セサミストリートが今年も世界自閉症啓発デーに参加決定—ジュリアとエルモが出演するオンライン読み聞かせイベントも開催

世界自閉症啓発デー日本実行委員会の2021年公式ポスター ©2021 Sesame Workshop. All rights reserved.

世界150以上の国と地域で愛され続けている子ども向け教育テレビ番組『Sesame Street』（『セサミストリート』）が、今年2021年も国連が定める4月2日のWorld Autism Awareness Day（世界自閉症啓発デー）に参加する。

セサミストリートをはじめとするテレビ番組や子どもの教育プログラムを手掛けるアメリカ合衆国の501(c)(3)（非営利組織）Sesame Workshop（セサミワークショップ）は、今年も国連が定める4月2日（金曜日）の世界自閉症啓発デーと、日本国が定める4月2日（金曜日）から4月8日（木曜日）までの発達障害啓発週間に参加することを発表。

今年は、全国の学校、保育所、福祉関係施設、医療機関、鉄道会社などで掲示・配布される世界自閉症啓発デー日本実行委員会の公式ポスターと公式リーフレットに、Elmo（エルモ）やCookie Monster（クッキーモンスター）、自閉症の特性を持つJulia（ジュリア）、ジュリアのパパDaniel（ダニエル）、ジュリアのママElena（エレナ）、ジュリアの兄Samuel（サム）が登場し、「みんなともだち みんなたいせつ みんなのこせい」を合言葉に、人・家族それぞれの個性の大切さを訴え、自閉症をはじめとする発達障がいへの理解を求める。さらに2月13日（土曜日）には4歳から10歳の子どもたちとその家族を対象にオンライン読み聞かせイベント『ジュリアとエルモのストーリータイム』が開催され、バーチャルイベントシステム Zoom ビデオウェビナーを使用してジュリアやエルモ、ほか出演者と、現在募集中の参加者をオンラインで繋ぎ、リモート形式でジュリアとそのお友だちの様子をえがいたセサミストリートの絵本『Circle of Friends』（邦題『ともだちひろば』）を子どもたちとその家族に読み聞かせる。ジュリアとエルモも出演するので、子どもたちにとっても楽しい時間になる。

世界自閉症啓発デーは、2007年に国際連合本部で開催された第76回国際連合総会の本会議において、カタール国のSheikha Mozah bint Nasser Al Missned妃殿下の提案により全加盟国の支持を得て採択され、国際連合が4月2日を世界自閉症啓発デーに制定。世界中で自閉症に理解を深めるための取り組みが行われている。日本国でも毎年4月2日の世界自閉症啓発デーから4月8日までの1週間を発達障害啓発週間として、自閉症をはじめ、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障がい、学習障がい、注意欠陥多動性障がいなどの発達障がいに理解を深めるイベントやシンポジウムが開催されているほか、“癒し”や“希望”を意味する世界自閉症啓発デーのシンボルカラー“青色”のライトで日本全国のランドマークをライトアップするなどの啓発活動が実施されている。

皆さんも2021年4月2日（金曜日）世界自閉症啓発デーの日に青色が入ったもの（例：青い服、青いネクタイ、青いアクセサリーなど）を身につけるなどして、自閉症をはじめとする発達障がいへの理解と応援の意思表示をして参加しよう！オンライン読み聞かせイベント『ジュリアとエルモのストーリータイム』の参加申し込みは、2021年1月20日（水曜日）より専用申し込みフォームにて受付中。