KAWSの大型アウトドア芸術展『KAWS:HOLIDAY JAPAN』開催決定—富士山の麓でアート×キャンプ

©︎ 2019 KAWS:HOLIDAY JAPAN

アーティスト/デザイナーのKAWS（カウズ）が、大型アウトドア芸術展『KAWS:HOLIDAY JAPAN』（『カウズ：ホリデー・ジャパン』）を静岡・ふもとっぱら（キャンプ場）で開催することを明らかにした。

昨年、KAWS（カウズ）の代表的なキャラクターでもある“Companion”（コンパニオン）が全長約28mに巨大化し、大韓民国・ソウル、台湾・台北、香港の海上や広場でくつろぐ姿（アート）が目撃されていた。これは、香港のクリエイティブ・スタジオAllRightsReserved（オールライツリザーブド）が、KAWS（カウズ）と共に手掛けたバルーン製“Companion”（コンパニオン）のフロートを野外に展示するアートプロジェクト『KAWS:HOLIDAY』（カウズ：ホリデー）で、全長約28mの“Companion”（コンパニオン）のフロートはこれまでにアーティストが手掛けた最大の彫刻作品となったほか、フィギュアなどのコレクターアイテムも販売され、人気を博した。

そのアートプロジェクト『KAWS:HOLIDAY』（『カウズ：ホリデー』）の日本国版となる大型アウトドア芸術展『KAWS:HOLIDAY JAPAN』（『カウズ：ホリデー・ジャパン』）が、日本国の象徴・富士山を眺望できる静岡・ふもとっぱらで開催されることが決定し、今日2019年6月25日（火曜日）にKAWS（カウズ）が自身のInstagram（インスタグラム）で発表、富士山をモチーフにしたアートワークやコレクターグッズも公開。今回の『KAWS:HOLIDAY JAPAN』（『カウズ：ホリデー・ジャパン』）では、史上最大となる全長約40mに巨大化した斬新かつゆったりとした風貌の“Companion”（コンパニオン）がふもとっぱらに展示されるほか、雄大な景色と自然の中でDJパフォーマンスや美味しいフードなどを楽しむことができるコンテンツも用意される。キャンプ場には特設ショップも開設され、コレクターグッズを販売。開催に合わせてKAWS（カウズ）も来日予定となっており、2019年7月18日（金曜日）には抽選当選者400組が参加できるセレモニアルキャンプデーが開催され、その翌日からパブリックキャンプデーとして期間限定で一般公開。KAWS（カウズ）のアートと大自然が融合したまったく新しいキャンプ体験になり、リラックスムード全開のチルアウトなイベントになりそうだ。

KAWS（カウズ）は、アメリカ合衆国でアニメーター、そして、グラフィティアーティストとして活躍後、アーティスト/デザイナーとして全世界から注目を集める。KAWS（カウズ）の代表的なキャラクターでもある“Companion”（コンパニオン）をはじめ、カートゥーンやアニメーションのキャラクターをモチーフにした作品の目が“××”というのも特徴的で、ペインティング、スカルプチャー、ミューラル（壁画）、シルクスクリーンプリント、商業デザイン、プロダクトなどあらゆる方法や技法で表現している。2000年代初頭には日本国でもアパレルのデザインを手掛けたり、アパレルブランドやトイブランドとコラボレーションをしたりしてクリエイティヴなキャリアを確立し、2016年にはUNIQLO（ユニクロ）で「UT KAWS」をデザイン、2017年にはUNIQLO（ユニクロ）で『PEANUTS』（『ピーナッツ』）とコラボレーション、2018年には『SESAME STREET®︎』（セサミストリート®︎）とコラボレーションし、Tシャツやぬいぐるみを手掛け、世界中で品切れが続出したというニュースも記憶に新しく、コレクターだけではなく、一般の人々にも名が知られる存在となった。また、MEDICOM TOY（メディコム・トイ）製のKAWS（カウズ）のフィギュアは、年々価値が上昇する人気ぶりとなっている。

KAWS（カウズ）の大型アウトドア芸術展『KAWS:HOLIDAY JAPAN』（『カウズ：ホリデー・ジャパン』）は、2019年7月18日（木曜日）から7月24日（水曜日）まで静岡・ふもとっぱらで開催される。