ザック・エフロン主演最新作『アイアンクロー』日本国公開へ—伝説のプロレスラー フォン・エリック一家の知られざる真実を描く
伝説のプロレス一家 フォン・エリック・ファミリーの真実を描く映画『アイアンクロー』の日本国公開が発表された!どのような作品なの!?記事を読み進めよう!
映画『The Iron Claw』(邦題『アイアンクロー』)の日本国公開が発表された。
映画『アイアンクロー』は、アメリカ合衆国では2023年11月8日(水曜日)にテキサス州ダラスのTexas Theatre(テキサス・シアター)でプレミア上映され、同国のメディアや映画批評サイトも高く評価しているほか、National Board of Review(ナショナル・ボード・レビュー)2023年の映画TOP 10にランクインし、12月22日(金曜日)より北米で公開される。日本国では、来年2024年4月5日(金曜日)より全国で公開されることが発表された。
本作は、“アイアンクロー”(鉄の爪)を得意技とし、1960年から1970年代に日本国でもプロレスラー/元・プロ野球選手のジャイアント馬場(1938-1999)やプロレスラー/実業家/政治家のアントニオ猪木(1943-2022)らと激闘を繰り広げた伝説のプロレスラー Fritz Von Erich(フリッツ・フォン・エリック/1929-1997)一家=フォン・エリック・ファミリーの知られざる衝撃の実話を映画化。絶対的な権力者である厳格な父 フリッツ・フォン・エリックの教えに従う息子たち=フォン・エリック兄弟(6兄弟のうち5兄弟 ※1人は幼少期に不慮の事故によって死去)は、プロレスラーとしての道を選び、世界ヘビー級王者になることを宿命づけられ、プロレスラーのRic Flair(リック・フレアー)、プロレスラーのHarley Race(ハリー・レイス/1943-2019)、1980年代に活躍したプロレスタッグチーム・ユニット The Fabulous Freebirds(ザ・ファビュラス・フリーバーズ)、プロレスラーのザ・グレート・カブキら人気レスラーたちと激闘を繰り広げる。プロレス界で栄光を築きながらも兄弟が次々と死去し、いつしか“呪われた一家”と呼ばれるように——相次ぐ悲劇によって引き裂かれそうになるなかで彼らが辿った壮絶な道のりを、兄弟で唯一健在する長男 Kevin Von Erich(ケビン・フォン・エリック)の視点からドラマチックに描かれる。
主人公 長男 ケビン・フォン・エリックを演じるのは、先日“ハリウッド殿堂入り”を果たし、本物のプロレスラーと見紛うほどの筋骨隆々な肉体を披露して話題になっている俳優のZac Efron(ザック・エフロン)。次男 デビッド・フォン・エリックを演じるのは2022年公開の映画『Triangle of Sadness』(邦題『逆転のトライアングル』)や2022年公開の映画『Where the Crawdads Sing』(邦題『ザリガニの鳴くところ』)などに出演した俳優のHarris Dickinson(ハリス・ディキンソン)、三男 ケリー・フォン・エリックを演じるのはDisney+『The Bear』(邦題『一流シェフのファミリーレストラン』)で第80回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞(テレビ部門ミュージカル・コメディシリーズ)を受賞した俳優のJeremy Allen White(ジェレミー・アレン・ホワイト)、父親 フリッツ・フォン・エリックを演じるのは俳優のHolt McCallany(ホルト・マッキャラニー)、ケビン・フォン・エリックの妻 パム・アドキッソンを演じるのは2015年公開の映画『Cinderella』(邦題『シンデレラ』)で主人公 シンデレラを演じ、2018年公開の映画『Mamma Mia: Here We Go Again!』(邦題『マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー』)や2022年公開の映画『What’s Love Got to Do With It?』(邦題『きっとそれは愛じゃない』)などに出演した女優のLily James(リリー・ジェイムズ)、母 Doris Von Erich(ドリス・フォン・エリック)を演じるのは1994年から放送のテレビドラマシリーズ『ER』(邦題『ER緊急救命室』)などに出演した女優のMaura Tierney(モーラ・ティアニー)。映画監督/脚本家のSean Durkin(ショーン・ダーキン)監督が監督を務め、脚本も手がけた。さらに血縁関係はないがフォン・エリック兄弟の従兄弟を名乗ったランス・フォン・エリックを演じるプロレスラーでプロレス団体 AEWの現役王者であるMaxwell Jacob Friedman(マクスウェル・ジェイコブ・フリードマン)がエグゼクティブ・プロデューサーも務め、ザ・シークことエドワード・ファーハットを演じるプロレスラーで元・WWE王者のChavo Guerrero, Jr.(チャボ・ゲレロ・ジュニア)がプロレスシーンのコーディネーターも務めた。
ザック・エフロンは、本作に挑むための肉体改造について「今までで最も厳しい挑戦のひとつでした。経験したことのない過酷なトレーニングと食事制限をし、ワークアウトから戻って、ワークアウトして、撮影して、またワークアウトみたいな感じでした。辛かったですが、結果的にそれはケビンとは何者なのかという深い洞察につながりました。彼が自身の運動能力やプロレス、肉体に捧げようとしたものや、完璧を求める姿勢が見えてきたのです」とコメント。“プロレス狂”と呼ぶほど子どもの頃からプロレスファンで、フォン・エリック兄弟には並々ならぬ想いがあったというショーン・ダーキン監督は「なぜ、あれほどまでにフォン・エリック兄弟に惹かれたのでしょう。彼らは他に類を見ないエンターテイナーであり、彼らの華やかなプロレスは観ていて最高に楽しかったです。それに、今のプロレスの基盤になったスタイルです。しかし、それよりも僕の心を捉えて離さなかったのは、彼ら家族の喪失の物語でした」とコメントしている。
伝説のプロレス一家 フォン・エリック・ファミリーの知られざる衝撃の真実を描く—映画『The Iron Claw』(邦題『アイアンクロー』)は、来年2024年4月5日(金曜日)より全国で公開される。
《STORY》1980年初頭、熾烈な競争のプロレス界に歴史を刻んだ“鉄の爪”フォン・エリック一家。父フリッツ(ホルト・マッキャラニー)は元AWA世界ヘビー級王者。そんな父親に育てられた息子の長男ケビン(ザック・エフロン)、次男デビッド(ハリス・ディキンソン)、三男ケリー(ジェレミー・アレン・ホワイト)、四男マイク(スタンリー・シモンズ)ら兄弟は、父の教えに従いプロレスラーとしてデビュー、“プロレス界の頂点”を目指す。デビッドが世界ヘビー級王座戦へ指名を受けた直後、日本でのプロレスツアー中に急死する。ここからフォン・エリック家は次々と悲劇に見舞われる。いつしか”呪われた一家“と呼ばれるようになったその真実と、ケビンの数奇な運命とは――
公開: 2024年4月5日(金曜日) 全国で公開
監督: Sean Durkin(ショーン・ダーキン)
脚本: Sean Durkin(ショーン・ダーキン)
出演: Zac Efron(ザック・エフロン)、Jeremy Allen White(ジェレミー・アレン・ホワイト)、Harris Dickinson(ハリス・ディキンソン)、Maura Tierney(モーラ・ティアニー)、Stanley Simons(スタンリー・シモンズ)、Holt McCallany(ホルト・マッキャラニー)、Lily James(リリー・ジェイムズ)、Maxwell Jacob Friedman(マクスウェル・ジェイコブ・フリードマン)、Chavo Guerrero, Jr.(チャボ・ゲレロ・ジュニア)、ほか
配給: キノフィルムズ
日本国でも大人気を博したFritz Von Erich氏と、その息子たちVon Erich Brothersに次々と悲劇が襲い、いつしか“呪われた一家”と呼ばれるように——映画『The Iron Claw』は、彼らが辿った壮絶な道のりと、我々が知らない真実が描かれる。アメリカ合衆国のメディアは、「圧倒的に打ちのめされる」(IndieWire)、「脳裏にずっと焼き付いて離れない!」(Deadline)と、本作に衝撃を受け、高く評価している。Fritz Von Erichの孫でKevin Von Erichの息子・長男 Ross Von Erichと次男 Marshall Von Erichは、2012年にプロレスラーとしてデビューし、日本国のプロレス団体 プロレスリング・ノアに所属。さらにKerry Von Erichの娘 Lacey Von Erichも2007年に女子プロレスラーとしてデビューし活躍したが、2010年に引退。フォン・エリック・ファミリーは、親 Fritz Von Erichから子・孫の三世代に渡るプロレス一家である。