圧巻!『ONE PIECE』の仕事に囲まれる「ONE PIECE ONLY」展—“誰も見たことがない”メイキングのすべてがここに!
“誰も見たことがない”「ONE PIECE ONLY」展(内覧会)をSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの谷口怜さん(俳優)がリポート!記事を読み進めよう!
尾田栄一郎とこの机からすべてがはじまる
この「宝箱」が、最後の「宝箱」。最後の「宝箱」には、写真家の本城直季が撮影した尾田栄一郎の机の写真、そして1枚の紙と鉛筆が展示され、メイキングを紹介する本展を締め括る。マンガ『ONE PIECE』は、尾田栄一郎と、この机、1枚の紙、鉛筆からすべてがはじまる。ネームや原画、画材、資料に囲まれた机で生まれる物語は、世界中の人々を人間味・人情味とロマン溢れる冒険へと連れ出してくれる。
ONE PIECE The FACTORY
世界に類を見ない部数で発行され続ける「週刊少年ジャンプ」とジャンプコミックス、それぞれの印刷から製本までの現場と工程を超高速度カメラでとらえ、3面のスクリーンに3台の8Kプロジェクターで投影。音響も特殊なスピーカーで立体的に表現された。入り口から劇場に続く通路の頭上には、印刷された紙が無限に流れる様子が投影され、印刷工場を訪れたかのような感覚に。どこか昭和を感じさせ、日本映画独特の雰囲気をかもし出すカラーグレーディングや編集も見どころ。世界一のマンガが生まれる現場を体験することができる、臨場感あふれる映像インスタレーションとなっている。
来場者も参加
マンガ『ONE PIECE』の展覧会「ONE PIECE ONLY」展は、”誰も見たことがない”『ONE PIECE』の印刷・製本を含むアーカイヴとメイキングを紹介する展覧会!予想と想像をはるかに超える本展は、『ONE PIECE』ファン、『ONE PIECE』好き、『ONE PIECE』を1度でも見た・読んだことがある人なら知っておきたいコアな部分まで知ることができ、漫画家を目指す人や出版・印刷・製本・デザイン関係の仕事に就きたい人にもおすすめ!中でも第1巻から第109巻に掲載された第1話から第1100話を手作業でコミックスから切り離し、貼り合わせて、PLAY! MUSEUMの壁面に展示した高さ3.6m・全長140mにもおよぶ“ひとつなぎの「大絵巻」”「ONE PIECE The WALL」は、頻繁に出てくるセリフ、背景が暗くなっている回想シーン、コマ枠の太さの違い、リズミカルに続く1話あたり16ページから17ページ・・・と、普段コミックスで読むときには見逃しがちな部分までわかるので必見。内覧会に出席した、どこかチョッパーやモンキー・D・ルフィにも似ているSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの谷口怜さん(俳優)も『ONE PIECE』のファン&愛読者で『ONE PIECE』大好き!特に尾田栄一郎先生によるネームや原画、カバー原画をじっくり観ていた。本展鑑賞後、PLAY! SHOPで55の名シーンがそれぞれ「週刊少年ジャンプ」の用紙に活版輪転印刷されてランダムに封入されている「活版輪転印刷ポスターx1」を購入したようで、その場で開封!すると、第17巻148話「ヒルルクの桜」より「ほらな 折れねェ」のポスターが!やばい、痺れるぅ〜!早速自宅の部屋に飾っているという。内覧会だけではゆっくり観ることができず「もう一度ゆっくり観たい」と話していた。ぜひ皆さんも本展に足を運んでいただき、“誰も見たことがない”アーカイヴとメイキングの冒険を楽しんでほしい!