中尊寺金色堂の建立900年を記念した特別展が2024年1月より東京国立博物館で開催—国宝の仏像11体が寺外で歴史的公開
世界遺産 平泉のシンボル 国宝 中尊寺金色堂 建立900年を記念した特別展が開催される!どのような展覧会になるの!?読者プレゼントも!記事を読み進めよう!
国宝 中尊寺金色堂の建立900年を記念した特別展「中尊寺金色堂」が、来年2024年1月23日(火曜日)より東京・東京国立博物館 本館 特別5室(上野公園)にて開催される。
本展は、平泉を中心として出羽を含む奥羽地方(現在の東北地方)一帯を収めた豪族 奥州藤原氏初代の藤原清衡(1056-1128)によって天治元年(1124年)に建立された東北地方現存最古の建物 中尊寺金色堂の建立900年を記念して開催される特別展。堂内中央に設置された須弥壇に安置される阿弥陀三尊像 国宝《阿弥陀如来坐像》・国宝《勢至菩薩立像》・国宝《観音菩薩立像》、国宝《地蔵菩薩立像》6体、二天像 国宝《増長天立像》・国宝《持国天立像》の11体が一堂にそろって寺外で初めて公開されるほか、かつて金色堂内を荘厳していた国宝《金銅迦陵頻伽文華鬘》をはじめとするまばゆいばかりの工芸品の数々を紹介する。また、会場には8KCGにより金色堂が原寸大で大型ディスプレイ上に再現され、900年のあいだ祈りをささげられてきた黄金に輝く空間を体感することができる。
中尊寺の国宝 金色堂は、奥州藤原氏の約100年に渡る栄華を伝え、彼らが今なお眠る聖地。建物の内外を金色に飾り、螺鈿蒔絵の漆工技法を駆使した装飾が施された絢爛豪華な姿は、まさにこの世の極楽浄土であり、堂内に設けられた3つの須弥壇それぞれの内部にはいまも藤原清衡、藤原基衡、藤原秀衡、藤原泰衡の遺体が納められた棺がある。日本国の美と信仰の結節点として、また世界遺産に登録される平泉の文化遺産のシンボルとして、世界中から注目を集めている。
建立900年 特別展「中尊寺金色堂」は、来年2024年1月23日(火曜日)から4月14日(日曜日)まで東京・東京国立博物館 本館 特別5室(上野公園)にて開催される。
SAPIENS TODAY|サピエンストゥデイの読者のみなさまとCHALLENGER’S TV beehiveの視聴者のみなさまの中から抽選で、建立900年 特別展「中尊寺金色堂」のご招待券をプレゼントさせていただきます。詳しくは、次のページ(下部[続きを読む>])をご覧ください。
会期: 2024年1月23日(火曜日)から4月14日(日曜日)
休館: 月曜日、ただし2月12日(休日・月曜日)・3月25日(月曜日)は開館
時間: 9時30分から17時00分(入館は閉館の30分前まで)
会場: 東京・東京国立博物館 本館 特別5室(東京都台東区上野公園13-9)
料金: 一般 当日1,600円(税込) 前売り 1,400円(税込) / 大学生 当日 900円(税込) 前売り 700円(税込) / 高校生 当日 600円(税込) 前売り 500円(税込) / 中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方と介護者1名まで 無料
注意:会期や開館時間等に変更が生じる場合や、休館となる可能性があります。最新情報、詳細、注意事項を公式サイトおよび公式SNSにて必ずご確認ください。
お問い合わせ: ハローダイヤル 050-5541-8600(9時00分〜20時00分)
国宝 中尊寺金色堂の中央壇上の国宝仏像11体と、工芸品の数々が一堂に会す建立900年 特別展「中尊寺金色堂」。堂内中央壇上の国宝仏像11体がそろって寺外で公開されるのは初ということで、歴史的公開となる。世界遺産 平泉と中尊寺に行こうと思ってもなかなか行くことができないので、この貴重な機会に拝観しておきたい!拝観した後(本展終了後)は、中尊寺に行き、あるべき場所であるべき御姿を拝観することをオススメする。