映画『gifted/ギフテッド』マーク・ウェブ監督の人柄が生み出す空気と信頼関係
映画『gifted』(邦題:gifted/ギフテッド)の監督を務めた映画監督のMarc Webb(マーク・ウェブ)監督の手法と撮影現場の様子がわかる特別映像が公開された。
Marc Webb(マーク・ウェブ)監督は、曲調や歌詞の内容に寄り添ったアーティスティックなミュージックビデオの数々、誰もが共感できるちょっぴりほろ苦い男女の恋愛模様、ヒーローとしての葛藤を繊細に描き出したりと、それぞれの作品に共通して登場人物の感情を丁寧に描くことに拘ってきた。
今回公開された特別映像は、家族のような距離感で撮影しながら、ときに演出について真剣に相談し合うMarc Webb(マーク・ウェブ)監督やキャストたちの様子が映し出されている。特別映像を見てもわかるように、Marc Webb(マーク・ウェブ)監督の人柄が生み出す現場の空気、信頼できる人間関係の構築によって、キャストもより温もり溢れる感情豊かな登場人物たちになっていく。ある意味、これもMarc Webb(マーク・ウェブ)監督の“gifted”(ギフテッド)だろう。
Roberta Taylor(ロバータ・テイラー)を演じた女優/作家のOctavia Spencer(オクタヴィア・スペンサー)は、「マークは協力的な監督、私は彼の手法が大好き」とMarc Webb(マーク・ウェブ)監督の手法を大絶賛し、Frank Adler(フランク・アドラー)を演じた俳優のChris Evans(クリス・エヴァンス)も「監督が良くないと全て台無し。彼の下で皆が1つになった」とコメントしており、キャストもMarc Webb(マーク・ウェブ)監督もお互いにしっかりとした信頼関係を構築して撮影に挑んでいたことがわかる。また、Marc Webb(マーク・ウェブ)監督は、撮影を振り返り「ずっと大作を作ってきたから、原点に立ち返りたかった。親密な人間関係を描いた脚本を探していた。(この映画は)感動的で心に響く物語だ、しっくりくる」と原点回帰して映画制作に挑み、自信を覗かせた。
今年2017年10月に来日し、Apple Perspective(アップル・パースペクティヴス)に登壇したMarc Webb(マーク・ウェブ)監督は、イベント終了後自らファンのもとに駆け寄り、気さくにサインや写真撮影などファンサービスを行っていた。Marc Webb(マーク・ウェブ)監督の優しさ溢れる“神対応”にファンも大喜び。こうしたMarc Webb(マーク・ウェブ)監督のヒトとしての温かさが映画『gifted』(邦題:gifted/ギフテッド)にも滲み出ている。
映画『gifted』(邦題:gifted/ギフテッド)は、激動の時代の中で混沌とし過ぎ、同じ地球、世界や家に住むヒト同士がお互いに何らかの距離を置いてしまっているような、どこか寂しさを感じる現代に必要とされるヒューマンドラマとも言える。
チャーミングで切ない物語を描いたハートウォーミング・ファミリードラマ―映画『gifted』(邦題:gifted/ギフテッド)は、2017年11月23日(祝日・木曜日)より全国ロードショーで公開される。
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gifted/ギフテッド
フロリダの小さな町で生意気ざかりの7歳の姪メアリー、片目の猫フレッドとささやかに暮らしている独身男のフランク。その小さな幸せは、メアリーの天才的な才能が明らかになることで揺らぎ始める。メアリーの特別扱いを頑なに拒むフランクだったが、そこにフランクの母エブリンが現れ、孫のメアリーに英才教育を施すためにフランクからの引き離しを図ります。フランクには亡き姉から託されたある秘密がありました。メアリーにとっての本当の幸せはどこにあるのか、そして、フランクとメアリーはこのまま離れ離れになってしまうのか・・・?
- 公開: 2017年11月23日(祝日・木曜日) TOHOシネマズ シャンテほか 全国ロードショー
- 監督: Marc Webb(マーク・ウェブ)
- 出演: Chris Evans(クリス・エヴァンス)、Mckenna Grace(マッケナ・グレイス)、Jenny Slate(ジェニー・スレイト)、Lindsay Duncan(リンゼイ・ダンカン)、Octavia Spencer(オクタヴィア・スペンサー)、ほか
- 配給: 20世紀フォックス映画
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gifted/ギフテッド
http://gifted-movie.jp/
© 2017 Twentieth Century Fox