セサミストリートが日本国の子ども向けにオンランサマーキャンプの開催を発表—将来の夢を実現する方法やお金の使い方を学ぶ

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世界150以上の国と地域で愛され続けている子ども向け教育テレビ番組『Sesame Street』（『セサミストリート』）のオンラインサマーキャンプが今夏開催される。

セサミストリートや子どもの教育プログラムを手掛けるアメリカ合衆国の501(c)(3)（非営利組織）Sesame Workshop（セサミワークショップ）は、SARS-CoV-2 / COVID-19（新型コロナウイルスによる感染症（新型コロナウイルスによる感染症）感染拡大が子どもたちとその学習や教育にも多大な影響を与えていることから、子どもたちがこれからの生活に希望を持って前向きに学習を続けられるよう、日本国の子ども向けにオンラインサマーキャンプを開催することを発表。

オンラインサマーキャンプは、セサミワークショップの教育アプローチであるWhole Child（知的発達から情緒的発達、社会性の発達まで、子ども1人の成長を全体的に支援する）に、MetLife Foundation（メットライフ財団）の助成を受けて展開している子ども向け金融教育プログラム「Dream, Save, Do: Financial Empowerment for Children and their Families」（夢をえがき、計画をたて、行動する：みんなで考えるファイナンシャルエンパワーメント）を加えた、世界初・日本国で誕生し、国内のいくつかの小学校に導入されている小学校向け教育プログラム「セサミストリートカリキュラム」をもとに構成。中学年コース（小学3年生・4年生）と高学年コース（小学5年生・6年生）の2つのコースに分けられ、ウェブ会議サービスZoomを使用した2日間各1回各約2時間のワークショップとなる。中学年コースは「思いやりのあるお金の使い方」をテーマにお金の使い方を考えながら自分以外の“誰か”や“何か”のことを考えながらお金を使う方法もあることを学ぶことができ、高学年コースは「自分のキャリア」をテーマに将来の夢をえがき、その夢を実現する計画や行動を考えながら日々の選択が夢の実現に繋がっていることを学ぶことができる。子どもたちは、オンラインサマーキャンプを通してそれぞれのテーマについて学ぶと同時に、思いついたことを自主的・積極的に表現し、意見交換をしたり、アイデアを広げたりしながらお互いを尊重し、“みんなちがって、みんないい”という価値観の多様性や、個々の考え方や能力を認め合い活かすことを知る。

セサミワークショップの吉田麻鈴は、オンラインサマーキャンプの開催について「子どもたちは、COVID-19（新型コロナウイルスによる感染症）感染拡大の影響で、年度当初から学校が休校になったり、様々な心配を抱えながら生活を送ったり、受験や勉強の遅れに不安になったり、友達や先生に会えず寂しい思いをしたりと、大変な日々を過ごしています。セサミストリートは、そんな状況でも、子どもたちが自分の将来に希望を持ち、前向きに日々の生活を送ることができるようお手伝いをしたいと思い、“夢をえがき、計画をたて、行動する”というテーマでオンラインサマーキャンプを開催することにしました。気軽に楽しく参加していただけると嬉しいです」とコメントを寄せている。

セサミストリートの子ども向けオンラインサマーキャンプの参加申し込みは、今日2020年7月14日（火曜日）から専用申込フォームにて受付中。