ケヴィン・ライオンズ“HIP HOPの要素とヒッピースタイルの要素を組み込んだ”—XLARGEとコラボ、ポップアップストア開幕

ケヴィン・ライオンズさんが60年代のヒッピースタイルを取り入れたというロゴTに惹かれたSAPIENS TODAY｜サピエンストゥデイ公式アンバサダーのIonさん（モデル）とSeiyaさん（モデル）、今回は彼らがインタビュー ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

カラフルでエネルギッシュなモンスターアートで知られる世界的に著名なアーティスト/クリエイティブディレクター/デザイナー/イラストレーターのKevin Lyons（ケヴィン・ライオンズ）が、2024年8月10日（土曜日）より東京・1/1 HARAJUKU “K”にて開催するポップアップストア『KEVIN LYONS MONSTERS SHOP』（『ケヴィン・ライオンズ モンスターズ・ショップ』）の開幕に合わせて来日した。

アメリカ合衆国ハワイ州や日本国 兵庫県メリケンパークの壁画をはじめ、世界中のさまざまなアパレルやプロダクトにも登場しているカラフルでエネルギッシュなモンスターを描くケヴィン・ライオンズは、8月10日（土曜日）開業の商業ビル 1/1 HARAJUKU “K”にて同日から9月6日（日曜日）まで開催するポップアップストア『KEVIN LYONS MONSTERS SHOP』の開幕に先駆けて来日し、1/1 HARAJUKU “K”の壁画を制作しているほか、開幕前日の8月9日（金曜日）にオープニングレセプションに登壇。ケヴィン・ライオンズは、SAPIENS TODAY｜サピエンストゥデイのインタビューに応じ、同ポップアップストアにて販売されるアパレルブランド XLARGE（エクストララージ）とのコラボレーションアイテムについて「XLARGEはすごく有名なブランドなので、これまでも色々なアーティストもやってきたXLARGEのOGロゴ（ボックスロゴ）を自分のキャラクター置き換えてブランド化していくことをやりたいと思ったことと、今回は夏にローンチするということで夏に合うビビットな色合いを考えながら色々なプロセスを組んできました」と語り、コラボレーションアイテムの注目ポイントについては「もともと90年代のHIP HOP、オールドスクールの要素を主流としてデザインしてきたので、自分のルーツとしてHIP HOP、オールドスクールの要素をたくさん入れつつ、60年代のヒッピースタイルの要素も組み込んでいます。レタリング（文字）も型のレタリングではなく、丸字のバブルレターという丸く優しいデザインにしました」と語り、自身のルーツと、いま再び1960年代と同じような世界・社会情勢であることからカウンターカルチャーを構成するヒッピーのスタイルも取り入れ、時代と日本国の夏のイメージも反映したデザインに仕上げたという。同ポップアップストアでは、XLARGEとコラボレーションしたロゴTシャツやオープンシャツ、バケットハット、バンダナ、トートバッグ、シルクスクリーンプリント、ソフビフュギア、ステッカーなどが販売されており、どれも最高にCOOLなアイテムなので今夏必ずゲットしたいアイテムとなっている。

アメリカ合衆国ニューヨーク州ブルックリンを拠点に活動するケヴィン・ライオンズ。過去30年間でストリートアートとストリートカルチャーに深く関わり、彼のカラフルでエネルギッシュなモンスターアートは世界中のTシャツからスニーカー、スケートボード、携帯電話、そして飛行機まであらゆるものに登場し、子どもから大人まで多くの人々を魅了し続けている。1990年代初頭、555 SOUL、SSURブランドのデザイナーとしてニューヨークのダウンタウンにてキャリアをスタートし、クラブのフライヤーデザインをはじめ、1990年～2000年のニューヨーク最大のパーティースポットとして名高いアシッドジャズクラブ Giant Stepのロゴをデザイン、のちにストリートウェアレーベル KINGPINを共同設立した。カリフォルニア州芸術大学でデザインの修士号を取得した後、NIKEのデザイナーに就任。映画監督/脚本家/プロデューサーのSpike Jonze（スパイク・ジョーンズ）監督が設立したGirl Skateboardsのアートディレクターに就任し、Girl在籍中に日本国の雑誌『Tokion』のアートディレクションを担当、Stussyのデザインディレクターを務める。その過程でNIKE、adidas、VANS、Commonwealth Stacks、SSUR、Supreme、DC Shoes、HUF、BEAMS Tなどのブランドや、自身のブランドAtlantis and Natural Bornのデザイン、Tシャツのグラフィックを手がけるなど活躍の幅を広げていった。1999年からアート作品の制作活動を開始し、日本国ではBEAMS Tにて初個展を開催。アメリカ合衆国、ヨーロッパ、オーストラリア、日本国、大韓民国、中華人民共和国、香港でも個展を開催。2000年には、フランス共和国パリのブティック Coletteにて商品やディスプレイ、看板など数百に及ぶデザイン業務に12年間従事。彼の代表的なモンスターを初披露した場所でもある。以来、モンスターは、世界中のスナック、食品、ベビーフード、キャンディ、ビール、おもちゃ、シューズ、アパレル、レコード、壁画にも登場。NIKE、adidas、CONVERSE、UNIQLO、NEW ERA、BURTON、HUF、Stussy、STANCE、VANS、MAISON DE REEFUR、CLOT、Girl Skateboardsなど、ケヴィン・ライオンズお気に入りのブランドとのコラボレーションも数多く発表し、モンスターはケヴィン・ライオンズを象徴するアートワークとなった。

Kevin Lyons（ケヴィン・ライオンズ）のポップアップストア『KEVIN LYONS MONSTERS SHOP』は、2024年8月10日（土曜日）から9月6日（日曜日）まで東京・1/1 HARAJUKU “K”にて開催。

RECOMMEND

2020.04.11

ケヴィン・ライオンズが初の立体作品ソフビ“Buffalo Soldier”をリリース—5年半の歳月をかけたこだわりのモンスター

アーティスト/クリエイティブ・ディレクター/ラジオ・ホストのKevin Lyons（ケヴィン・ライオンズ）が、海外アーティストの限定トイやアートを企画・制作・販売をしている日本国のBlackBook Toy（ブラックブック・トイ）...