Self Portrait, 1985
ジャン=ミシェル・バスキア Self Portrait, 1985
acrylic, oilstick, crown cork and bottle caps on wood
141.9 x 153 x 14.9cm
Private Collection
Photo: Max Yawney
Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat.
Licensed by Artestar, New York
©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate
Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
ジャン=ミシェル・バスキア Self Portrait, 1985(部分)
acrylic, oilstick, crown cork and bottle caps on wood
141.9 x 153 x 14.9cm
Private Collection
Photo: Max Yawney
Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat.
Licensed by Artestar, New York
©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate
Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
ジャン=ミシェル・バスキア自身の肖像を描いた作品『Self Portrait』(『自画像』)は、自身で制作した木製の立体的なパネルに描かれており、コークなどのジュース瓶のキャップが小さな釘のようなもので打ち付けられている。
そのほかの展示
Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat.
Licensed by Artestar, New York
©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate
Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat.
Licensed by Artestar, New York
©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate
Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
ジャン=ミシェル・バスキアの王冠
ジャン=ミシェル・バスキア Fooey, 1982
acrylic paint, oilstick on canvas
178 x 355.6 cm
Collection of The Museum of Art, Kochi
Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat.
Licensed by Artestar, New York
©︎ SAPIENS TODAY and Wingedicate
Photo by Ryohei Ryan Ebuchi
ジャン=ミシェル・バスキアが作品の中に残す“王冠”は、彼のシンボルにもなり、誰もが一度は目にしたことがあると言っても過言ではない。この作品『Fooey』(『フーイー』)にも“王冠”が描かれている。彼がSAMO©︎として活動していたときから頻繁に©︎の記号と共に“王冠”を様々な作品に描き、残したのは、アメリカ合衆国で公開されたショートフィルム・シリーズ『Our Gangs(The Little Rascals)』(『アワー・ギャングス(リトル・ラスカルズ)』)に登場するアフリカ系アメリカ人のBuckwheat(バックウィート)の髪型がドレッドロックスで“王冠”のような髪型をしており、その髪型を気に入り、後に自身も同じような髪型にしたことからであると言われている。また、「いつもNo.1でいたかった」、「認められたかった」、「アート界でキングになりたかった」のではないかとも考えられている。画家のFrancesco Clemente(フランチェスコ・クレメンテ)は、“王冠”の3つの頂きを、ジャン=ミシェル・バスキアの3つの血統=詩人、音楽家、ボクシングチャンピオンを示していると証言している。ディーター・ブッフハートは、『フーイー』について「皆さんもご存かとは思いますが、バスキアの作品は、アメリカ人アーティストの中で最も高価な値段で売買されています。その中でも一番高価な作品は、この作品です。日本人は先見の明があると言えると思いますが、高知県立美術館が購入してくださったものです」と説明した。
Artwork © Estate of Jean-Michel Basquiat. Licensed by Artestar, New York