セサミストリートとミドリーズが新曲でコラボレーション—多様性豊かな社会で⾃分⾃⾝に誇りを持ち、居場所を感じられるように

セサミストリートとミドリーズがコラボレーションする楽曲「We Belong わたしたちのうた」 ©2023 Sesame Workshop. All Rights Reserved.

世界150以上の国と地域で愛され続けている子ども向け教育テレビ番組『Sesame Street』（『セサミストリート』）と、NHK Eテレに出演中のSDGsこどもユニット ミドリーズが、新曲「We Belong わたしたちのうた」でコラボレーションする。

セサミストリートをはじめとするテレビ番組や子どもの教育プログラムを手がけるアメリカ合衆国の501(c)(3)（非営利組織）Sesame Workshop（セサミワークショップ）は、国連が定める3月21日の世界ダウン症の日、4月2日の世界自閉症啓発デー、日本国が定める4月2日から4月8日までの発達障害啓発週間に2018年から参加しており、今年で5年目を迎えたことを記念して新曲「We Belong わたしたちのうた」を発表。“すべての⼦どもたちのアイデンティティーや友情を尊重し、多様性豊かな社会で、⼦どもたち全員が⾃分⾃⾝に誇りを持ち、居場所を感じられるよう”に願いを込めて制作された同曲を、セサミストリートの人気マペットで⾃閉症の特性がある4歳の⼥の⼦ Julia（ジュリア）、ジュリアの良き理解者でおともだちのElmo（エルモ）とCookie Monster（クッキーモンスター）、ミドリーズのあつき、レクシー、りりな、うきょう、ゆめりが共演して歌う。また、同曲は、厚生労働省と日本自閉症協会が主宰する世界自閉症啓発デー日本実行委員会初のテーマ曲に決定した。同曲のミュージックビデオは、2023年3月29日（水曜日）にセサミストリート日本公式YouTubeチャンネルで公開されるほか、4⽉にNHK『みんなのうた』や5⽉にEテレ『あおきいろ』の中でも放送を予定。さらに4月2日（日曜日）に東京・東京タワーで開催される世界自閉症啓発デーイベント『東京タワー・ライト・イット・アップ・ブルー』では、ジュリア、エルモ、クッキーモンスター、ミドリーズが出演し、生パフォーマンスすることも決定している（今年は、新型コロナウイルスによる感染症感染防止のため、観客席を設けずに世界⾃閉症啓発デー日本実行委員会公式ホームページで配信予定）。セサミストリートとミドリーズのコラボレーションは、昨年2022年11月、NHKの世界こどもの日プロジェクト、同局子ども向けSDGs番組シリーズ『ひろがれ！いろとりどり』のテーマソングになった音楽ユニット YOASOBIのシングル「ツバメ（YOASOBI with ミドリーズ）」で共演・コラボレーションして以来2度目となる。

セサミワークショップ 日本国代表の長岡学は、同曲について「今回、「We Belong わたしたちのうた」の制作にあたり、ミドリーズの皆さんとご⼀緒できたことを⼤変嬉しく思っています。このミュージックビデオは、⼦どもたちが笑ったり歌ったりしながら楽しく学ぶ、というセサミストリートの放送開始当初から⼤切にしてきた理念を引き継いだものです。今年は、“We Belong / For Each Other（お互いのために）”を活動の年間テーマとして、⽇本の⼦どもたちが家族やコミュニティーとの繋がり、⾃分の居場所をつけられるよう様々な活動を展開します。我々は、NHKやU-NEXTをはじめとするさまざまな素晴らしいパートナーの皆様と協⼒し、新たな作品や取り組みを届けていけることを⼤変光栄に思っています」とコメントを寄せた。

セサミワークショップは、今年の日本国内での活動テーマを「We Belong / For Each Other（お互いのために）」として、⽇本国の⼦どもたちが健全な⾃⼰のアイデンティティーを育み、⾃⾝の居場所を確⽴しながら健やかに成⻑することを⽀援し、コンテンツ制作からライセンス事業、テーマパーク、ソーシャルインパクトなどのすべての活動において⼀貫したメッセージを発信していくとしている。