ピクサー:グラント・アレクサンダーのアニメーション・映画制作への情熱に迫る―独占インタビュー#3
アメリカ合衆国からPixar Animation Studios(ピクサー・アニメーション・スタジオ)のスケッチアーティスト/キャラクターデザイナー:Grant Alexander(グラント・アレクサンダー)氏が来日したため、独占ロングインタビュー取材を行った。(続き)
Pixar Animation Studios(ピクサー・アニメーション・スタジオ)が誇るアーティストの一人、Grant Alexander(グラント・アレクサンダー)氏のアートやアニメーション・映画制作への情熱に迫った。Pixar Animation Studios(ピクサー・アニメーション・スタジオ)とGrant Alexander(グラント・アレクサンダー)氏のご協力のもと、未発表の貴重な資料を交えてお送りする。
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——日本国のおもちゃ企業:バンダイが、東京おもちゃショー2016でBANDAI×Disney・Pixar『超合金 トイ・ストーリー』を発表し、今年からシリーズ化して発売します。Grant(グラント)さんは、このプロジェクトにも参加しているようですね。
ハハハ(笑)バンダイのブレーンの方が、日本国のコンテンツと世界のコンテンツをマッシュアップするのが好きで、日本国のキャラクターとロボットのコラボレーションを仕掛けていました。それが超合金のキャラクターとロボットのシリーズです。BANDAI×Disney・Pixar『超合金 トイ・ストーリー』シリーズは、子どもたちの空想が生みました。それも事実ですが、実は、ミッキーマウスなどのディズニーキャラクター:ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック、グーフィー、プルートがロボットになっている『超合金 超合合体 キングロボ ミッキー&フレンズ』を見たJohn Lasseter(ジョン・ラセター)が、是非『Toy Story』(トイ・ストーリー)もやってほしいと言い出して、企画が進み始めました。(笑)パッと見は、奇抜なアイデアですが。(笑)
今回、私は、「トランジトロン」(ロボット)をデザインしています。日本国の70年代くらいの超合金『超電磁マシーン ボルテス』や『超電磁ロボ コンバトラー』なども好きなので、とても良い機会でした。このBANDAI×Disney・Pixar『超合金 トイ・ストーリー』シリーズは、2016年の東京おもちゃショーとComic-Con International: San Diego(サンディエゴ・コミコン)で発表されましたが、ファンからの反応はとても良く、好評です。同時に、バンダイが、私がデザインしたロボット「トランジトロン」のプロトタイプを作って発表、展示してくれました。ロボット「トランジトロン」に関してもファンから注目が集まったようで、私自身も今後に注目しています。