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圧巻!『ONE PIECE』の仕事に囲まれる「ONE PIECE ONLY」展—“誰も見たことがない”メイキングのすべてがここに!

“誰も見たことがない”「ONE PIECE ONLY」展(内覧会)をSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの谷口怜さん(俳優)がリポート!記事を読み進めよう!

 
SAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの谷口怜さん(俳優)
ONE PIECE The WALLにも感動するSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの谷口怜さん(俳優) © Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
「ONE PIECE ONLY」展

“誰も見たことがない”「ONE PIECE ONLY」展の会場入口 © Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

マンガ『ONE PIECE』の展覧会「ONE PIECE ONLY」展が、2024年10月9日(水曜日)にPLAY! MUSEUM(東京・立川)にて開幕した。

 

1枚の紙のうえを鉛筆が⾛る——線が⽣まれる。線は絵となり、⾔葉となり、モンキー・D・ルフィが、物語が、躍動する——本展は、全世界のコミックス発⾏部数が5億1000万部超を誇るマンガ『ONE PIECE』の展覧会。第1000話・第100巻のメイキングを中⼼に、1枚の紙から数百万部の本となって読者の⼿元に届くまでを追う。来年2025年に北アメリカでの開催に先駆けて開催されるもので、『ONE PIECE』第1000話のネームや原画、コミックス第100巻のカバー原画、印刷に関わる貴重な資料を収める「宝箱」の展示を通して、『ONE PIECE』原作者で漫画家の尾田栄一郎の手によって描かれた渾身の原画から、コミック・本として読者の手に届くまでのプロセス、『ONE PIECE』の本質と秘密を紹介するほか、これまで27年間に発行された『ONE PIECE』第1巻〜第109巻掲載の全1100話をコミックスから切り離し貼り合わせた⾼さ3.6m・全⻑140mにおよぶ“ひとつなぎの「⼤絵巻」”も登場し、観る者の視界すべてが『ONE PIECE』に。さらにマンガというアートを未来に伝えるプロジェクト 集英社マンガアートヘリテージにより、コットン100%の紙にアーカイヴァル・インクジェットプリントをしたカラー作品、いまでは希少となった活版平台印刷機によるモノクローム作品、⼿漉き和紙にコロタイプ印刷をした作品アートプリント100点以上(会期中展⽰替えあり)、制作に使⽤した⾦属刷板の現物、制作⾵景を記録したドキュメンタリー映像、世界に類を⾒ない部数で発⾏され続ける「週刊少年ジャンプ」とジャンプコミックスの印刷現場を超⾼速度カメラでとらえ、3台の8Kプロジェクターで投影する映像インスタレーションも展示されている。ボリュームとクオリティにおいて、製作に携わるスタッフですら⾒たことのない、前例のない規格外の展覧会、『ONE PIECE』の“ONLY”が詰まった展覧会となっている。

ここで、“誰も見たことがない”「ONE PIECE ONLY」展の全貌と見どころをご紹介する。



bornONE PIECE

尾⽥栄⼀郎『ONE PIECE』1000話の原画

尾⽥栄⼀郎『ONE PIECE』1000話の原画 ©︎ Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved. Photograph by Naoki Honjo

「海賊王におれはなる!!」——漫画家の尾田栄一郎によって描かれるマンガ『ONE PIECE』は、海賊王を夢見る少年 モンキー・D・ルフィが仲間たちと共に「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡って冒険する海賊海洋冒険作品。新刊コミックスの初版部数が10年以上毎号300万部を超え、全世界のコミックス発⾏部数が5億1000万部を超える(2024年4⽉現在)。1999年にテレビアニメ化、2000年よりアニメ映画化、2023年にはNetflixにて実写ドラマ化。その他、ゲーム化、テーマパーク展開など多岐に渡る。2015年には“Most Copies Published For The Same Comic Book Series By A Single Author(最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ)“としてギネス世界記録に認定。誰もが1度は見た・読んだことがある、日本国・日本人が誇り、世界が愛するマンガと言っても過言ではない超x100,000,000大ヒット作品である。

 

bornONE PIECE The WALL

ONE PIECE The WALL

高さ3.6m・全長140mにもおよぶ“ひとつなぎの「大絵巻」” © Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

ONE PIECE The WALL

会場の出口付近まで続くひとつなぎの「大絵巻」” © Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

マンガ『ONE PIECE』の第1巻から第109巻に掲載された第1話から第1100話を手作業でコミックスから切り離し、貼り合わせて、PLAY! MUSEUMの壁面に展示した高さ3.6m・全長140mにもおよぶ“ひとつなぎの「大絵巻」”が会場入口からショップ PLAY! SHOP、カフェ出入口まで続く。『ONE PIECE』全巻を持っている人も多く、自分が持っているコミックスがとんでもないことになっているということを実感して喜んでもらいたいという。視界すべてが『ONE PIECE』、『ONE PIECE』に囲まれる圧倒的な空間展示となっており、自分の好きなエピソードや、刊行開始の1997年以降に誕生した人は自分が生まれた年のコミックスを見つけるのも楽しみの1つ。

 

© Eiichiro Oda / Shueisha Inc. All rights reserved.
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マンガ『ONE PIECE』の展覧会「ONE PIECE ONLY」展は、”誰も見たことがない”『ONE PIECE』の印刷・製本を含むアーカイヴとメイキングを紹介する展覧会!予想と想像をはるかに超える本展は、『ONE PIECE』ファン、『ONE PIECE』好き、『ONE PIECE』を1度でも見た・読んだことがある人なら知っておきたいコアな部分まで知ることができ、漫画家を目指す人や出版・印刷・製本・デザイン関係の仕事に就きたい人にもおすすめ!中でも第1巻から第109巻に掲載された第1話から第1100話を手作業でコミックスから切り離し、貼り合わせて、PLAY! MUSEUMの壁面に展示した高さ3.6m・全長140mにもおよぶ“ひとつなぎの「大絵巻」”「ONE PIECE The WALL」は、頻繁に出てくるセリフ、背景が暗くなっている回想シーン、コマ枠の太さの違い、リズミカルに続く1話あたり16ページから17ページ・・・と、普段コミックスで読むときには見逃しがちな部分までわかるので必見。内覧会に出席した、どこかチョッパーやモンキー・D・ルフィにも似ているSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの谷口怜さん(俳優)も『ONE PIECE』のファン&愛読者で『ONE PIECE』大好き!特に尾田栄一郎先生によるネームや原画、カバー原画をじっくり観ていた。本展鑑賞後、PLAY! SHOPで55の名シーンがそれぞれ「週刊少年ジャンプ」の用紙に活版輪転印刷されてランダムに封入されている「活版輪転印刷ポスターx1」を購入したようで、その場で開封!すると、第17巻148話「ヒルルクの桜」より「ほらな 折れねェ」のポスターが!やばい、痺れるぅ〜!早速自宅の部屋に飾っているという。内覧会だけではゆっくり観ることができず「もう一度ゆっくり観たい」と話していた。ぜひ皆さんも本展に足を運んでいただき、“誰も見たことがない”アーカイヴとメイキングの冒険を楽しんでほしい!

 
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