もっとミッフィーが好きになる「誕生70周年記念 ミッフィー展」4月より開催—うさこちゃんとディック・ブルーナの魅力に迫る

『うさこちゃんとたれみみくん』 2006年 印刷原稿 ©︎ Mercis bv

　Miffy（ミッフィー）の誕生70周年を記念した展覧会「誕生70周年記念 ミッフィー展」（東京会場）が、2025年4月23日（水曜日）より東京・松屋銀座にて開催される。

　絵本作家/グラフィックデザイナーのDick Bruna（ディック・ブルーナ／1927 – 2017）によって1955年に生み出されたミッフィー（うさこちゃん）が今年誕生70周年を迎えたことを記念して開催される展覧会「誕生70周年記念 ミッフィー展」が、東京・松屋銀座（東京会場）を皮切りに全国で開催される。本展は、「もっと、もっと、ミッフィー」をテーマに、初来日となる『うさこちゃんおとまりにいく』（1988年）と『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』（1996年）の2作品に『うさこちゃんとたれみみくん』（2006年）を加えた原画や資料をはじめ、1955年に誕生した『ちいさなうさこちゃん』（初版）から最後の作品となった『うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの』（2009年）まで、全世界累計発行部数8,500万部超を誇り、ディック・ブルーナが50年以上に渡って描き続けたミッフィーシリーズの絵本全32作品の原画やスケッチなどを日本国で初めて一堂に展示。さらにディック・ブルーナが自身の原語オランダ語で『うさこちゃんとうみ』を読む映像を2005年開催の「ミッフィー展」以来約20年ぶりに公開するほか、アーティストを夢見ていた若きディック・ブルーナが描いた初期の絵画作品やペーパーバックの装丁、ポスターデザインも展示し、200点以上の作品や資料を通してミッフィーやディック・ブルーナの魅力に迫る。素朴な線で描かれたミッフィーが家族やお友だちとのあたたかいつながりの中でたくさんの経験をしていく様子、お友だちとの身体的な違いからミッフィーが気付いたことと勇気ある行動、おばあちゃんの死をまっすぐに描いた物語など、考え抜かれたぬくもりあふれるストーリーや、愛らしい登場人物たち、リズミカルな言葉、シンプルかつグラフィカルな色、線、構図など、あらゆる角度からミッフィーの魅力を知り、もっと深く、もっと楽しく、もっと、もっとミッフィーを好きになることができる展覧会になる。東京会場終了後は、7月23日（水曜日）より兵庫・神戸 大丸ミュージアム、8月14日（木曜日）より大阪・梅田 大丸ミュージアム、9月13日（土曜日）より神奈川・横浜 そごう美術館、12月6日（土曜日）より愛知・名古屋 松坂屋美術館でも巡回展が開催される予定となっており、来年2026年1月まで全国を巡回。

　ミッフィーの誕生70周年を記念した展覧会「誕生70周年記念 ミッフィー展」（東京会場）は、2025年4月23日（水曜日）から5月12日（月曜日）まで東京・松屋銀座にて開催される。尚、開催初日と会期中の土曜日・日曜日・休日の日時指定チケット抽選枠申込受付は、3月20日（祝日・木曜日）よりスタート。

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