アートxサウナが融合した展覧会TikTok チームラボリコネクトがオープン—サウナと超自然現象的アートで“ととのい”本能を覚醒
世界的に注目を集めるアート集団 チームラボが、アートとサウナを融合した新しい形の展覧会を開催している!どのような展覧会になっているの!?記事を読み進めよう!
サウナエリアには、人がランプのアレイ(高密度に集合しているランプの塊)の底にある一番低いランプの下を通ると、ランプが強く輝き、音色を響かせ、各サウナ室を出入りすると、そのサウナ室の照明の色に強く輝き、音色を響びかせるアート『呼応するランプのアレイとスパイラル—ワンストローク』がある。ランプの光は、最も近い2つのランプに伝播し、強く輝き、音色を響かせながら波紋のように他のランプに伝播していき、来館者は同じ空間に人の存在を感じることができるようになっている。
冷水エリア2か所には、円形を一筆で描き、悟りや真理、宇宙、平等を象徴的に表現したものとされる禅の書画「円相」が、ミストと光によって空間に生まれ、来館者が円相の中に入り込むことができるアート『円相に迷い込んで』と『円相を通り抜けて』がある。『円相に迷い込んで』に身体ごと没入すると蝶が舞う世界やグリッドの世界が広がり、『円相を通り抜けて』に身体ごと没入すると円相を通り抜けることができる。この2つの作品の中で、冷水シャワーによる冷水浴をする。
アート浴エリア3か所は、質量の概念を超越し、地面でもない天井でもない空中に静止したり、空中を上がったり下がったりを繰り返す球体のアート『空中浮揚』と、現実世界と同じ時間の流れで1年を通して咲いていく花々が移り変わるアート『降り注ぐ雨の中で増殖する無量の生命』、身体ごと作品空間に没入し、結晶の光を感じることができるアート『生命は結晶化した儚い光』があり、サウナと冷水浴の後のアート浴・鑑賞でそれぞれの見え方や感じ方も変わってくるので、その違いも楽しむことができる。
チームラボリコネクト流超温冷交代浴のすゝめ
チームラボリコネクトの超温冷交代浴は、サウナ→冷水浴→アート浴・鑑賞(休憩)を繰り返すことをいう。温泉などにあるサウナでも温泉・サウナ・水風呂・休憩を繰り返し、温冷交代浴をすることで、身体中の血管が拡大・収縮を繰り返して血管のポンプ作用を向上させ、滞りがちな血流を改善したり、交感神経と副交感神経の両方を刺激して自律神経のバランスを調整したりするため、サウナによる身体と精神の健康法としても知られ、注目されている。
筆者もチームラボのご担当者さんによるガイド付きで超温冷交代浴を体験させていただいたが、サウナ室内でのロウリュとタオルで煽いで熱風を送ってくれるアウフグース、さらにはカウント付きの冷水浴という非常にドSな超温冷交代浴3セットで、いままでにない爽快感を感じ、とても良いととのい方ができた。ロウリュ式ということもあって、サウナ特有の息苦しさもなく、快適!チームラボリコレクトは、サウナ愛好家の方の来館が多いと予想されるため、サウナ初心者、エプソン チームラボ ボーダレスやチームラボプラネッツ TOKYO DMM.comのように写真撮影、サウナ室・アート浴エリア内での家族・友達・恋人とのコミュニケーションを目的とする方が気をつけなければいけないのは、会話の声の大きさやスマートフォンのカメラ・シャッター音。特にアート浴エリアでは、アートを鑑賞せずに坐禅を組んで瞑想を始める人もいるため、小声での会話やシャッター音さえも迷惑がられるかもしれない。筆者も内覧会のときに会話をしていたら、サウナ愛好家と思われる他社の記者さんに嫌味を言われてしまった。笑、ごめんなさい。会話の声の大きさとカメラのシャッター音さえ気をつければ大丈夫だが、慣れないサウナ初心者や友達・恋人同士で会話もしながら楽しみたい学生・若者はちょっと行きずらいかも。。。チームラボさんがサウナハットも開発しているようなので、まだ未定だが会期中に販売されるかもしれないとのこと!館内は、新型コロナウイルスによる感染症感染拡大防止対策もバッチリなので、安心してととのえるよ!