映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』の特別映像が解禁—ベネディクト・カンバーバッチ“僕の素晴らしいヒーローだ”
映画『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』の特別映像が公開された!ベネディクト・カンバーバッチが、ルイス・ウェインについて語る!記事を読み進めよう!
映画『The Electrical Life of Louis Wain』(邦題『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』)の特別映像が公開された。
今回公開された特別映像は、実在した本作の主人公・画家/イラストレーターのLouis Wain(ルイス・ウェイン/1860-1939)を演じた俳優のBenedict Cumberbatch(ベネディクト・カンバーバッチ)が、ルイス・ウェインについて語る。
ルイス・ウェインを“僕の素晴らしいヒーロー”と言うベネディクト・カンバーバッチは、ルイス・ウェインについて「彼は他人と違うことに苦しんだ、とても保守的な時代にね」と、まだ多様性ということばさえ叫ばれない保守的な時代に苦しんだ人物だったと説明。また、ルイス・ウェインが愛や生活、娯楽、笑いをテーマに滑稽で風変わりな猫の魅力を絵にしたことについて「人間にも共通する特徴でもある。それと、彼は歴史的に猫をペットにしただけでなく、彼は猫を“プリズム”にしたんだ。僕たち人間の行動を照らし出すためのね。彼が及ぼした影響はとても大きいよ」と語り、ベネディクト・カンバーバッチの鋭い感性も垣間見ることができる。
優しくも温かな愛の物語——映画『The Electrical Life of Louis Wain』(邦題『ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ』)は、2022年12月1日(木曜日)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
《STORY》イギリスの上流階級に生まれたルイス・ウェイン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、父亡きあと一家を支えるために、ロンドンニュース紙でイラストレーターとして活躍する。やがて、妹の家庭教師エミリー(クレア・フォイ)と恋におちたルイスは、身分違いだと大反対する周囲の声を押し切り結婚するが、まもなくエミリーは末期ガンを宣告される。庭に迷い込んだ子猫にピーターと名付け、エミリーのために彼の絵を描き始めるルイス。深い絆で結ばれた“3人”は、残された一日一日を慈しむように大切に過ごしてゆくが、ついにエミリーがこの世を去る日が訪れる。ルイスはピーターを心の友とし、ネコの絵を猛然と描き続け大成功を手にする。そして、「どんなに悲しくても描き続けて」というエミリーの言葉の本当の意味を知る——。
公開: 2022年12月1日(木曜日)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
監督: Will Sharpe(ウィル・シャープ)
脚本: Will Sharpe(ウィル・シャープ)、Simon Stephenson(サイモン・スティーブンソン)
原案: Simon Stephenson(サイモン・スティーブンソン)
出演: Benedict Cumberbatch(ベネディクト・カンバーバッチ)、Claire Foy(クレア・フォイ)、Andrea Riseborough(アンドレア・ライズボロー)、Toby Jones(トビー・ジョーンズ)、ナレーション Olivia Colman(オリヴィア・コールマン)、ほか
配給: キノフィルムズ
Louis Wainは、“はみ出し者”と言われながらも世界で初めて猫を家族の一員にしただけでなく、写実的な猫や擬人化した猫を描いた最初の人物。毎年作品集が刊行されるほど人気を博すが、次第に人が信用できなくなるなどの統合失調症をはじめとする精神疾患を併発し、絵のタッチも変わっていきながらも妻Emily Richardson-Wainの言葉を胸に猫を描き続ける。数奇な人生でありながらも美しさで溢れたLouis Wainの生涯とは——。