映画『To Leslie トゥ・レスリー』物語とアンドレア・ライズボローの演技に観客が涙—宝くじ高額当選から一転する冒頭映像解禁
全国で大ヒット上映中の映画『To Leslie トゥ・レスリー』冒頭本編映像が公開された。どのような冒頭本編映像になっているの!?記事を読み進めよう!
映画『To Leslie』(邦題『To Leslie トゥ・レスリー』)の冒頭本編映像が公開された。
今回公開された冒頭本編映像は、オープニングクレジットやバックに流れる雰囲気あるカントリーミュージックと共に、主人公 Leslie “Lee” Rowland(レスリー・“リー”・ロウランド)の幼少期から幸せに包まれた結婚式、最愛の息子James(ジェームズ)が誕生したときの写真や一緒に楽しく過ごす様子を写した写真など半生の回想から、宝くじで高額当選し、歓喜しながらインタビューを受けるシーンが映し出されるも、一転、モーテルで膝を抱えるレスリー・“リー”・ロウランドの姿が映し出される。
圧巻の演技が大絶賛されている、レスリー・“リー”・ロウランドを演じた女優のAndrea Riseborough(アンドレア・ライズボロー)は、本作について「この映画は、常識はずれな物語です。なぜなら誰もが自分の中にレスリーがいたり、レスリーになったことがあったり、両方の視点を持っているからです。映画に関わったみんなにとって、とてもカタルシスがありましたし、終わりを告げるのは辛いことでした」と、誰もが主人公同様の依存症や主義主張、視点があることも伝える作品だという。さらに「映画の中で、レスリーが幼かった息子と一緒に過ごした素敵なクリスマスに言及する場面があります。虚無を埋めてくれるものがあるとすれば、それは息子への愛と思い出です」と主人公と息子の関係性や主人公の息子への思いなども表現できたことで、本作をつくる価値があったと話した。
アルコール依存症から人生の再起を図る感動の物語—映画『To Leslie』(邦題『To Leslie トゥ・レスリー』)は、大ヒット上映中。
《STORY》テキサス州西部のシングルマザー、レスリー(アンドレア・ライズボロー)は、宝くじに高額当選するが数年後には酒に使い果たしてしまい、失意のどん底に陥る。6年後、行き場を失ったレスリーは、かつての友人ナンシー(アリソン・ジャネイ)とダッチ(スティーヴン・ルート)のもとへ向かうが、やはり酒に溺れ呆れられてしまう。そんな中、スウィーニー(マーク・マロン)という孤独なモーテル従業員との出会いをきっかけに、後悔だらけの過去を見つめ直し、母親に失望した息子のためにも、人生を立て直すセカンドチャンスに手を伸ばしはじめる。
公開: 2023年6月23日(金曜日)より全国ロードショー
監督: Michael Morris(マイケル・モリス)
脚本: Ryan Binaco(ライアン・ビナコ)
出演: Andrea Riseborough(アンドレア・ライズボロー)、Marc Maron(マーク・マロン)、Owen Teague(オーウェン・ティーグ)、Allison Janney(アリソン・ジャネイ)、ほか
配給: KADOKAWA
映画『To Leslie』は、主人公のアルコール依存症に人のさまざまな依存症や主義主張、視点を重ね合わせて考えることができるほか、アルコール依存症と闘う主人公と家族(息子)の関係性や思いも知ることができる。そして、Andrea Riseborough女史のリアリティ溢れる演技に誰もが涙する。ぜひ、劇場で体験してほしい。