セサミストリートが国内未放送エピソードの日本語吹替版を配信—多様性とインクルージョンがテーマ
世界150の国と地域で愛され続けている子どもの教育テレビ番組『Sesame Street』(セサミストリート)が、多様性とインクルージョンをテーマにした国内未放送エピソードの日本語吹替版を配信している。
アメリカ合衆国の501(c)(3)(非営利組織)Sesame Workshop(セサミワークショップ)が手掛ける子どもの教育テレビ番組『セサミストリート』は、今年2019年に放送50周年を迎え、アニバーサーリーイヤーとしても世界中で様々な取り組みが行われており、1971年に放送がスタートしたここ日本国でも「多様性とインクルージョン」をテーマに様々な取り組みを継続している。その一環として、駐日アメリカ合衆国大使館の助成を受け、まだ日本国では放送・公開されていない多様性とインクルージョンをテーマにしたエピソードを日本語に吹き替え、セサミストリート日本国版のYouTubeチャンネルで配信。今日までに5つのエピソードが配信され、Elmo(エルモ)やCookie Monster(クッキーモンスター)をはじめとするカラフルで個性豊かな愛らしいキャラクターたちと一緒に、いじめや障がい、ジェンダーについて考えることができる内容となっている。
セサミワークショップ ヴァイス・プレジデント/エグゼクティブ・プロデューサー/日本代表のManabu Nagaoka(長岡学)は「多様性とインクルージョンは、セサミストリートが最も大切にしているトピックの1つです。私たちは、子どもたちがお互いの共通点と違いを認識することで共感し合い、お互いの個性を尊重できるようになることを支援しています」とコメントを寄せ、駐日アメリカ合衆国大使館 文化・交流担当官のMichael Turner(マイケル・ターナー)は「私たちは、セサミストリートとのパートナーシップを大変誇りに思っています。世界中で親しまれているキャラクターと、セサミワークショップの50年間の研究と実績が、私たちの教育プログラム‘Go for Gold’や東京都のパートナースクール336校での活動により一層の深みを与えるでしょう」とコメントを寄せた。
セサミワークショップは、近日、セサミストリート50周年の新たな国内向け企画を発表する予定だ。
国内未放送エピソード 日本語吹替版
Sesame Street(セサミストリート)は、世界中のすべての子どもたちが“かしこく”“たくましく”“やさしく”育つことを支援し、研究結果に基づいた各国・各コミュニティのニーズや文化に合ったコンテンツ、メディア、教育プログラムを提供しているアメリカ合衆国の501(c)(3)=非営利組織 Sesame Workshop(セサミワークショップ)/旧・Children’s Television Workshop(チルドレンズ・テレヴィジョン・ワークショップ)によって制作され、1969年にスタートした子ども向け教育テレビ番組。
アメリカ合衆国ニューヨーク州マンハッタンにあるとされる架空のストリート“セサミストリート”とこのストリートにあるとされるテラスハウスを舞台に、マペティア(パペティア)/映画製作者/プロデューサー/カートゥニストのJim Henson(ジム・ヘンソン)が創作したマペットと呼ばれる独創的なキャラクター:Elmo(エルモ)、Cookie Monster(クッキーモンスター)、Big Bird(ビッグバード)、Oscar the Grouch(オスカー・ザ・グラウチ)、Bert(バート)、Ernie(アーニー)、Grover(グローバー)たちと、ヒューマンキャストと呼ばれる俳優たちが、様々なコーナーを繰り広げる。また、各界の著名人やセレブリティがゲストとして出演し、マペットたちと共演。セサミストリートは、1969年に誕生して以来、世界150の国と地域で愛され続け、世界の放送業界でも名誉と権威のあるEmmy Awards(エミー賞)を164個も受賞し、いまもなお毎年新たな複数の受賞によって記録を更新し続けている。
Sesame Workshop
http://www.sesameworkshop.org
セサミワークショップ 日本事務局
http://sesamestreetjapan.org
Sesame Street
https://www.sesamestreet.org
セサミストリート 日本国版
http://sesame-street.jp