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セサミストリートの歴史と存在意義を体感できる展覧会、幅広い世代に再定義—誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

セサミストリートの展覧会「誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展」(東京会場)が明日閉幕する。どのような展覧会になったの!?記事を読み進めよう!

 
誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展
カラフルで個性豊かなマペットたち(クッキーモンスター、グローバー、エルモ、ゾーイ、ジュリア、オスカー・ザ・グラウチ) Sesame Street® and associated and related characters, trademarks and design elements are owned and licensed by Sesame Workshop. All rights reserved. © 2024 Sesame Workshop. All rights reserved. ©/™ 2024 Sesame Workshop. All rights reserved. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

セサミストリートの貴重な写真や映像を交えてセサミストリートの歴史を年代ごとにパネルで紹介。1969年の誕生から現在までの移り変わり、セサミストリートの多角的な活動を知ることができる。エルモやクッキーモンスター、ビッグバード、バート、アーニー、オスカー・ザ・グラウチなどをはじめとするマペット(キャラクター)は知っていてもセサミストリートが誕生した背景や目的趣旨、活動内容、日本国における活動内容を知らないという人は、ぜひここで知ってほしい!セサミストリート初期のシリーズで放送された数え歌のアニメーション『Pinball Number Count』(『ピンボールナンバーカウント』)や『Magician Number Count』(『マジシャンナンバーカウント』)などのセル画も展示されている。

bornセサミストリートに出会う

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

世界各地で活躍するマペットの紹介も ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

マペットを掘り下げた詳しい情報をパネルで紹介 ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

クッキーモンスターのママとグローバーのママも登場 ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

クッキーモンスター、グローバー、エルモ、ゾーイ、ジュリア、オスカー・ザ・グラウチ ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

カウント伯爵はイラストレーションと共に ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

日本国初公開となる赤ちゃん時代(生後3ヶ月)のエルモ ベビーエルモ ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

セサミストリートのカラフルで個性豊かなマペット(キャラクター)を紹介。エルモ、クッキーモンスター、オスカー・ザ・グラウチ、カウント伯爵、グローバー、ゾーイ、ジュリア、クッキーモンスターのママ、グローバーのママ、日本国初公開となる赤ちゃん時代(生後3ヶ月)のエルモ=ベビーエルモの本物のマペットと名シーンの映像が展示されているほか、セサミストリートの仲間たちを掘り下げた詳しい情報や世界各地で活躍しているマペットもパネルで紹介されており、多様なマペットを知ることができる。展示されている本物のマペットは、近距離で見ることができるので質感や素材も感じてほしい!自分の容姿や性格、境遇に似たマペット、自分が関心を持っている社会問題の中心にいるマペットに出会うかも!

bornセサミストリートの裏側を覗く

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

撮影風景などの貴重な写真を交えてメイキングを含む舞台裏を紹介 ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi


 

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

ルイス・ヘンリー・ミッチェル氏によるクッキーモンスターのアートワーク原画 ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

ルイス・ヘンリー・ミッチェル氏によるマペットのアートワーク原画 ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

マペットがアメリカ合衆国の雑誌の表紙を飾る ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

セサミストリートのメイキングを含む裏側を紹介。貴重な写真を交えてセサミストリートの舞台である都市部の荒れ果てた街並みに隠されたねらい、マペットの表情を豊かにみせるためのカメラーワークやパペティアの努力と苦労、番組制作におけるプロデューサーとディレクターの役割も知ることができるほか、キャラクターデザインのクリエイティブディレクター Louis Henry Mitchell(ルイス・ヘンリー・ミッチェル)によるアートワークの原画やキャラクタデザインの過程、ブックアートのイラストレーションの原画、ビッグバードが表紙を飾ったアメリカ合衆国の雑誌『TIME』(タイム誌)なども展示されている。

bornセサミストリートを聴く

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

セサミストリートソングの背景に迫る ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

セサミストリートは音楽を中心に考えられた番組 ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展

セサミストリートのテーマソング「Sunny Days」直筆楽譜、その横は「ELMO’S SONG」直筆楽譜 ™ and © 2024 Sesame Workshop ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

セサミストリートを彩る魅力的な音楽を紹介。メインテーマ「Sunny Days」(サニー・デイズ)をはじめとするセサミストリートの音楽がどのように生まれたのか?——“セサミストリートソング”の背景に迫るほか、「Sunny Days」、「Elmo’s Song」(エルモの歌)、「”C” is for Cookie」(“シー”・イズ・フォー・クッキー)の直筆楽譜も展示されている。兄妹デュオ Carpenters(カーペンターズ)をはじめ、多くのアーティストがカバーした名曲「Sing」(シング)も、実はセサミストリートから生まれたオリジナル楽曲であることも知ることができる。

 

Sesame Street® and associated and related characters, trademarks and design elements are owned and licensed by Sesame Workshop. All rights reserved. © 2024 Sesame Workshop. All rights reserved. ©/™ 2024 Sesame Workshop. All rights reserved.
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セサミストリートの展覧会「誕生55周年記念 Hello! セサミストリートの世界展」(東京会場)は、日本国で放送されたテレビ番組を観た世代にも、そしてキャラクターは知っている、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでキャラクターを見たりグッズを購入したりしたことがあるけどセサミストリートについてはあまり知らないという若い世代にも向けてセサミストリートを再定義し、歴史と存在意義を体感してもらう重要で貴重な展覧会。東京会場は特に力が入っており、これまで開催された地方会場での展示方法や照明とも異なっているので、空間でセサミストリートを体感できるようになっている。2015年に開催された展覧会『セサミストリート 45thアニバーサリーフェア』では、マペットに焦点が当てられたことで本物のマペットが勢揃いして展示され、それはそれでとても素晴らしかったのだが、セサミストリートが誕生した背景や歴史、活動内容についてはあまり深く触れられずにいた。誕生から55年も経つと時代も世代も社会情勢も変わっているため、もう一度“セサミストリートとは?”を伝える必要がある。映像では、現在Netflixで配信されているドキュメンタリー映画『Street Gang: How We Got To Sesame Street』(邦題『ストリートギャング セサミストリートにたどり着くまで』)が幅広い世代に向けてセサミストリートを再定義している。良かったら観ていただきたい。松屋銀座(東京会場)は、明日4月8日(月曜日)まで。首都圏にお住まいの方はいまからでも間に合うので、ぜひ会場に足を運んでいただき、セサミストリートの素晴らしさを体感していただき、知っていただきたい。

 
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