映画『アイス・ロード』セミトラックで氷の道を目指す本編映像が到着—撮影監督トム・スターンが撮影の方向性と技術を明かす
リーアム・ニーソン氏主演映画『アイス・ロード』の本編映像が公開されたほか、撮影監督が本作の撮影ついても明かした!どのような本編映像になっているの!?記事を読み進めよう!
映画『The Ice Road』(邦題『アイス・ロード』)の本編映像が公開された。
今回公開された本編映像は、俳優のLiam Neeson(リーアム・ニーソン)演じる主人公でベテランドライバーのMike McCann(マイク・マッキャン)と俳優のMarcus Thomas(マーカス・トーマス)演じる整備士のGurty McCann(ガーティ・マッキャン)の兄弟、俳優/映画監督/脚本家/プロデューサーのLaurence Fishburne(ローレンス・フィッシュバーン)演じる軍からの信頼も厚いドライバーJim Goldenrod(ジム・ゴールデンロッド)、女優のAmber Midthunder(アンバー・ミッドサンダー)演じる北アメリカの先住民族クリー族でドライバーのTantoo(タントゥー)と俳優のBenjamin Walker(ベンジャミン・ウォーカー)演じる保険会社のTom Varnay(トム・バルネイ)のコンビがセミトラックに乗り込み、車庫からウィニペグ湖上にできた氷の道“アイス・ロード”を目指して出発するシーンが映し出されている。ガス突出の爆発事故でダイヤモンド鉱山に閉じ込められた26人の作業員の命を救うため、ガスを抜くための30tの機材をセミトラックに載せて氷の道を渡る危険かつ極限のミッションに挑むことになった3組が、それぞれ準備を進める。ジム・ゴールデンロッドが「出発だ!”猛牛走り”で突っ走るぞ」と呼びかけると、それぞれが赤・黄・黒のセミトラックに乗り込み、“猛牛走り”(休まず突っ走る)過酷なミッションの幕が開ける。
本作の撮影は、2006年公開の映画『Letters from Iwo Jima』(邦題『硫黄島からの手紙』)や2014年公開の映画『American Sniper』(邦題『アメリカン・スナイパー』)、2016年公開の映画『Sully』(邦題『ハドソン川の奇跡』)など、2002年公開の映画『Blood Work』(邦題『ブラッド・ワーク』)以降、俳優/映画監督/プロデューサーのClint Eastwood(クリント・イーストウッド)監督が監督を務める作品の撮影を手掛け、“クリント・イーストウッドの秘密兵器”の異名を持つシネマトグラファー(撮影監督)のTom Stern(トム・スターン)。トム・スターンは、本作の撮影の方向性と技術について「3台の大型トラックを捉えようとすると、必然的に大きなスコープになる。だから私はジョナサン監督に『アラビアのロレンス』を氷と雪で作ろうと提案した。そういう大きなスケールであると同時に、感情に訴えるキャラクターが登場する映画にすることを目指した。基本的には、すべてを自然に近いかたちで撮影したが、非常に高性能のカメラとアナモフィックレンズを使用した」と説明している。
本作は、ワケあり人生から一発逆転を図ろうとする腕利きの4人のトラックドライバーが、ガス突出の爆発事故でダイヤモンド鉱山に閉じ込められた26人の命を救うために極限のミッションに挑み、ミッションを妨害する陰謀に立ち向かうレスキュー・エンターテイメント作品。本作の監督・脚本は、2004年公開の映画『The Punisher』(邦題『パニッシャー』)で監督デビューし、それ以前は1995年公開の映画『Jumanji』(邦題『ジュマンジ』)や1998年公開の映画『Armageddon』(邦題『アルマゲドン』)、1995年公開の映画『Die Hard: With a Vengeance』(邦題『ダイハード3』)などの脚本を手掛けた映画監督/脚本家/プロデューサーのJonathan Hensleigh(ジョナサン・ヘンズリー)監督。主人公マイク・マッキャンを演じるのは、実力派・演技派はもとより、2008年公開の映画『Taken』(邦題『96時間』)シリーズで一流のアクションスターとしての名声も獲得したリーアム・ニーソン。2014年公開の映画『Non-Stop』(邦題『フライト・ゲーム』)では飛行機、2018年公開の映画『The Commuter』(邦題『トレイン・ミッション』)では通勤電車で大暴れしたリーアム・ニーソンだったが、本作では氷の道“アイス・ロード”でセミトラックを華麗かつ完璧に操る。そして、マーカス・トーマス、ローレンス・フィッシュバーン、アンバー・ミッドサンダーなどの俳優陣が脇を固めた。
生きる希望を届けるために大自然と陰謀に立ち向かう—映画『The Ice Road』(邦題『アイス・ロード』)は、2021年11月12日(金曜日)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。
爆発事故でカナダの鉱山の地下に閉じ込められた26人の作業員。救出装置を運ぶため、4人のトラックドライバーが集められる。30tの巨大トラック3台が走る最短ルートは、氷の道〈アイス・ロード〉。スピードが速すぎれば衝撃で、遅すぎれば重量で、氷が割れて水に沈む。地下の酸素が尽きるタイムリミットは30時間。4人はドライブテクニックと強いハートで、名誉と報酬を手にするはずだった。ところが、事故には危険な陰謀が隠されていた──。
公開: 2021年11月12日(金曜日)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
監督: Jonathan Hensleigh(ジョナサン・ヘンズリー)
脚本: Jonathan Hensleigh(ジョナサン・ヘンズリー)
出演: Liam Neeson(リーアム・ニーソン)、Laurence Fishburne(ローレンス・フィッシュバーン)、Marcus Thomas(マーカス・トーマス)、Amber Midthunder(アンバー・ミッドサンダー)、Benjamin Walker(ベンジャミン・ウォーカー)、ほか
提供: ギャガ、イオンエンターテイメント
配給: ギャガ
映画『アイス・ロード』に登場するセミトラックは、日本国ではあまり見慣れないトラックだが、北米ではハイウェイなどでもよく見かけるトラックで、そのデザインや大きさも格好良い!この大きさになると、運転技術も必要で、アイス・ロード上ではとてつもなく危険で大変。本作では、キャスト陣が実際に少しでも運転して撮影に挑んだのかも気になるところ。