私たちからのメッセージ
第二次世界大戦後から80年にあたり、私たちは、国家間の戦争はもちろん、個人間の争い、公権力がどちらか一方に加担する個人間の争い、さらには公権力に傾倒した主要マスコミ・報道機関の報道のあり方にも反対します。
昨今の主要マスコミ・報道機関の報道(の仕方)を見ますと、真実を他所に、公権力が自分たちの都合の良いように主要マスコミ・報道機関や官公庁の記者クラブ、担当記者などの第三者に漏洩、口外、共有(国家公務員法違反・地方公務員法違反等)した情報をそのままに、情勢や事件・事故等についても取材・報道がなされ、公権力に傾倒した報道になっています。これは、第二次世界大戦当時、優勢ではないにも関わらず優勢であるかのように戦況を報道、印象を操作し、日本国民と兵士、その士気を大戦に誘導するプロパガンダとなって大日本帝國(軍・権力)と戦争に加担したマスコミ・報道各社と報道の仕方そのものであり、いまだほとんどが変わっていないことが明らかです。現に、昨今明るみになっている公権力によるえん罪事件でも、ほとんどの主要マスコミ・報道機関が公権力が発した情報そのままに取材、報道、印象を操作し、加担していました。本来であれば、マスコミ・報道機関、ジャーナリズムは、権力が暴走しないように権力を監視し、暴走を食い止める役目もあるはずですが、利権的な癒着や報道協定もあり、現在も一部主要マスコミ・報道機関や一部ソーシャルメディア運営会社は公権力に協力、加担し、プロパガンダの道具となって一緒に暴走しています。
戦後80年を機に、私たちマスコミ・報道機関は、そのあり方と公正な報道を考え、同じ過ちを繰り返さないように、一人ひとりの尊いいのちや人生が失われないように、存在と報道(の仕方)を見直し、公権力に傾倒しないようにする必要があると考えます。また、一人ひとりがメディアリテラシーを身につけ、公権力や私たちマスコミ・報道機関とそれらが発する情報が正しいと信じ込まず、常に疑問を持ち、自ら調べるなどし、時に賢いやり方で反抗することも必要です。そうしなければ、また何かを機に、権力者と利権を得る者が勝手に戦争や争いごとを企て、スーツや制服を着て手を汚さずにのうのうと高みで指示だけをして私腹をこやし、自分たちに都合が悪く反対・反抗する者を拘束し、同調圧力を煽り、騙された国民や若者が最前線で犠牲となる戦争や争いごと、ファシズムへと突き進んでいくことでしょう。戦争や争いごとは、報復と負の連鎖です。いつも権力者は知らぬふり、被害側が加害側に、加害側が被害側になり、双方が負い目を感じ、背負い続けていくのです。歴史から学び、公権力への傾倒、無駄な争いはやめましょう——私たちは、そう思います。あなたは、どのように思いますか?
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