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トンコハウス・堤大介の「ONI展」がPLAY! MUSEUMで開幕—空間演出で物語や空気感、光と闇、音を体感する新感覚展覧会

長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』を体感できる展覧会がPLAY! MUSEUMで開幕した!どのような展覧会になっているの!?記事を読み進めよう!

 
トンコハウス・堤大介の「ONI展」
トンコハウス・堤大介の「ONI展」を体感したSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの石森祐矢さん ©2022 Tonko House Inc. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

teddybearCh.1-3 迷いの森

トンコハウス・堤大介の「ONI展」

Ch.1-3「迷いの森」の手前に再現された戻り橋は、実際に渡ることができる ©2022 Tonko House Inc. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

Ch.1-2「雷神太鼓の轟」で雷雲シーンを体感して先を進むと、神々山と「ONI」の世界を結ぶ戻り橋が再現されており、「おなり」や「かっぱ」と同じ気持ちになって実際に渡ることができる。そして、光から闇の世界へと移り変わり、Ch.1-3「迷いの森」の照明は不気味さを増し、壁面にはゆがむ鏡、地面には落ちたモリノコ、天井からは和紙でできたスクリーンや鬼・天狗などを題材にした大きな凧が吊り下げられ、迷いの森と「ONI」の世界を体感することができる。

teddybearCh.1-4 光と闇

トンコハウス・堤大介の「ONI展」

Ch.1-4「光と闇」には祭りやぐらが再現 ©2022 Tonko House Inc. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

トンコハウス・堤大介の「ONI展」

Ch.1-4「光の闇」では「おなり」が仲間たちと協力して化け物に立ち向かうシーンも体感 ©2022 Tonko House Inc. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi

Ch.1-4「光と闇」では、暗闇に提灯の灯りが映え、祭りやぐらも再現。祭りやぐらの前では、すべての魂に隠れている恐れの影を暴き出す「鬼月」によって闇に落ちてしまった「なりどん」を元の「なりどん」に戻そうと、「おなり」が立ち向かい、「おなり」の立ち向かう姿を見て心を変えた仲間たちがみんなで協力して「どんつこつこつこ、わっしょい!わっしょい!」と立ち向かうシーンを体感することができる。いつの間にか作品の世界・物語の中に没入し、手にも力が入り、「おなり」や仲間たちと一緒に「どんつこつこつこ、わっしょい!わっしょい!」と立ち向かっている自分がいる。

 

teddybearCh.1-5 どんつこつこつこ わっしょい!わっしょい!

Ch.1-5「どんつこつこつこ わっしょい!わっしょい!」では、本展のクライマックスを飾る光のインスタレーションが登場。Ch.1-4「光と闇」で体感したように「ONI」の力に恐れることなく立ち向かう「どんつこつこつこ、わっしょい!わっしょい!」の心を持って手を叩いたり、設置されている太鼓を叩いたりすると、無数のモリノコが発光し、有機的に空間を巡る美しいインスタレーションが生まれる。内覧会では、堤大介監督が太鼓の腕を披露し、太鼓の音に合わせて無数のモリノコが発光する美しい光景が現れた。

teddybearCh.2 メイキング

トンコハウス・堤大介の「ONI展」

初めの一歩は2枚のイラスト ©2022 Tonko House Inc. ©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate, Photo by Ryohei Ryan Ebuchi


トンコハウス・堤大介の「ONI展」

最初に描いたコンセプト・スケッチ ©2022 Tonko House Inc.


 

トンコハウス・堤大介の「ONI展」
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PLAY! MUSEUMが提案する新しい形の展覧会、長編アニメーション『ONI ~ 神々山のおなり』を体感できるトンコハウス・堤大介の「ONI展」。ものづくり・手づくり感も感じることができる温かみのある空間と演出の中で、『ONI ~ 神々山のおなり』のテーマとなっている”自然”、“光と闇”、“鬼(ONI)とは?”を感じ、考えることができる。内覧会に出席し体験したSAPIENS TODAY|サピエンストゥデイ公式アンバサダーの石森祐矢さんは、「自宅やスマフォ、タブレット、インターネット上では味わえない、特製手漉き和紙に投影された綺麗な映像、会場に響く音、雰囲気を高める照明、日本全国から集められた貴重な鬼・天狗のお面や凧、さらには本展のために再現された戻り橋や祭りやぐらなどの空間演出によって『ONI ~ 神々山のおなり』の世界観が見事に作られ、作品の中に入り込んだかのような感覚になり、“鬼(ONI)”を感じ、“鬼(ONI)とは?”を考えやすかったです。メイキングの貴重な資料も必見です!」と感想をコメント。近日、今年2023年から新たにスタートしたプロジェクトの第1弾として、堤大介監督にフォーカスしたポートレート写真とインタビューも掲載予定!お楽しみに!

 
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