展覧会『スター・ウォーズ™ アイデンティティーズ：ザ・エキシビション』が熱い—初めて見たあの時の胸の高鳴りが再び

2019.08.28

展覧会『STAR WARS™ Identities: The Exhibition』（スター・ウォーズ™ アイデンティティーズ：ザ・エキシビション）

BB-8のユニットは、2015年公開の映画『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』に登場。公開前の2015年4月にアメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイムで開催されたスター・ウォーズ・ファンの祭典『スター・ウォーズ・セレブレーションアナハイム』のステージで初めてお披露目され、いままでにない新たなドロイドの登場に会場のボルテージが上がった。映画『スター・ウォーズ／フォースの覚醒』では、BB-8が手に入れた地図のデータとR2-D2が持っていた地図のデータが結合され、Luke Skywalker（ルーク・スカイウォーカー）の居場所が明らかとなった。BB-8とR2-D2のコンビの活躍も子どもや女性にまでファン層を拡大する要因の一つとなった。

ジャバ・ザ・ハット

Jabba the Hutt（ジャバ・ザ・ハット）のモデルは、映画『スター・ウォーズエピソード1/ファントム・メナス』でポッドレース大会「ブーンタ・イヴ・クラシック」の主催者として登場する若き日のちょっとスリムなジャバ・ザ・ハットを視覚化するために作られたモデル。

ジャバ・ザ・ハットのパペット（目と瞼）は、1983年公開の映画『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』で使用されたパペット。パペットの目と瞼は、リモコン操作で様々な動きを見せた。ジャバ・ザ・ハットの巨大なパペットのうち、いまも残っている数少ない貴重なパーツの一つでもある。他にもジャバ・ザ・ハットのコンセプト・アートやキャラクター研究のスケッチが展示されており、ジャバ・ザ・ハットになるまでの変貌を知ることができる。ジャバ・ザ・ハットの衣装をイメージするために衣装デザイナーのJohn Mollo（故・ジョン・モロ）によって描かれた初期のコンセプト・スケッチも展示されており、いまのジャバ・ザ・ハットとは似ても似つかない、日本国の時代劇に出てきそうなキャラクターのコンセプト・スケッチも要注目だ。