ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYONDが開幕—さまざまなミッキーマウスに出会い未来を想像・創造する
ミッキーマウスの進化を展望する展覧会『ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND』が開幕した!どのような展覧会になっているの!?記事を読み進めよう!
展覧会『ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND』が、2020年10月30日(金曜日)に東京・森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52F)で開幕した。
展覧会『ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND』は、映画監督/アニメーター/プロデューサー/脚本家のWalt Disney(ウォルト・ディズニー)が生んだミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を記念して2018年から2019年にアメリカ合衆国ニューヨークで開催された展覧会『MICKEY: THE TRUE ORIGINAL』(「原点=THE ORIGIN」と「現代=THE TRUE ORIGIN」)に、ミッキーマウスの未来を想像する日本展オリジナル企画「未来=& BEYOND」を加え、時代に合わせて変化し続け、常に未来を牽引し、唯一無二の存在であるミッキーマウスを新たな視点で捉え、進化を展望する展覧会。
ミッキーマウスのスクリーンデビュー作・1928年公開の映画『Steamboat Willie』(邦題『蒸気船ウィリー』)から不朽の名作・1940年公開の映画『Fantasia』(邦題『ファンタジア』)までディズニーの礎を築いた初期の重要作品2点にスポットを当てる「原点=THE ORIGIN」、様々な形でアートやクリエイティビティに影響を与え続けているミッキーマウスにインスピレーションを受けたアーティストのKeith Haring(故・キース・ヘリング)をはじめ、現代アーティストのDaniel Arsham(ダニエル・アーシャム)、ヴィジュアルアーティスト/イラストレーターのJames Jean(ジェイムス・ジーン)、グラフィックアーティストのBrian Roettinger(ブライアン・ロエッティンガー)、ストリートアーティストのLondon Kaye(ロンドン・ケイ)、イラストレーター/映像作家の田名網敬一、デザイナーの野村哲也ら約20人のアーティストが制作したインスタレーションを展示する「現代=THE TRUE ORIGIN」、1992年公開の長編アニメーション映画『Aladdin』(邦題『アラジン』)に登場するGenie(ジーニー)のリード・アニメーターを務めたEric Gorldberg(エリック・ゴールドバーグ)、2019年公開の長編アニメーション映画『Frozen 2』(邦題『アナと雪の女王2』)のAnna(アナ)のコスチュームデザインの指揮を務めたビジュアルデベロップメントアーティストのGriselda Sastrawinata-Lemay(グリゼルダ・サストラウィナータ=ルメイ)、2014年公開の長編アニメーション映画『Big Hero 6』(邦題『ベイマックス』)のキャラクターデザインのスーパーバイザーを務めたJin Kim(ジン・キム)ら5人のディズニーアーティストが本展覧会のためだけに制作した“未来の扉をひらくミッキーマウス”作品、各ジャンルの第一線で活躍するコラージュアーティストの河村康輔、イラストレーターの大島智子、ペインターの添田奈那、カリグラファーの書道家 万美、ネオンアーティストのWAKUら日本人アーティストが創作した“誰もみたことがない、まったく新しいミッキーマウス”作品を展示し、未来のミッキーマウスにスポットを当てる「& BEYOND」の3つのゾーンで構成され、様々なミッキーマウスに出会うことができる。さらに本展覧会だけでしか購入できないオリジナルグッズなど約200点を含む400点以上のミッキーマウスグッズが並ぶミッキーマウス展公式ショップもオープン。映画『蒸気船ウィリー』と映画『ファンタジア』の最新グッズ、キース・ヘリングの作品『Untitled (Mickey Mouse)』のグッズ、日本人アーティストの作品グッズなども販売されている。
主催者は、本展覧会について「2018年から2019年にニューヨークで開催された展覧会を東京で開催したいという思いで企画が始動しましたが、壁画やインスタレーションなど1会場限りの作品も多く、そのまま日本で再現することが困難でした。さらにミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年という筋目から2年が経ち、コンセプトも日本独自にアップデートしていく必要を感じていました。そこで、日本展として掲げたのが「& BEYOND」。さまざまな現代アーティストが90周年をお祝いしたMICKEY: THE TRUE ORIGINALがまさにミッキーマウスの現代性を象徴する展覧会だとしたら、2020年の東京で開催されるミッキーマウス展はその先、つまり「未来」をみんなで想像しよう、というものです。世界はいま未曾有の危機に直面し、明るい未来を想像することが難しい状況が続いています。一方で過去90年以上にわたり、私たちと共に歩んできたミッキーマウスは、いつもその小さな体で特大の夢と希望を与えてくれる存在でした。本展は、MICKEY: THE TRUE ORIGINALを中心に、ミッキーマウスの原点(THE ORIGIN)と、ミッキーマウスがもつ未来へのポジティブなメッセージを受けて制作された作品を紹介する「& BEYOND」を日本展オリジナルとして追加して開催します」とコメントを寄せた。
展覧会『ミッキーマウス展 THE TRUE ORIGINAL & BEYOND』の全貌と見どころ、SAPIENS TODAY|サピエンストゥデイの質問に応じたコラージュアーティストの河村康輔氏のコメントをご紹介する。
原点=THE ORIGIN
ゾーン「原点=THE ORIGIN」では、ミッキーマウスのスクリーンデビュー作・1928年公開の映画『Steamboat Willie』(邦題『蒸気船ウィリー』)と、今年2020年に公開80周年を迎える不朽の名作・1940年公開の映画『Fantasia』(邦題『ファンタジア』)の2作品を紹介。
国内外のさまざまなアーティストが手掛けたオリジナルのMickey Mouse作品が展示され、Mickey Mouseというブレない原点と芯はありながらも時代に合わせて変化するMickey Mouseから、Mickey Mouseの未来に重ね合わせて私たちのポジテイブな未来を想像・創造することができる。作品を観賞していると、自分の中の感性やクリエイティビティが爆発すること間違いなし!六本木ヒルズ内の14店舗では、Mickey Mouseデザインのオシャレな限定コレクションが販売されているので、展覧会を見終わってからでもショップに寄ってみてね!