セサミストリートが子どもの学びをテーマに日本国向けオンラインイベントの開催を発表—日米専門家がオンライン学習の将来を議論
セサミストリートを手掛けるセサミワークショップが、“子どもたちの学び”をテーマにディスカッションをする『セサミストリート エデュケーションサミット』の開催を発表した!どのようなサミットになるの!?記事を読み進めよう!
世界150以上の国と地域で愛され続けている子ども向け教育テレビ番組『Sesame Street』(『セサミストリート』)が、第4回『セサミストリート エデュケーションサミット』を2021年1月30日(土曜日)にオンラインで開催することを発表した。
セサミストリートや子どもの教育プログラムを手掛けるアメリカ合衆国の501(c)(3)(非営利組織)Sesame Workshop(セサミワークショップ)は、日本国とアメリカ合衆国から子どもの教育、UX=User Experience(ユーザーエクスペリエンス=人がものやサービスに触れて得られる体験や経験)のデザイン、コンテンツ戦略、カリキュラムデザイン等それぞれの分野の専門家が登壇して子どもたちの“オンライン学習の将来”についてディスカッションをする第4回『セサミストリート エデュケーションサミット』の開催を発表。
第4回となる今回も昨年開催された第3回と同様、世界的なSARS-CoV-2 / COVID-19(新型コロナウイルスによる感染症)パンデミックの渦中ということもあり、バーチャルイベントシステム Zoom ビデオウェビナーを使用して、登壇者、日本全国の学校・教育関係者、現在募集中の学校・地域・家庭の子どもの学習と教育に関心がある一般参加者をオンラインで繋ぎ、リモート形式での開催となる。登壇者には、アメリカ合衆国からは幼少期〜青年期の子どもとの関わりと、メディアやテクノロジーを活用した学習を専門とする社会科学者で、前職ではセサミワークショップ コンテンツリサーチ&評価部門のヴァイス・プレジデントを務めたGoogle Play(グーグルプレイ)UXリサーチ リードのDr. Jennifer Kotler Clarke(ジェニファー・コトラー・クラーク博士)、前職ではNetflix Kids(ネットフリックス・キッズ)の戦略リーダーとして先進的なコンテンツの開発に携わり、現在はオンライン上で世界中の大学の一部コース・授業を無料で発信している学習プラットフォームCoursera(コーセラ)のコンテンツストラテジー責任者を務めるShira Lee Katz(シーラ・リー・カーツ)、日本国からは教育心理学を専門として認知・発達心理学的な方法論をベースに教育・学習心理、教育システム開発・改善に関する様々な研究活動を行い、セサミストリートカリキュラム・オンラインコースの実証実験と調査も担当している早稲⽥⼤学⼈間科学学術院 教授の井上典之博士、教育カリキュラムの設計や学校・自治体・企業向けの研修を専門とし、世界・日本国で一番最初にセサミストリートカリキュラムの立ち上げと構築に尽力したフューチャーインスティテュートの代表取締役でセサミストリートカリキュラムのヘッドティーチャー/カリキュラムデザイナー/トレーナーを務める為⽥裕⾏といった専門家が名を連ねており、新型コロナウイルスによる感染症のパンデミックの影響から日本国の子どもたちもオンライン授業・学習を強いられている中で、子どもたちに安全でエビデンス(根拠・裏付け)に基づいた学習コンテンツと環境を提供するための仕組み・研究・事例を紹介し、オンライン学習の将来についてディスカッションをする。
セサミストリート エデュケーションサミットは、日本国で誕生し国内のいくつかの小学校にも導入されている世界初の小学校向け教育プログラム「セサミストリートカリキュラム」(セサミワークショップの教育アプローチであるWhole Child(知的発達から情緒的発達、社会性の発達まで、子ども1人の成長を全体的に支援する)に、子どもたちが夢をえがき、日々の選択が夢の達成に影響していることを学習する子ども向け金融教育プログラム「Dream, Save, Do: Financial Empowerment for Children and their Families(夢をえがき、計画をたて、行動する:みんなで考えるファイナンシャルエンパワーメント)」を加えたプログラム)の一環として、“子どもたちの学び”をテーマに2019年から日本全国で開催。第1回はセサミストリート放送開始50周年記念イベントとして2019年11月に大阪府大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開催、第2回は2020年1月に熊本県熊本市で開催、第3回は2020年10月にオンラインで開催され、日本国とアメリカ合衆国から専門家や学校・教育関係者、応募による一般参加者が参加して学校・地域・家庭の子どもの学習と教育、多様性とインクルージョン(包括性)について話し合ったほか、セサミストリートカリキュラムについて知識を深めた。
第4回『セサミストリート エデュケーションサミット』の一般参加申し込みは、2021年1月6日(水曜日)から専用申し込みフォームにて受付中。
Sesame Street Education Summit Online
第4回『セサミストリート エデュケーションサミット』オンライン
日程: 2021年1月30日(土曜日)
時間: 9時00分から12時00分(アメリカ合衆国 東部標準時 EST 7:00 p.m. – 10:00 p.m.)
会場: オンライン – ZOOM ビデオウェビナー
登壇: Michael Turner, Culture and Sports Attaché at the U.S. Embassy, Tokyo(マイケル・ターナー(在日アメリカ合衆国大使館 文化・スポーツ交流担当官))、Paul Miles, Executive Officer, Head of Corporate Affairs, MetLife Insurance K.K.(ポール・マイルズ(メットライフ生命保険 執行役員 常務 コーポレートアフェアーズ部 部長))、Jennifer Kotler Clarke, Ph.D., UX Research Lead, Google Play(ジェニファー・コトラー・クラーク(社会科学者/グーグルプレイ UXリサーチ リード))、Shira Lee Katz, Head of Content Strategy, Coursera (シーラ・リー・カーツ(コーセラ コンテンツストラテジー 責任者))、井上典之(早稲⽥⼤学⼈間科学学術院 教授)、為⽥裕⾏(フューチャーインスティテュート 代表取締役/セサミストリート ヘッドティーチャー&カリキュラムデザイナー&トレーナー)
料金: 無料
申込: 2021年1月6日(水曜日)から専用申し込みフォームにて受付
締切: 定員に達し次第締め切り
言語: 日本語と英語 ※進行の言語は基本的に日本語ですが、一部英語(通訳あり)で実施します。
主催: Sesame Workshop(セサミワークショップ)、セサミストリートジャパン
後援: Embassy of the United States of America in Japan(在日アメリカ合衆国大使館)
助成: Embassy of the United States of America in Japan(在日アメリカ合衆国大使館)、MetLife Foundation(メットライフ財団)
注意: インターネット通信等に掛かる費用は各自でご負担ください。バーチャルイベントシステム Zoom ビデオウェビナーを使用して開催するため、常時接続できるインターネット通信環境が必要です。当日は、Zoom ビデオウェビナーを利⽤できるカメラ付きのパソコンかタブレット、スマートフォンのいずれかのデバイスと、安定したインターネット環境をご⽤意ください。Zoom ビデオウェビナーの使⽤⽅法やオンラインアクセス、⾳声、画像、他、イベント中に⽣じた不具合には対応はいたしかねますのでご了承ください。イベント中は、参加者のマイクは基本的にミュートの状態となります。イベント中は、セサミワークショップとセサミストリートジャパンのスタッフが映像・写真を撮影します。プライバシー保護のため、参加者による静止画・動画の撮影、録画、録⾳等はご遠慮ください。
お問い合わせ: セサミワークショップ 日本事務局 / セサミストリートジャパン contact@sesamestreetjapan.org
Sesame Street Education Summit Online
第4回『セサミストリート エデュケーションサミット』オンライン
http://www.sesamestreetjapan.org/curriculum/schedule.html
セサミストリート 日本国版
http://www.sesamestreetjapan.org
セサミワークショップ 日本事務局 / セサミストリートジャパン
https://www.sesameworkshop.org/ja
昨年2020年10月にオンラインで開催された第3回に続き、今回の第4回もオンラインでの開催が発表された。前回の内容は専門的で難しいと感じた方も多いはずだが、今回は日本国とアメリカ合衆国の専門家が新型コロナウイルスによる感染症のパンデミックによって世界的規模で欠かせなくなったオンライン学習の将来についてディスカッションをしたり、子どもたちが安全でエビデンス(根拠・裏付け)に基づいた学習コンテンツと環境で学習できるように仕組み・研究・事例を紹介したりするので、学び、知り、今後に生かせることが多いと思う。特に学校の先生を目指している大学生や専門学生、若者を中心に参加してほしい!先生を目指す仲間・友達同士でも声を掛け合って参加申し込みをしよう!終了後、一緒に参加した仲間・友達同士で今回のテーマや内容をもとに子どもたちの教育・学習についてディスカッションをするのもいいね!教育を題材にした入試論文や卒業論文にも役立てることができるね!