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映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』トム・クルーズら会見に出席

 
© 2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

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映画『Mission: Impossible -Fallout』(邦題:ミッション:インポッシブル/フォールアウト)の主人公Ethan Hunt(イーサン・ハント)を演じた俳優/プロデューサーのTom Cruise(トム・クルーズ)、August Walker(オーガスト・ウォーカー)を演じた俳優のHenry Cavill(ヘンリー・カヴィル)、Benjamin “Benji” Dunn(ベンジャミン“ベンジー”ダン)を演じた俳優/コメディアン/プロデューサー/脚本家のSimon Pegg(サイモン・ペッグ)、監督を務めた映画監督/プロデューサー/脚本家のChristopher McQuarrie(クリストファー・マッカリー)監督が来日記者会見に出席した。

 

映画『Mission: Impossible -Fallout』(邦題:ミッション:インポッシブル/フォールアウト)の公開に先駆け、一昨日2018年7月17日(火曜日)に来日したTom Cruise(トム・クルーズ)、Henry Cavill(ヘンリー・カヴィル)、Simon Pegg(サイモン・ペッグ)、Christopher McQuarrie(クリストファー・マッカリー)監督が、昨日2018年7月18日(水曜日)に開催された来日記者会見に出席し、登壇。

約2年ぶり通算23回目の来日を果たしたTom Cruise(トム・クルーズ)は、「日本に戻ってくることができて本当に嬉しく思っている。家に戻ってきたような気がするし、今回このように仲間と一緒に来れたことが嬉しい。この後のプレミアが待ち遠しい」と挨拶。ビルからビルへ飛び移る“ビルジャンプ”と呼ばれるシーンでの怪我による撮影中断が世界中でニュースになったことについて「あのシーンで骨を折って、足をくじいた。飛び移るときに壁にぶつかったんだけど、その途端折れたと思った。でもその後、我慢して走った(笑)映画には、実際のそのシーンが使われている」と明かし、続けて「医者に診てもらったら9カ月かかると言われた。だけど僕は、6週間で撮影に戻ると伝えた。そして、実際に6週間で戻った。その後、ロンドンでの撮影で、全速力で走った(笑)」と、エピソードを語った。

Henry Cavill(ヘンリー・カヴィル)は、「トムの怪我についてはかなり重要なことだけど、怪我したのは彼だけではないんだ」と真剣に話し始め、「僕は紙で手を切って、3週間撮影を中止した」とジョークを放ち、会場の空気が一気に和んで笑いが巻き起こり、Tom Cruise(トム・クルーズ)は「いまは治った」と完治したことを報告。Henry Cavill(ヘンリー・カヴィル)は、「トムほど素敵なエピソードはないんだけど(笑)」と前置きし、「トムとマッカリー(監督)と仕事をできたことが最高だった。学ぶことも多かったし、シリーズの新しい仲間に加われて嬉しい」と心境を語った。

Simon Pegg(サイモン・ペッグ)は、「レベッカ・ファーガソンと一緒にトムのヘリコプター・スタントのシーンを見ていた。その当時は、彼がヘリコプターから落ちることを知らなかったから、その様子を見てかなり驚いた。そして、残念ながら今日は早く撮影が終わることになると思った」と明かし、その瞬間を見たときの表情を再現し、再び会場を笑いで包んだ。

Christopher McQuarrie(クリストファー・マッカリー)監督は、「ヘリコプターからぶら下がっている荷物にトムが落ちたとき、無線上でスタッフが「トムがいなくなった」とパニックを起こしていた」と明かし、一方、Tom Cruise(トム・クルーズ)は「とても楽しかった。でも、みんなは楽しくないよね(笑)」と振り返り、再び笑いを誘った。シリーズ前作・2015年公開の映画『Mission: Impossible – Rogue Nation』(邦題:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション)に続き監督を務めたことについて「前作での飛行機にしがみつくトムの姿を観て、もうやり尽くしたと思ったので、続編を務める監督はかわいそうだなと思っていたら自分がやることになってしまった(笑)だけど、今回は前作を超えようという気持ちではなく、シリーズに相応しい作品にしようと決めていた」と明かし、「試写で観客に観てもらった際、アクションが多すぎると言われたので、少しカットした。ごめんね、トム(笑)、ヘンリーもごめんね(笑)」とお茶目に試写のエピソードを語ると、Simon Pegg(サイモン・ペッグ)が「僕のアクションもカットされた」とジョークを放ち、会場を笑いに包んだ。

Q&A
Tom Cruise(トム・クルーズ)自ら操縦したヘリコプター・スタントについて

Tom Cruise(トム・クルーズ): あのシーンは、アイスキャンディになってしまうんじゃないかと思うくらいとても寒くて、ヘンリーと一緒に凍えながら撮影していた。あのシーンはCGが全くない、ミスは許されなかったので、一年半身体の一部になるくらい練習をして挑んだ。『トップ・ガン』や『バリー・シール/アメリカをはめた男』でも操縦していたけど、今作での良いウォームアップになっていたと言える(笑)

Christopher McQuarrie(クリストファー・マッカリー)監督: あのヘリコプターでのシーンを撮影していたカメラマンは、顔が緑色になって二度とこのヘリコプターには乗らないといって辞めちゃった(笑)

一作目から20年経っていてもなお過激なアクションに挑戦し続ける理由

Tom Cruise(トム・クルーズ): 自分のキャリアを通じて、どんな映画でもチャレンジしてきた。観客のために全力を尽くすことが趣味。映画に人生を捧げているし、これからもそうしていきたいと思っている。

Christopher McQuarrie(クリストファー・マッカリー)監督: トムと仕事をするまでは、白髪がなかったけど、一緒に仕事をし始めてから一人で二人分老けた(笑)何度も言っていることだが、トムほど映画に全てを捧げている人はいない。そして、彼のその情熱は他人にも感染する。みんないままでのどの作品よりも努力するようになるし、できると思っていなかったこともできるようになる。トムは、色んな人を立てることができる。そんな俳優は唯一無二。そして、トム自身人間らしさを見せてくれるので、とてつもないことをやっているんだけど、親密感が持てる。

スーパーマンより大変だと思ったシーン

Henry Cavill(ヘンリー・カヴィル): シャワールームでのファイトシーンは凄かった。怪我については、トムが引き受けてくれた(笑)次回作は、僕が右足を骨折する(笑)スーパーマンとの違いは、今作でのスタントは全て自分でこなしている。スーパーマンは、正直に言うとほとんどがCG。あの有名なコスチューム以外は(笑)

Tom Cruise(トム・クルーズ): よりリアルに見えるよう、本気で殴り合った。だから撮影後は、身体の節々が痛かった(笑)

 

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