セサミストリートと“ゆるほぼ”が4.2世界自閉症啓発デーに登場—野田聖子議員“この点灯式が365日みんなの心にあってほしい”
国連が制定した4月2日の世界自閉症啓発デーに合わせて東京タワーでも啓発イベントが開催された!どのようなイベントになったの!?記事を読み進めよう!
世界150以上の国と地域で愛され続けている子ども向け教育テレビ番組『Sesame Street』(『セサミストリート』)と“ゆる楽器”バンド ゆるミュージックほぼオールスターズが、昨日2024年4月2日(火曜日)に東京・東京タワーで開催された『4月2日 世界自閉症啓発デー〜ライトアップイベント〜』に登場した。
国連が定めた4月2日のWorld Autism Awareness Day(世界自閉症啓発デー)に合わせ、“癒し”や“希望”を意味する世界自閉症啓発デーのシンボルカラー“ブルー”のライトで日本全国のランドマークをライトアップするイベント『4月2日 世界自閉症啓発デー〜ライトアップイベント〜』点灯式が東京タワーでも開催され、発達障害の支援を考える議員連盟を代表して衆議院議員の野田聖子議員と参議院議員の山本博司議員、日本自閉症協会 会長の市川宏伸、セサミストリートの人気マペットで自閉症の特性があるJulia(ジュリア)、ジュリアのよき理解者でおともだちのElmo(エルモ)とCookie Monster(クッキーモンスター)、トミタ栞を中心として“ゆる楽器”を演奏し歌うバンド ゆるミュージックほぼオールスターズ(通称 ゆるほぼ)、発達障がいの特性があるアーティストのいっきが登壇。セサミストリートとゆるミュージックほぼオールスターズは、昨年2023年から世界自閉症啓発デー日本実行委員会のテーマソングになっている楽曲「We Belong わたしたちのうた」を、さらにいっきを加えて「きらきら星」をパフォーマンスすると、多様性と包括性を象徴するような出演者による元気いっぱいのパフォーマンスに来場者や会場周辺に居合わせた観光客らから大きな拍手が湧き起こった。その後、市川宏伸によって点灯ボタンが押され、東京タワーが“ブルー”にライトアップ。野田聖子議員は、「今宵も皆さんの激励のもと無事に素晴らしい点灯式になりました、大成功でした。とてもいい夜を迎えました。大切なことは、この点灯式が365日みんなの心にあってほしい。自閉症、発達障がい、他の障がいも“ダメ”から始まるのではなくて、そこに“いる”から始まって私たちの社会をどのようにみんなで変えることができるのか、みんなで取り組んでいくことができればと思います」と挨拶し、イベントを締め括った。
世界自閉症啓発デーは、2007年に国際連合本部で開催された第76回国際連合総会の本会議において、カタール国のSheikha Mozah bint Nasser Al Missned妃殿下の提案により全加盟国の支持を得て採択され、国際連合が4月2日を世界自閉症啓発デーに制定。世界中で自閉症に理解を深めるための取り組みが行われており、日本国でも毎年4月2日の世界自閉症啓発デーから4月8日までの1週間を発達障害啓発週間として、自閉症をはじめ、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障がい、学習障がい、注意欠陥多動性障がいなどの発達障がいに理解を深めるイベントやシンポジウムが開催されているほか、“癒し”や“希望”を意味する世界自閉症啓発デーのシンボルカラー“ブルー”のライトで日本全国のランドマークをライトアップするなどの啓発活動が実施されている。
日程: 2024年4月2日(火曜日)
会場: 東京・東京タワー(東京都港区芝公園4-2-8)
登壇: 野田聖子(衆議院議員)、山本博司(参議院議院)、市川宏伸(日本自閉症協会 会長)
出演: ジュリア、エルモ、クッキーモンスター(セサミストリート)、ゆるミュージックほぼオールスターズ、いっき
主催: 世界自閉症啓発デー日本実行委員会(厚生労働省、自閉症協会、他)
注意: 情勢によりやむを得ず、開催時間に変更が生じる場合や、中止となる可能性もあります。最新情報、詳細、注意事項を公式サイトおよび公式SNSにて必ずご確認ください。
今年2024年は、セサミストリートとゆるミュージックほぼオールスターズ、いっきくんがコラボレーションし、世界自閉症啓発デーのイベントに登場!多様性と包括性を象徴するような組み合わせのメンバーによるパフォーマンスも素敵で、会場も大盛り上がり!そして、日本全国、世界各地のランドマークが、自閉症をはじめ、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障がい、学習障がい、注意欠陥多動性障がいなどの発達障がいの啓発と、理解・支援の輪を広げるために“癒し”や“希望”を意味する“ブルー”にライトアップ!東京タワー周辺でも道行く人が「今日は青だ!」とスマートフォンで写真を撮影する様子も。この日だけではなく、そしてランドマークだけではなく、いつも世界中の一人ひとりの心にどんな人にも優しい“blue”の灯火が点るといいな。