セサミストリートが日本国向け紙芝居形式のアニメーションシリーズを毎週配信—小学校向けカリキュラムの教材を初めて一般公開
セサミストリートを手掛けるセサミワークショップが、日本国向けに紙芝居形式のアニメーションシリーズを配信する!どのような内容のアニメーションシリーズなの!?記事を読み進めよう!
Hailee Steinfeld sings I Wonder, What if, Let’s Try!
2010年公開の映画『True Grit』(邦題『トゥルー・グリット』)のMattie Ross(マティ・ロス)役、2016年公開の映画『The Edge of Seventeen』(邦題『スウィート17モンスター』)のNadine Franklin(ネイディーン・フランクリン)役、2018年公開の映画『Bumblebee』(邦題『バンブルビー』)のCharlie Watson(チャーリー・ワトソン)役などでも知られる女優/シンガーのHailee Steinfeld(ヘイリー・スタインフェルド)がセサミストリートに出演し、エルモやアビー・カダビー、Big Bird(ビッグバード)、Rudy(ルーディー)、Rosita(ロジータ)と一緒に「I Wonder, What if, Let’s Try!」(アイ・ワンダー, ホワット・イフ, レッツ・トライ!)を熱唱しているシーンが2020年11月に公開された。
Sesame Street(セサミストリート)は、世界中のすべての子どもたちが“かしこく”“たくましく”“やさしく”育つことを支援し、研究結果に基づいた各国・各コミュニティのニーズや文化に合ったコンテンツ、メディア、教育プログラムを提供しているアメリカ合衆国の501(c)(3)=非営利組織 Sesame Workshop(セサミワークショップ)/旧・Children’s Television Workshop(チルドレンズ・テレヴィジョン・ワークショップ)によって制作され、1969年11月10日にスタートした子ども向け教育テレビ番組。
アメリカ合衆国ニューヨーク州マンハッタンにあるとされる架空のストリート“セサミストリート”と、セサミストリートにあるとされるテラスハウスを舞台に、マペティア(パペティア)/映画製作者/プロデューサー/カートゥニストのJim Henson(ジム・ヘンソン)が創作したマペットと呼ばれる個性豊かで独創的なキャラクター:Elmo(エルモ)、Cookie Monster(クッキーモンスター)、Big Bird(ビッグバード)、Oscar the Grouch(オスカー・ザ・グラウチ)、Bert(バート)、Ernie(アーニー)、Grover(グローバー)たちと、ヒューマンキャストと呼ばれる俳優・女優たちが、様々なコーナーを繰り広げる。また、各界の著名人やセレブリティがゲストとして出演し、マペットたちと共演。1969年に誕生して以来、世界150以上の国と地域で愛され続け、世界の放送業界でも名誉と権威のあるEmmy Awards(エミー賞)を多数受賞し、いまもなお毎年新たな複数の受賞によって記録を更新し続けている。ここ日本国でも1971年からNHKで放送、2004年から2007年までテレビ東京系列で日米共同制作版が放送され、大人気を博した。現在、日本国では、ソーシャルメディアやYouTubeチャンネルでコンテンツを配信しているほか、教育分野で金融教育プログラム『夢をえがき、計画をたて、行動する:みんなで考えるファイナンシャルエンパワーメント』や小学校向け教育プログラム『セサミストリートカリキュラム』、医療分野で医科・歯科クリニック&病院向けプログラム『セサミストリートクリニック』など、様々なイニシアティブやブランド、プログラムを展開している。
Sesame Street
https://www.sesamestreet.org
Sesame Workshop
http://www.sesameworkshop.org
セサミストリート 日本国版
http://sesamestreetjapan.org
セサミワークショップ 日本事務局(セサミストリートジャパン)
https://www.sesameworkshop.org/ja
子どもがいま何を思い、いま何を考えているのか・・・子どもたちの社会はどのようになっているのか・・・時代も変わり、自分の子どもの頃とは何もかもが違い、同じ屋根の下で一緒に暮らしていても親でも自分の子どものことについて知らないことやわからないことがあるはず。この機会に、親御さんも子どもと一緒にセサミストリートのアニメーションシリーズを見ながら子どもが学んでいることや子どもの思考、子どものいま、子どもたちの社会のいまを知り、たくさん直接的なコミュニケーションを取ることが重要で、その関心こそが子どもへの“愛”だと思う。子どもたちの学習と同様に、親御さんたちの学習が必要で重要。セサミワークショップの担当者によると、教材の一般公開に至ったのには、日本国内のいくつかの小学校に導入されている小学校向け教育プログラム「セサミストリートカリキュラム」を教える先生たちがセサミストリートカリキュラムとその意義を多くの人に知っていただきたいということと、学校で得た学びを家庭でも保護者の方と一緒に深めてもらいたいという思いもあったようだ。