展覧会『スター・ウォーズ™ アイデンティティーズ:ザ・エキシビション』が熱い—初めて見たあの時の胸の高鳴りが再び
ジャバ・ザ・ハットに借りたお金を返すことができずに賞金をかけられたHan Solo(ハン・ソロ)は、1980年公開の映画『Star Wars: Episode V The Empire Strikes Back』(邦題『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』)でDarth Vader(ダース・ベイダー)によってカーボン凍結された後、賞金稼ぎのボバ・フェットによってジャバ・ザ・ハットに引き渡された。カーボン凍結されたハン・ソロのプロップは、映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で使用されたプロップ。顔と手の部分はハン・ソロを演じた俳優のHarrison Ford(ハリソン・フォード)の型を取り、その他の胴体の部分は匿名の志願者の型を取り、使用されている。Leia Organa(レイア・オーガナ)の衣装は、女優/脚本家のCarrie Fisher(キャリー・フィッシャー)が1983年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』で着用した衣装。プロップや衣装の他にもジャバ・ザ・ハットの宮殿内のコンセプト・アートも展示されている。
帝国軍と反乱軍のビークル
宇宙空間のようなディスプレーの中で帝国軍と反乱軍のビークルが対峙するようにして展示されている光景は、圧巻。帝国艦隊の主力艦であるImperial-class Star Destroyer(インペリアル級スター・デストロイヤー)のモデルは、1980年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で使用されたモデル。1977年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で使用されたモデルよりさらに洗練され、細かいディティールが盛り込まれたため、3倍の大きさのモデルになったという。他にも帝国軍のビークルのモデルとして全地形対応装甲トランスポート(AT-AT)の中型モデル、Lambda-class T-4a Shuttle(ラムダ級T-4aシャトル)/Imperoal Shuttle(インペリアル・シャトル)“タイディリアム”のモデル、ダース・ベイダー専用のタイ・ファイターTIE Advanced x1(TIEアドバンストx1)のモデル、TIE/sa bomber(TIE/saボマー)のモデル、TIE/ln space superiority starfighter(TIE/ln制宙スターファイター)のモデル、TIE/IN interceptor(TIE/INインターセプター)のモデルが展示されている。反乱軍のビークルのモデルは、共和国再建のための同盟が使用した主力艦であるMC80 star cruiser(MC80スター・クルーザー)/Mon Calamari star cruiser(モン・カラマリ・スター・クルーザー)“リバティ”のモデルをはじめ、X-wing starfighter(Xウィング・スターファイター)のモデル、T-47 airspeeder(T-47エアスピーダー) /Snowspeeder(スノースピーダー)の大型モデル、RZ-1 A-wing interceptor(RZ-1 Aウイング・インターセプター)のモデル、BTL-A4 Y-wing assault starfighter/bomber(BTL-A4 Yウイング強襲用スターファイター/ボマー)のモデル、A/SF-01 B-wing starfighter(A/SF-01 Bウイング・スターファイター)のモデルが展示されている。さらにビークルのコンセプト・アートやデータ・シートも展示されている。
映画『スター・ウォーズ』シリーズの最も有名なビークルと言えば、ハン・ソロの密輸船であるMillennium Falcon(ミレニアム・ファルコン)。ミレニアム・ファルコンのモデルは、1980年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で使用されたモデル。1977年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で使用されたモデルは大きすぎて迫力ある曲芸的な動きに不向きだったため、半分のサイズのモデルが作られた。モデルの他にも機体や機内のコンセプト・アートも展示されている。ボバ・フェットの宇宙船Slave I(スレーヴI)のモデルは、1980年公開の映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』で使用されたモデル。このモデルの製作にはポルシェのプラモデルのパーツが使用されているという。スレーヴIのみ鏡になった台座に展示されており、下部分の細かなディティールを確認することができる。
チューバッカ / ハン・ソロ / レイア・オーガナ / ランド・カルリジアン