイナー/イラストレーターのRalph McQuarrie（ラルク・マクォーリー）と一緒にダース・ベイダーの最終的な外見を完成させる。究極の悪役・絶対的悪ではなく、ダークサイドのフォースに精神を乗っ取られ、機械によって身体を操られ、善の心・人間に戻りたいともがき苦しんでいるダース・ベイダーの物語は、ダース・ベイダー亡き後のいまも続いている。

ダース・ベイダーのマスクは、1983年公開の映画『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』で使用されたマスク。ルーク・スカイウォーカーは、アナキン・スカイウォーカーとしての善の心が残っていた死にゆくダース・ベイダーのマスクを脱がせ、実の父親の顔を生まれて初めて目にする。死にゆくダース・ベイダーは、俳優/映画監督/脚本家/小説家のSebastian Shaw（セバスチャン・ショウ）が演じ、DVD版はCG合成でアナキン・スカイウォーカーを演じた俳優のHayden Christiansen（ヘイデン・クリステンセン）に替えられている。