映画『ストリートギャング セサミストリートにたどり着くまで』の予告映像が解禁—セサミの誕生と歴史が凝縮された貴重なシーンの数々
セサミストリート誕生の裏側と歴史に迫る長編ドキュメンタリー映画の英語版予告映像が解禁、公開された!どのような予告映像になっているの!?記事を読み進めよう!
ドキュメンタリー映画『Street Gang: How We Got To Sesame Street』(邦題『ストリートギャング セサミストリートにたどり着くまで』)の英語版予告映像が、アメリカ合衆国現地時間2021年4月6日(火曜日)に公開された。
アメリカ合衆国では、映画『Street Gang: How We Got To Sesame Street』が4月23日(金曜日)より全米で公開、5月7日(金曜日)より衛生・ケーブルテレビHBO・動画配信サービスHBOMaxで公開されることが発表され、同時に英語版予告映像が解禁。公開された予告映像は、世界160以上の国と地域で愛され続けている子ども向け教育テレビ番組『Sesame Street』(『セサミストリート』)の放送開始当初からの懐かしい映像と共に、セサミストリートの創始者でテレビプロデューサーのJoan Ganz Cooney(ジョーン・ガンツ・クーニー)の「This was an experiment.(これは実験でした。)」という言葉で幕を開け、大人気を博しているマペットElmo(エルモ)やCookie Monster(クッキーモンスター)、Bert(バート)、Ernie(アーニー)などの生みの親でマペティア/アニメーター/カートゥニスト/映画製作者/脚本家のJim Henson(故・ジム・ヘンソン)や映画監督/プロデューサー/マペティア/声優のFrank Oz(フランク・オズ)がマペットを操演する姿、長年に渡って番組のエグゼクティブプロデューサーを務めた作家/監督/プロデューサーのJon Stone(故・ジョン・ストーン)がスタジオで演出をする姿、そして、セサミストリートの放送開始当初からBig Bird(ビッグバード)やOscar the Grouch(オスカー・ザ・グラウチ)のマペティアを務め、2018年に85歳で亡くなったマペティア/カートゥニスト/作家のCaroll Spinney(故・キャロル・スピニー)、Hooper’s Store(フーパーズ・ストア)の初代オーナーMr. Hooper(フーパーさん)役を務め、1982年に74歳で亡くなった俳優のWill Lee(故・ウィル・リー)、スタジオで演奏するシンガー/ソングライター/音楽プロデューサーのStevie Wonder(スティーヴィー・ワンダー)、Kermit the Frog(カーミット・ザ・フロッグ)、様々な人種のヒューマンキャストや子どもたちが入り混じって一緒に出演している姿も映し出され、本作の内容として貴重な映像・アーカイヴ資料やセサミストリートの誕生と歴史が凝縮された予告映像となっている。また、アメリカ合衆国の各メディアによる賞賛の言葉も映し出されており、完成度の高さと期待が伺える。
映画『Street Gang: How We Got To Sesame Street』は、作家/ジャーナリストのMichael Davis(マイケル・デイビス)が子ども向け教育テレビ番組『セサミストリート』の歴史を綴ったベストセラー著書『Street Gang: The Complete History of Sesame Street』(原題『ストリートギャング:ザ・コンプリート・ヒストリー・オブ・セサミストリート』)の一部を基に、ジョーン・ガンツ・クーニーやジム・ヘンソン、ジョン・ストーンらがどのようにセサミストリートを創り上げたのかや番組放送開始から最初の20年の間に斬新で画期的な試みをしていたのかに焦点を当て、ジョーン・ガンツ・クーニーやクリエイター、マペティアらとその家族のインタビュー、放送開始当時の貴重な映像、アーカイヴ資料などを通してセサミストリート誕生の舞台裏と歴史に迫る長編ドキュメンタリー作品。2019年に番組放送開始から50周年を迎え、新たな世代にセサミストリートの誕生や活動の意義を再定義し、伝える作品に仕上がっている。本作の製作資金は、クラウドファンディングで目標額超えの100,233ドル(日本円で10,403,010円)を調達し、調達した資金の15%を世界中の子どもたちを支援するためにセサミストリートをはじめとするテレビ番組や子どもの教育プログラムを手掛けるアメリカ合衆国の501(c)(3)(非営利組織)Sesame Workshop(セサミワークショップ)が運営する財団Yellow Feather Fund(イエローフェザーファンド)に寄付。監督は2005年公開のドキュメンタリー映画『Mad Hot Ballroom』(原題『マッド・ホット・ボールルーム』)や2011年公開の映画『An Invisible Sign』(邦題『ジェシカ・アルバのしあわせの方程式』)、子ども向けテレビ番組『The Electric Company』(邦題『英語とあそぼう エレクトリック・カンパニー』)、セサミストリートの「Cookie Monster’s Foodie Truck」(原題訳「クッキーモンスターのフードトラック」)を含むシーズン48からの監督を務めた映画・テレビ監督/プロデューサーのMarilyn Agrelo(マリリン・アグレロ)監督、プロデューサーは2015年公開の映画『Experimenter』(邦題『アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発』)や2018年公開の映画『7 Splinters in Time』(原題『7スプリンターズ・イン・タイム』)を手掛けたクリエイター/プロデューサーのTrevor Crafts(トレヴァー・クラフツ)らが務めた。アメリカ合衆国現地時間1月28日(木曜日)から2月3日(水曜日)までオンライン上で開催されたサンダンス映画祭でワールドプレミア上映され、映画評論家やメディアからも高い評価を得た。
ドキュメンタリー映画『Street Gang: How We Got To Sesame Street』(邦題『ストリートギャング セサミストリートにたどり着くまで』)は、アメリカ合衆国で2021年4月23日(金曜日)より全米公開、5月7日(金曜日)より衛生・ケーブルテレビHBO・動画配信サービスHBOMaxで公開される。日本国での公開は、未定。
公開: 北米 2021年4月23日(金曜日)より全米で公開・2021年5月7日(金曜日)よりオンデマンドで公開、日本国 未定
原作: Street Gang: The Complete History of Sesame Street by Michael Davis(マイケル・デイビス『ストリートギャング:ザ・コンプリート・ヒストリー・オブ・セサミストリート』)
監督: Marilyn Agrelo(マリリン・アグレロ)
製作: Trevor Crafts(トレヴァー・クラフツ)、Ellen Scherer Crafts(エレン・シェラー・クラフツ)、Lisa Diamond(リサ・ダイアモンド)、Michael Davis(マイケル・デイビス)
出演: Jim Henson(ジム・ヘンソン)、Frank Oz(フランク・オズ)、Jon Stone(ジョン・ストーン)、Joan Ganz Cooney(ジョーン・ガンツ・クーニー)、ほか
配給: Chicken Soup for the Soul Entertainment
貴重なシーンの数々に感動!故・Jim Henson氏、故・Jon Stone氏、故・Caroll Spinney氏、Mr. Hooperを演じた故・Will Lee氏らの姿を見ることができる当時の映像は、いま見たくても見ることができないので、本当に貴重と言える。そして、Kermit the Frogが出演している様子も貴重!Kermit the Frogは、Sesame Streetに出演はしていたものの、Jim Henson氏にとって思い入れの強いキャラクターであったことからライセンス的にもThe Jim Henson Companyに属していた単体のマペットであり、現在は、The Walt Disney Companyの一部門The Muppets Studioに属している。2019年に放送されたSesame Streetの50周年特番に登場してElvis Costello氏と一緒に「Bein' Green」をパフォーマンスし、久々の出演が話題になった。Sesame Streetの放送開始当初はまだアフリカ系の人々による公民権運動の名残りが色濃くあった中で、様々な人種のヒューマンキャストや子どもたち、様々な毛・肌の色をしたモンスター(マペット)たちが入り混じって一緒に歌い演じるという当時では斬新で画期的な演出・取り組みについても本作で明らかになる。日本国でも本作が公開されると嬉しい。Sesame Streetは、いつだって平和だ。世界の理想は、Sesame Streetにある。